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2019年3月29日金曜日

ARCHICAD 「平面図の切断面」設定を保存する

今回は、ARCHICADで「平面図の切断面」設定を
保存する方法をご紹介します!

平面図の切断面」設定は、モデル作成中色分図の作成、
図面化する際にも設定が異なってくると思います。

【参考記事】
ARCHICAD_部材が平面図に見えてこないとき
http://sherpa-net.blogspot.com/2018/05/archicad_23.html

ArchiCAD 2Dでの表現の上書きのコツ② +α
http://sherpa-net.blogspot.com/2017/09/archicad2d.html


図面化する際の設定例としては、R階の柱です。
デフォルトの設定のままだと柱の上部が見えない場合が多いです。



平面図の切断面」設定を保存する方法は、とても簡単です!
任意の設定の状態で「ビュー保存」するだけです!



作業ごとに毎回変更するのは手間であったり、
設定した数値を忘れがちなので、とても便利です!

是非ご活用ください!


NF

2019年3月28日木曜日

ARCHICAD 表現の上書きでモデルチェックの進捗確認

今回は、ARCHICAD表現の上書きモデルチェックの進捗
確認する方法をご紹介します!

ARCHICADで作成したモデルで、符号やレベルなどチェックする際に
検索と選択」を活用してチェックすると便利ですよね。
しかし、規模が大きい建物になると部材数や種類も多くなり
チェック漏れが出る可能性も高くなります。

そこで表現の上書きを活用して、チェック漏れを防ぐ方法をご紹介します。

まずは準備として「プロパティマネージャー」と
表現の上書きルール/セット」を設定します。

【プロパティマネージャー】
プロパティ定義は、未チェックチェック済みが分かればよいので
True/False」を使用します。



【表現の上書きルール/セット】
表現の上書きルールは、見た目で未チェックチェック済み
確認したいので作成したプロパティのチェック済みを条件にして設定します。



続いてチェックの進捗を確認していく方法です。
(「表現の上書きセット」は作成したセットにします)
例えば、梁の符号をチェックする場合、「検索と選択」で
チェックする符号を選択します。



図面や色分図と照らし合わせて問題なければ、選択したまま作成した
プロパティをFalse(未チェック)からTrue(チェック済み)に変更します。



そうするとチェックした梁が赤色になります!


チェックを進めていくとこのような感じになっていきます!
目視だけでも未チェック部分が分かります!



最後に一通りチェックが終わった時点で未チェック部材が無いか
検索と選択」でプロパティを利用して確認します。


検索と選択」で選択されるのが「0」になれば未チェック部材が
無いことになります!

表現の上書き」は色分図などに活用されることが多いですが、
進捗確認変更履歴などにも活用できそうですね!

是非ご活用ください!


NF

2019年3月27日水曜日

ArchiCAD_斜め梁の断面で配筋モデルリング


斜めの梁配筋モデルを作成するときに、断面を取得してモデリングする方法のご紹介です。

まずSTPを配置するため、断面ビューで梁の断面STPの端点編集用の下図線モルフで作成します。

次に、梁の傾斜に垂直になるように傾けておきます。




パイプツールで作成したSTPは断面ビューで回転ができないので、端点を移動して傾きだけ合わせ、モルフの下絵の上においておきます。




次に3Dビューで平行投影にし、クリック面の垂直目標面でモルフの面を指定すると、梁の断面を投影して作業することができます。




STPの端点を下絵のモルフに合わせて調整すれば、STPの配置が完了です。




主筋を配置するときは、断面ビューで傾きを合わせておき、平行投影にして断面を表示させ割り付ければ完了です。






距離入力移動コピーもできるので、上筋との鉄筋のあきを確保したいときにも作業しやすいですね!




梁が斜めの場合は、平面ビューや断面ビューで割り付けできなくもないのですが、、、

やはり配筋モデル断面が見れた方が便利ですよね!

平行投影色んな場面で使えそうなので、ぜひお試しください♪



TM

2019年3月26日火曜日

J-BIM_梁ハンチの形状変更

J-BIMで梁ハンチの種類を変更する方法のご紹介です。


まず、ハンチを編集したい梁を配置します。





配置してから[属性変更]を開いて、ハンチ形状を[勾配]、[ドロップ]から選択します。





今回は角ハンチを作成します。

ハンチの位置は①、長さは②で変更可能です。



OKボタンを押すと・・・


ハンチの形状が変わります!

