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2023年10月31日火曜日

Revit_集計表の列ごとにフォントサイズを変更する

集計表の列ごとにフォントサイズを変える方法です。

全体の外観については、集計表プロパティより変更できますが、

個別に変更したい場合は、列を選択して外観のフォントをクリックします。

列を選択して右クリックでもOKです。


フォントを編集を選択すると、サイズの他にもフォントなども変更することができます。


レイアウト的に同じ幅の列にしたいけど、文字数が多くて入りきらないといった場合には、

フォントサイズを個別に変えると良いと思います。


また、行の間隔を調整したいときも、使用していない空白のパラメータを表示させ、

その行のフォントサイズを調整することで行間を広くすることができます。




ひな形に合わせて集計表を調整したいときなどにも、活用できるのではないでしょうか。

元の設定に戻したいときは、同様に列を右クリックして優先をリセットすればOKです。


TM

2023年10月30日月曜日

Revit_シートのグループ番号で図面種類ごとにまとめる

集計表で図面リストが見やすいように種類ごとにまとめたいときの方法です。

まずシートにひも付ける「シートグループ番号」というパラメータを作成しておきます。

次に図面種類ごとに番号を入れておきます。

例えば、仕様書・・・0

    伏図・・・1

    軸組図・・・2    

というような感じです。

集計表の並び順をシートグループ番号とすると、図面種類順に並べることができ、

空白行にチェックを入れておくとシートグループ毎に空欄を入れることができます。


設計図の図面リストとして使用するときも多少は見やすくなるのではないでしょうか。


途中でグループ番号がズレてしまうこともありますが、編集用の集計表を作成しておけば一括で変更が可能です。


シートグループでくくっておくと何かと便利そうなので、図面枚数が多いときなどにも活用してしてみると良いかもしれません。

Autodeskの日本仕様のサンプルモデルでは図面一式作成されているので、どうやって作成しているか見てみると参考になると思います。


TM

2023年10月27日金曜日

中心吊りピボットヒンジとドアボトム機構

建具工事の製作図確認で建具用金物について
建具メーカーさんに教えていただいたことを
紹介したいと思います。

鋼製建具(SD)の計画で当初は
・SAT枠-ドアボトム
・扉吊り金物-中心吊りピボットヒンジ
が要求
でした。
SD製作図打合せを進めるなかで上記の要求は
ドアボトムの機構と中心吊りピボットヒンジが干渉して、
あまり良い組み合わせではないことがわかりました。


ドアボトムのATゴムが下がるしくみは、
ドアボトムに設置されているロッドがSD縦枠に
当たりロッドが押込まれてATゴムが下がる機構です。
扉吊り金物が中心吊りピボットヒンジの場合、
PH下部プレート金物とこのロッドをSD縦枠に
当てたい部分とが干渉するようです。




ピボットヒンジは中心吊りPHと
持出し吊りPHと2種類あると思います。
一般的な持出し吊りPHで計画することでこの干渉は
防ぐことができますが、見栄えが変わるため設計確認、
打合せして決定したいと思います。

建具用金物はいろいろ難しいことが多いですが、
1つ覚えることができて良かったと思います。

T.N


2023年10月26日木曜日

メタルカーテンウォール内部側ガラスの取付け

メタルカーテンウォールのガラスの取付けには、
シーリング材やグレイジングガスケット
使用する場合が多いと思います。

メタルカーテンウォール内面側ガラスの取付けで
梁側スパンドレル部分のガラス施工や
柱裏になってスペースが狭く
ガラス内面側シーリング施工が難しい部位
施工性検討が必要になってくると思います。
図のような内面側ガラス取付けが困難な部分は
グレイジングガスケットを使用すれば良いかな、、、と
思っていましたが、かなり材料単価が
高いというこいうことを知りました。



ガラスの内外両面ともにシーリング材を充填するのが
一般的と思いますが、前述のような場合は、
ガラス内外面いずれか一方に、先付け又は
後付けグレイジングビードを使用する場合もあると思います。

ガラス取付け協力業者さんと打合せ中ですが、
3種類のガラス取付け材と材料単価(参考)を教えてもらいました。



ガラス取付けシーリング施工が困難部位の抽出とともに、
将来メンテナンスを含めたガラス交換コストを含めて
打合せ、決定しないと、、、と思います。

T.N


2023年10月25日水曜日

ガラスシーリング材の種類と単価

ガラスシーリング材の種類と単価について
知ることができたので紹介したいと思います。

カーテンウォールのガラスシーリング材の種類について、
2成分形シリコーン系〈SR-2〉又は
1成分形シリコーン系(低モジュラス)〈SR-1_LM〉使用を
推奨していることを知りました。
上記の理由はJASS8(防水工事)にも記載があり、
カーテンウォールはガラス面積が大きいため
1成分形シリコーン系(高モジュラス)〈SR-1_HM〉
使用すると伸縮性能に追従できないことと
ガラスシールの面クリアランスが大きいため、
〈SR-1_HM〉だとせん断性能に追従できない可能性が
考えられるとのことでした。


