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2013年10月16日水曜日

鉄骨専用CAD KAPのご紹介

片山ストラテック()さんのKAPシステムを使用している工事を担当させていただいています。


実務で使用している内容について、KAPシステムをちょっとご紹介できればなと思います。

KAPシステムとは、鉄骨製作のトータルシステム(CAD/CAMシステム)です。

KAPシステムの中で工作図の一般図から詳細図、現寸図、発注リスト、NC加工、塗装の指示などすべてやれてしまいます。

これだけではなく、3次元で形状のデータも持っていますので、3DDXFにて鉄骨の形状をほかのソフトに取り込むことができます。

また、各設備ベンダーさんとの連携が素晴らしいです。
各ベンダーさんのBIMソフトからスリーブデータだけをCSVまたは、txtファイルで出してもらい、KAPシステムに取り込むだけでスリーブの穴が開いてしまいます。
現在、聞いているのはReblo,TfasV,CADEWA,S-CAD4つです。

実際に工事でのデータの受け渡しは、これでやっていますが、簡単ですし、汎用で書き込んだ際の間違いもないですし、施工図から製作図へとダイレクトにつながるのは、速い・旨いです。

KAPに取り込んでから、打合せなどで画面を見ながらスリーブの位置がOKか確認もすぐできます。図面化を省力化できますね。


しかも、既製品補強材の場合は、OK,NGゾーンも2D,3Dで表示してくれます。




ルールをきちんとわかりやすくすることでさらに速い・旨いが進みますね。

さらに鉄骨専用CADの実寸法師との連携で3DDATAの受け渡しなどができるようです。
さらにさらにまだ検証段階ですがIFCまで対応していっています。

今のプロジェクトでは、内緒ですが検証と合わせて利用させていただいています。




BIMには、垣根は不要です。本当にありがとうございます。



3D-DXFでは、データ量が非常に大きくまた、せっかくのKAPの属性が取り込めませんでしたが、IFCであれば形状から、構造記号や材質までいろいろ取り込めますし、データ量も小さくて済みますね。

S造の生産構造モデルをファブリケーターが実際に製作するデータを利用することで常に最新で間違いのないもので様々な検証を現場で行うことができます
実践していていますので、そのメリットは、いくつでも上げられますよ。

短工期の現場にS造はなりがちですので、非常にそれだけでもメリットがあると常々感じています。


KAPのお試しサイトもあるようですので、見てみてはどうでしようか?



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