是非ご活用ください!

MU

2019年3月25日月曜日

ArchiCAD 角度寸法

角度寸法、ずっとうまくできないな~
と思っていたのですが、、
こつがあったのでご紹介します♪





AutoCADでは、寸法>角度寸法記入で、
①②の順にラインをクリックすると
角度寸法が入りますよね。




ArchiCADでは、同じようにやろうとすると、
何も反応しないか、なぜか変な場所に角度寸法が書かれてしまったり、、
ということがあります。
(違うCADなんだから当たり前っちゃ当たり前なのですが、、
なんでいつもうまくできないのかな~って思ってました。。)



方法は簡単です!
ArchiCADでは、
①②・③④という感じで、
1番目の辺、2番目の辺を2点ずつクリックし、
角度を入れたい箇所をクリックすると
きれいに角度寸法が入ります!
(2点ずつクリックしなくてもうまくいくときもあるのですが、
うまくいかないってときは、このやり方が確実かと思われます。)








ちなみに、ちょっと角度測りたいな~ってときは、
vipツールですが、
デザイン>デザイン補助>2D機能>角度測定
を使って
①②の順にクリックすると、簡単に角度を計測できます!






お試しください♪




y-ito

2019年3月22日金曜日

MindManager 打合せでタイムラインの活用


打合せの時、レジメ(レジュメ)は何で作成していますか?

MindManagerでも作成することができます。


「新規作成」のテンプレートから「タイムライン」を選択し、

打合せ日の下に説明する順番に項目を作成します。



この各項目には、説明したいファイルをリンクすることができます。



順番通りに、ファイルを開いて説明することができますので、忘れがなくなります。

また、いつに何を説明したかの履歴も残りますし、次回打合せ予定日を作成し、

その下に持っていくものを決めれば、次回までにやることも決まります。


リンクは、「ファイル」か「フォルダ」を指定できます。

また、「URL」も可能です。



「詳細設定」では、リンクのパスを「相対」か「絶対」かを指定できますので、

打合せ用のノートPCを使う時でも使えます。


その他にも色々な活用方法がりますので、またの機会にご紹介します!


sakamoto

2019年3月20日水曜日

ARCHICAD ハンチ梁のオブジェクト(注意点)

先日、ご紹介した「ハンチ梁のオブジェクト」の注意点です。

ARCHICAD ハンチ梁のオブジェクト
http://sherpa-net.blogspot.com/2019/03/archicad_19.html


①ハンチ長
構造図でハンチの切り替わり位置は、通り芯から設定させている
場合が多いと思います。
取り合う柱などのサイズが始点側と終点側で異なる場合は、
それぞれ考慮して設定する必要があります。

<取り合う柱のサイズが違う場合>


設定する際になるべく一括で設定できるようにオブジェクトを
配置する際は始点側と終点側を統一して配置しましょう!



②モデルデータの受け渡し
今回ご紹介したオブジェクトは、ARCHICADのデフォルトで
インストールされているオブジェクトではありません。
モデルデータを送る際は、
・アーカイブプロジェクト(pla.)形式で送付
・送り先のパソコンにも当該のオブジェクトをインストールして頂く
どちらかの方法でデータの受け渡しをしましょう!


NF

2019年3月19日火曜日

ARCHICAD ハンチ梁のオブジェクト

今回は、ARCHICADハンチ梁を作成・表現するのに
便利なオブジェクトを見つけたのでご紹介します!

それは、構造計算ソフトと連携するために必要なアドオンと一緒に
インストールされるオブジェクトです!

今まで、ハンチの付いた梁を作成する場合は、
モルフに変換してからハンチ形状を作成していました。
【参考記事:ArchiCAD 片持ち梁・カンチレバーの作成方法】
http://sherpa-net.blogspot.com/2016/06/archicad_20.html


今回見つけたのは、「ST-Bridge Converter for ARCHICAD」です!

