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2012年11月26日月曜日

外壁ALCに取付くサッシ廻りの処理方法

外壁に取付くサッシ廻りにモルタルを詰める
ことはよくあります。
しかし、外壁がALCの場合、ALCがロッキング工法で取り付けられているときは要注意です。
ALCがロッキング工法の場合は、ALCは建物の層間変位に追従し、「動くもの」として扱われます。
モルタルを詰めてしまうとALCが挙動した時に割れてしまう恐れがあります。

対策として、サッシ周りにモルタルを詰めずに乾式とすることです。
参考例として

外部側:ALCとの取り合いはシーリング
内部側:居室の場合⇒結露対策で現場発泡ウレタンを吹き
               額縁などを取り付け、内部仕上げ材で覆う。
              工場など露出する場合
                ⇒サッシ同材のアルミプレートなどで周囲を
                                      塞いで隙間をふさぐ。

                工場であればアルミプレートでも十分です。

建物は、動くものと考え、適材適所を心掛けましょう。

Fujii

2012年11月22日木曜日

ArchiCAD 立面図に色を付けよう

ArchiCADで立面図色をつける方法をご紹介します。

例として、下記のような立面図に色をつけたいと思います。



1.立面図上で右クリックし、立面図設定を開きます。

2.モデル表示のグループの「投影表面を塗りつぶし」を『元の材質カラー(シェードあり)』に変更します。
(影の表現が必要ない場合は、『元の材質カラー(シェードなし)』です)



3.立面図の設定をOKボタンで閉じると、立面図に色が付きます。


4.さらに材質に割り当てられている塗りつぶし(ベクトルハッチング)を表示する場合は、
同じく立面図の設定を表示し、モデル表示のグループの『ベクトル3Dハッチング』にチェックを入れます。


5.立面図の設定をOKボタンで閉じると、立面図に塗りつぶしが表示されます。



プレゼンなどに活用できる立面図が簡単に作成できます!
ご活用ください!


Takayuki.H

2012年11月21日水曜日

ArchiCAD グループ化解除

ArchiCAD グループ化解除


壁など連続や矩形で描くと、デフォルトではグループ化されてしまいます。




その設定を解除するには、【編集】-【グループ化】-【自動グループ化】の有効を外しておきます。





また、せっかくグループ化したのに、移動などするときに「一緒についてこない」場合があります。

上のほうにある、【グループの一時解除】という下図のようなボタンの有効を外せば解決します。







逆に「グループ化したけどちょっと直したい」、というときはこの設定を有効にすればよいです。

FH

2012年11月20日火曜日

ArchiCAD 断面形状が好き!

ArchiCADの断面形状ってなんでも簡単に
つくれちゃうから、とても好きです。

既存倉庫の解体、改修取合い検討用で
作成したモデルですが、下の図で部材の数は

断面形状で作成した4つの梁と1つの壁

だけなんです。


















断面形状で作成しておけば、好きな名前で
登録できますし(またあとで使うとき便利)
梁の断面形状は勾配(傾斜)が簡単に
与えられるのがいいですね。



















下絵を使って2時間ほどで出来ました。
これで良い検討ができるといいですよね。


断面形状が好きです。
まだまだ、便利なことありそう。。。
T.N

2012年11月14日水曜日

ArchiCAD R部分の長さを測りたい

今回は、Archicadで円形要素のR部分の長さを
測る方法をご紹介します!



1.測りたい要素を選択します。


















2.[ウィンドウ]→[パレット]→[要素情報]メニューを選択します。






































3.赤丸が付いたボタン(要素サイズ)をクリックすることで要素の長さが表示されます。

























要素情報は、選択している要素の様々な情報を確認できます!

ぜひその他の情報確認にもご活用ください!


Takayuki.H



2012年11月13日火曜日

ArchiCAD 立面図・3Dパースでテクスチャの方向を変える

ArchiCADで立面図や3Dパースでテクスチャの方向を変えたい場合、

次の設定で変更できます。


3D画面上で変更したいモデルを選択し、[デザイン]-[3Dテクスチャを調整]

目地を移動する場合は [原点を設定]、角度を変える場合は[方向を設定]を

選択します。





3D画面上で設定したい状態にし、立面図にすると2D図面上のテクスチャも

変更されました!