ガラスシーリング材の単価について、前述の
2成分形シリコーン系〈SR-2〉
1成分形シリコーン系(高モジュラス)〈SR-1_HM〉とでは
シーリング材単価が2.1倍と大きな単価差があることを知りました。
【2成分形シリコーン系〈SR-2〉材料が高い】

公共建築工事標準仕様書(建築工事編)
9章 防水工事_7節 シーリングでは
金属(金属製建具)とガラスの被着体組合せでは
1成分形シリコーン系(高モジュラス)〈SR-1_HM〉
使用できる、一般用(ガラス用・金属用)として
よく知られていると思います。



ガラス面積が大きい場合やカーテンウォールの
ガラスシーリング材の選定では上記の種類と単価のことを
ふまえて計画しなければいけないと思いました。

T.N

2023年10月24日火曜日

ECP孔あけ範囲図を作成

 外壁工事計画では設備貫通の孔あけ位置等
いつも打合せ、位置調整を実施していると思います。
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)
ECPへの孔あけ及び欠き込みについて、
「パネルには、原則として欠き込み等は行わない。
   ただし、やむを得ず欠き込み等を行う場合は、
   パネルの開口の限度は特記による」とされています。
ですがこの件が特記に記されている場合は少なく、
『建築工事監理指針』に記載のECP孔あけ及び
欠き込みの限度寸法から、ECP孔あけ範囲図を検討、
作成することが良いと思いました。

それぞれプロジェクトによって、、、さらには階高、
ECPが支持される部材、留付部によっても
ECP孔あけ範囲は異なってくると思います。
施工図段階でECP協力業者さん、ECPメーカーさんに
強度確認等打合せしながら
・ECP支持スパン分類
・設備要望孔径分類
を行いECP孔あけ範囲図を作成すると良いと思いました。




設備業者さんとの打ち合わせも進めやすいと思いますので、
次回もECP孔あけ範囲図の作成
するとよいかな、、、と思いました。

T.N



2023年10月23日月曜日

防水層のルーフドレンつばへの張掛け幅

防水層のルーフドレン回り取合いで
1つ覚えたことがありました。

公共建築工事標準仕様書(建築工事編)
令和4年版 9章.防水工事9.2.4 施工(4)(エ)に
下記のような記載があります。
『ルーフドレン回りは、最下層に300mm 以上の
 ストレッチルーフィングを用いて、ドレンのつばに
 100mm 程度、残りをスラブ面に張り掛けて増張りする』
このつばに100mm、が以前は50mmだったような、、、
と思いましたので調べてみました。



調べてみるとやはりかなり以前は
ドレンのつばに50mmが記されていましたが
平成25年版『公共建築工事標準仕様書』から
ルーフドレンのつばについて
防水層の張掛け幅が100mm以上確保できる形状のもの
とされています。


防水層張掛け幅100mmのルーフドレンの
位置計画では製品外径がかなり大きくなるので
・周辺の立上り躯体
・立上り保護材
・排水溝取合い
などと干渉しないよう注意が必要かな、、、と思いました。

T.N

2023年10月20日金曜日

Revit2024の改善点 プロジェクトパラメータの並び順

今回はRevit2024の改善点プロジェクトパラメータの並び順についてご紹介します!

今までのバージョンではプロジェクトパラメータは作成順に並んでいましたが、
Revit2024からは作成順に関わらずアルファベット順に並ぶようになりました!



共有パラメータでないプロジェクトパラメータの場合は、
頑張って作成し直せば何とか意図した並び順にできますが、、、
共有パラメータをプロジェクトパラメータにする場合、
共有パラメータを作り直すことはGUIDも変わるので現実的に考えられません。
アルファベット順に並び替えられたことで見た目の違和感もなくなりましたね!

是非、ご活用ください!


NF

2023年10月19日木曜日

Revit2024の新機能 複数ビューをシートに配置

今回はRevit2024の新機能複数ビューをシートに配置についてご紹介します!

今までのバージョンではシートにはビューを一つずつしか配置できませんでしたが、
Revi2024からは複数のビューを一度に配置できるようになりました!



平面断面ビューだけでなく、製図ビュー凡例集計表一緒に配置できます!

是非、ご活用ください!


NF

2023年10月18日水曜日

Revit2024の新機能 作図領域からシートビューを開く

今回はRevit2024の新機能作図領域からシートビューを開く方法をご紹介します!

今までのバージョンではプロジェクトブラウザからシートに配置してあるビュー
右クリックすることでシートを開くことができました。


Revit2024からは開いているビューの作図領域から右クリック
シートを開くことができるようになりました!



ちょっとしたことですが、プロジェクトブラウザでビューを探さなくてよくなり
簡単にシートを開くことができるようになりました!

是非、ご活用ください!


NF

2023年10月17日火曜日

Revi2024の新機能 塗り潰しパターンの書き出し

今回はRevit2024の新機能塗り潰しパターンの書き出しについてご紹介します!

Revit2024から塗り潰しパターンを簡単に書き出しできるようになりました!

方法はとても簡単です!
管理」タブの「その他の設定-塗り潰しパターン」から
書き出すパターンを選択して「書き出す」コマンドを選択するだけです!