【GRAPHISOFT社:ダウンロードページ】
https://www.graphisoft.co.jp/download/addons/stbridge/


アドオンをインストールすると関連するオブジェクトもインストールされます。
ハンチ梁を設定できるのは、その中の「STB標準S梁」です!
設定項目がいっぱいあります。


試しに、参考記事と同じような先端部に向かって梁成が
小さくなる梁を作成してみました。


設定項目の「始点(終点)側断面成」を設定するだけで作成できました!
切り替わりの位置は、「始点(終点)側ハンチ長」を変更できます。
(切り替わり位置は、平面図ビューでも変更可能です)



他にも色々な表現ができました!


モルフではなく、オブジェクトでパラメトリックなので、変更も簡単ですね!
オブジェクトですが、レベルの基準点天端になっていました!



一般形状の梁は、「梁ツール」で作成し、ハンチが付いている梁は、
このオブジェクトが活用できそうですね!


NF

2019年3月18日月曜日

ARCHICAD 自動包絡

今回は、ARCHICADでのモデル作成時の包絡について
ちょっとしたコツをご紹介します!

鉄骨モデルの梁の入力や内装モデルの壁の入力などで、
包絡をさせずに要素の面で止めたい場合の設定です。

例えば、鉄骨モデルの小梁の入力の場合、ピン接合の10mmあけるために
一度交差する梁の面で止めてから10mm離します。

その際に「自動包絡」がONになっている場合、梁の面で止めた時に、
梁同士が包絡してしまいます。


これを防ぐために「自動包絡」をOFFにしましょう!
(「自動包絡」の設定は、デフォルトでONになっています。)



他にもこんな時に注意が必要です!
自動包絡」がONの時、要素の片方が面にくっついていて
もう片方の長さを変更した場合でも自動で包絡してしまいます。



包絡の処理をする際は、「自動包絡」の設定を確認しましょう!


NF

2019年3月15日金曜日

鉄骨部材のあきに注意

鉄骨梁と鉄骨梁のあきや、鉄骨梁とPL、間柱のあきについて
いつも10mmと思ってモデル作成していましたが、
この10mmのあきについて少し注意したい部分がありました。

鉄骨にPLを隅肉溶接し接合される場合、いつも10mmではなく
15mmまたは20mmあきを計画しモデル作成するのが良いです。

モデルのように鉄骨材料端部にPLを設置し、さらにPLと
GPLが取合う時も同様です。



PLが厚い場合は隅肉溶接サイズSの寸法も大きくなります。

鉄骨梁に接合するGPLの厚みがある場合、鉄骨部材のあきが
隅肉溶接サイズSの寸法を考慮し、20mmや25mmで
計画するのが良い場合があるので、注意が必要と思いました。

T.N

2019年3月14日木曜日

REVIT _断面ビューで高さを「移動ツール」で変更きる・できない


断面ビューの状態で部材を高さ方向「移動ツール」でマウスを使って移動したい場面があると思いますが、
カテゴリによってできるもの・できないものが有ります。

把握しておくと高さ変更時の最適なツールを選ぶ事ができます!

POINT 


カテゴリによるできる・でいないの把握   


1.について

     移動できない  ×



2.について

    右クリックメニューで[面からアタッチ解除]で移動可能  

 ※詳細は昨日のブログを見て下さい!



3.について

    移動できない  ×




4.スラブについて

   移動可能   



梁とスラブは「移動ツール」でマウスを使って高さ方向の移動ができました!
把握しておこう!


A.M

2019年3月13日水曜日

REVIT _断面ビューで梁高さを「移動」する


梁を配置した状態で勾配のついたスラブに対し高さを合わせる為、断面ビューが合わせやすいと思い、
断面ビューで移動しようとしたところ、「移動」ツールで高さ方向への移動ができませんでした。
梁のプロパティーで数値入力でもいいのですが、高さを計測しながらの作業になり。
あまり効率的ではありません。その回避方法の紹介です。

POINT 

参照レベルから「アタッチ解除」

1.梁を配置した状態

プロパティの参照レベルグレーアウトしています。


2.梁を選択して右クリックメニューで[面からアタッチ解除]

プロパティの参照レベルが黒色になりました。



3.移動ツールが使え、スラブに合わせてマウスで無事移動できました!

梁天端の出隅とスラブ天端をスナップが効いた状態で合わせる事ができました。








A.M