是非お試しください。


by.sakamoto

2012年11月12日月曜日

ピクチャーレールの取り付け

ピクチャーレールの取り付け場所は家具の配置や飾るものがなかなか決まらず。
最後まで決まらない事が多い部材の1つですね。

最初からここって決まっていればでよいのですが、後から変更となると
せっかく貼ったボードを剥さなくてはなりません。
先付けタイプ

そんな時後付けタイプを提案してみてはどうでしょうか。(デザインもいくつかあります)
予想される全ての場所に「先付けタイプ」を取り付けるのも手ですが、
もったいないですね。
後付タイプ1
後付タイプ2
後付タイプ3

AM












2012年11月9日金曜日

Revit カーテンウォールのマリオンを作る

 
「新規作成」から「ファミリ」を選択します。
 
「プロファイル・マリオン(メートル単位)」を選択して「開く」を選択します。
 
「ホーム」タブから「線分」を選択して、マリオンの断面形状を描きます。
 
マリオンが描けたら「名前を付けて保存」で「ファミリ」を選択します。
 
名前を付けて保存します。
 
「プロジェクトにロード」を選択します。
 
プロジェクトブラウザで「ファミリ」の「プロファイル」の
中に先程作成したマリオンの名前があります。
 
「ホーム」タブで「壁」を選択します。
 
「カーテンウォール」を選択します。
 
画面にカーテンウォールの線を描きます。
プロジェクトブラウザで「ファミリ」の「カーテンマリオン」の中から「長方形マリオン」を選択し
右クリックで「新しいタイプ」を選択して、名前を付けます。
 
 
新しく作成したマリオンの名前にカーソルを合わせて右クリックをして
「タイププロパティ」を選択します。
「プロファイル」の欄で作成したマリオンの名前を選んで「OK」を選択します。
 
画面のカーテンウォールを選択して、プロパティの「タイプを編集」を選択して「タイププロパティ」
画面で「垂直マリオン」の「内部タイプ」「境界1タイプ」「境界2タイプ」を作成したマリオンタイプを
選択し「OK」を選択します。
 
下図のようなカーテンウォールが出来ます。
 
by shoichi.I
 
 
 
 
 
 
 
 
 


2012年11月8日木曜日

Revit 仕上げの一覧表を作る


Revitで部屋の防水仕様の一覧表を作ってみましょう。
下図のような部屋に防水仕様を設定します。
部屋101と201を塗膜防水、部屋102と202をアスファルト防水とします。

上記のように部屋のプロパティの中に防水の項目が無かったら集計表で追加します。
追加の方法は「表示」タブの「集計」から「集計表/数量」を選択します。

プロパティの「フィールド」を選択します。

「パラメータを追加」を選択します。


パラメータデータの「名前」を防水、「専門分野」を一般、「パラメータタイプ」を文字
「パラメータグループ」を識別情報に設定して、「OK」を選択します。
これで部屋のプロパティに防水の項目が追加されますので、そこに仕上げを記入します。

集計表のプロパティから「フィールド」を選択し集計する項目を選択します。
「使用可能なフィールド」の中からレベル、名前、防水を「集計するフィールド」へ追加します。

「並び替え/グループ化」から「並び替え方法」の「見出し」にチェックを入れます。


下図のような集計表が出来ます。
仕上げを追加すれば各部屋の仕上げの一覧表も出来ますので、応用して使ってみて下さい。



by shoichi.I


2012年11月7日水曜日

Revit カラースキームで色分けをする

 
Revit カラースキームで色分けをする
 
Revitのカラースキームを使って部屋の仕上げ別に色分図を作る方法です。
 
「部屋1」を選択します。
 
 
プロパティで床、壁、天井の仕上げを入力します。

 

 
同様に「部屋2」を選択し床、壁、天井の仕上げを入力します。

 
同様に「部屋3」を選択し床、壁、天井の仕上げを入力します。
 
「プロパティ」の「カラースキーム」の<なし>を選択します。

 
「床仕上別」を選択して、「OK」を選択します。
 
部屋の色分けが出来ました。
 
 
by shoichi.I