書き出した塗り潰しパターンを登録する方法は上記と同じく
塗り潰しパターンウィンドウの「新しい塗り潰しパターン」から
カスタム-参照」よりパターンファイル(.pat)を参照してパターンを選択するだけです!



プロジェクトファイル間であれば塗り潰しパターンをコピーする方法として主に2通りありました。
全ての塗り潰しパターンをコピーしたい時:プロジェクト標準を転送
一つの塗り潰しパターンをコピーしたい時:塗り潰し領域をコピー&ペースト



プロジェクトとファミリ間の場合は「プロジェクト標準を転送」はできましたが、
塗り潰し領域をコピー&ペーストはできませんでした。
プロジェクトに登録されている塗り潰しパターンをファミリ内で使用したい時に
今回の塗り潰しパターンの書き出しは役立ちそうです!

Revit2023から3Dファミリ内で塗潰し領域が作成できるようになったので
それに連動した新機能かもしれないですね。

是非、ご活用ください!


NF

2023年10月16日月曜日

Revit2024 コンテンツパック(ファミリテンプレート)

今回はRevit2024コンテンツパックについてご紹介します!

Revit2024ファミリを新規作成しようとしたところ、
いつもの「一般モデル(メートル単位)」や注釈関連
ファミリテンプレートがありませんでした。。。


Revit2021でも同じことがありました。
Revit2021では「挿入」タブの「Autodesk コンテンツを取得」から
ウェブページで日本語版のコンテンツをダウンロードできましたが、
Revit2024では「Autodesk コンテンツを取得」のコマンドがありません。。。



調べてみたところRevit2024コンテンツページがありました!
下記ページの「Revit 2024日本語版コンテンツv1」からダウンロードできます。



インストールしたところいつものファミリテンプレートインストールされました!



Revi2024だけでなくでいつものファミリテンプレート
インストールされていなかったら「Revit202* コンテンツ」と
検索してコンテンツパックをインストールしましょう。

是非、ご活用ください!


NF

2023年10月13日金曜日

梁の壁定着???


またまた基本設計の図面をみているとこんな所が

図面の一部ですが

   ⇩








梁があるんですが取り合っている箇所は“”柱“”はなくEW(壁厚350mm)の壁なんです!

疑問に思い、構造設計に確認すると・・・

こんな資料が

   ⇩








定着するのに“”375mm“”必要だから“”NG“” 柱が必要との事でした。

でもEWの壁厚375mm以上だったらOK???

まぁ結局は、意匠設計の記入漏れとの事だそうです。

 

.

2023年10月12日木曜日

耐力壁にある開口


基本設計時の図面を見ていて耐力壁の部分にこんな大きいが開口空いていて

大丈夫かなぁ??? 結構大きく空いているんですよねぇ

    ⇩








ちょっと調べてみました。計算式は

   ⇩







 

赤の範囲を開口とみなして計算するので

   ⇩


・・・全然足りませんでした

結局、建具:AGは他の余裕がありそうな壁に移動することにしました。








そんな複雑な計算ではないので

ちょっと開口大きそうだなぁと思ったら計算して確認してみた方がいいなっと。


T.A

2023年10月11日水曜日

ArchiCAD 車両軌跡

 

なんとなくライブラリ内をみていたらいつのまにか“”車両軌跡“”があるではないですか。

名前は“”回転半径曲線“”だそうです。


こんな感じの 

  ⇩






ちょっといつも見ている奇跡図とは見た目が違うので

ちょっと2Dで書いてみて確認してみました。

   ⇩






重ねてみたら・・・ 

   ⇩






いいんじゃじゃないですかね。


手軽に使えそうなので今度使ってみようと思います。

ちなみに使用する際は、注意事項が

””情報””の中に入っているので確認してみて下さい。







T.A

2023年10月10日火曜日

ArchiCAD Rhinoデータをホットリンク

  

ArchiCADRhinoデータを取り込む時に、精度よく取り込みたいけど

データがデータが重くなりそうなんだよなぁ~

っということで“”曲線形状の分割“”ポリゴン数を選択するのに

実際に取り込んだ際、どれ位ちがうのかなと思い少し確認してみました。


Rhino元データはこんな曲面   ⇩



 





取り込むポリゴンレベルは中位(青)とMAX(赤)








2つのモデルを取り込んでみるとこんな感じ まだら模様な感じです。


            ⇩



 




断面を見てみると結構違うんですねぇ  ⇩









測ってみると“”393mm“”こんなに違うところが・・・

精度が欲しい時はMAXでやった方がいいかなっと思います。


T.A

2023年10月6日金曜日

Revit アドイン Tiny tools⑤

Bulk Rename 名前の一括変更

名前を変更したいビューを選択後Bulk Renameを選択。

Bulk Renameを開き、上から

・変換したい場所の文字を入力

・変換する文字を入力

・先頭に追加

・最後に追加


まずはコピーを変換(削除)してみます。

下図のように入力し、Applyを選択すると変換(削除)されます。

文字を置き換える場合は下図のように入力をします。(3を1に変更)

先頭に「01_」最後に「_name」を追加し、Applyを選択。


簡単に一括で名前の変更ができるのでお勧めです。

TT