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2017年2月28日火曜日

ARCHICAD20 プロパティマネージャーで梁天端レベルを拾う

ARCHICAD以外の他ソフトで作成した鉄骨モデルなどの構造データ
IFCを介してARCHICADで開くと梁の基準位置が中心にあることが多いですよね。


基準位置が中心にあるので、天端高さが同じ部材でも梁の高さ設定は
それぞれバラバラです。。。
なので「検索と選択」や「一覧表」では、梁の天端高さを拾うことができません。。。

 
       「梁の設定」            「一覧表」

そこで今回は、ARCHICAD20から追加された「プロパティマネージャー」と
Excelインポート/エクスポート」を使用して、梁の天端高さを拾えるようにする
方法をご紹介します!

まず初めに、「オプション」の「プロパティマネージャー」で
「データタイプ」が「数値」のプロパティを作成します。



続いて「Excelインポート/エクスポート」用の一覧表を作成します。
図のように、「フル要素ID」、「断面形状」、「高さ」、「フロアまでの高度」、
そして作成したプロパティの「梁_天端レベル」で作成します。


この一覧表Excelでエクスポートします。
「ファイル」から「相互運用性」の「要素プロパティ→一覧表からプロパティ値を
エクスポート」でエクスポートします。


エクスポートしたExcelを開いて、「梁_天端レベル」の列で計算式を入力して
梁の天端高さを一括で計算して保存します。
【計算式】(「高さ」/2)+「フロアまでの高度」

↓↓↓

Excelで梁の天端高さを計算したデータをARCHICADでインポートします。
「ファイル」から「相互運用性」の「要素プロパティ→要素にプロパティ値を
インポート」でインポートして完了です!



この方法の「梁天端レベル」のプロパティを使用すれば、
検索と選択」や「一覧表」で梁の天端レベルを拾うことができます!


さらには「表現の上書き」を使用して色分けモデルも作成できます!
「表現の上書き」の詳しい方法は過去の記事をご参考下さい!

【ARCHICAD20の新機能① 「表現の上書き」】

http://sherpa-net.blogspot.jp/2016/10/archicad20.html


最後に1点だけ注意することがあります。
梁の高さを修正した場合、作成した「梁天端レベル」のプロパティには
反映されないので注意してください。
再度反映する場合は、同じ方法をもう一度行うと反映されます。

今回の方法はモデルチェック色分図を作成するときには特に有効です!
是非、ご活用してみて下さい!

NF

   

2017年2月27日月曜日

BIMx 材質表示の注意点

ArchiCADモデルをBIMxで閲覧するときの注意点をご紹介します。


ArchiCADで材質を作成するときにテクスチャを設定した材質を使用した場合、
テクスチャのパターンをミラー反転などに設定ができますよね。

この設定がBIMxのバージョンによっては反映されなくなってしまいます。
ArchiCAD19で作成したデータです。
BIMxデータに変換しArchiCAD17用BIMxで見てみます。
ミラー設定が反映されず通常の繰り返しのパターンになっています。


ちなみにArchiCAD19用BIMxで見てみると


ArchiCADモデルと同様に表現されています。


ArchiCADモデルをビューアーソフトでみれるBIMx形式ですが、
相手先のバージョンの確認も忘れないようにしましょう。

N.Y

   

2017年2月24日金曜日

ArchiCAD 断面形状で耐火被覆を作るとき

ArchiCADですでに鉄骨モデルを入力していて
詳細モデル用に耐火被覆も入力しよう!
ってなったときの
断面形状で梁型をくり抜いた状態で耐火被覆を登録したいとき
ちょっとした工夫です。

登録数が多いと大変ですが、
すでに梁は断面形状で入力してあるので、まずそれを複製します。

その後、
梁をコピペして、
「すべての辺をオフセット」で厚みを指定し、



ペットパレットで「ポリゴンから削除」を選択した状態で
spaceキーを押しながらマジックワンドでくり抜く。

で、鉄骨部分の塗りつぶしを削除します。



ちょっとしたことなのですが、
下書き線を書いて塗りつぶしを作成してやるよりは
速いと思います!

その後の配置は、
入力済みの鉄骨部材をフロアごとにコピーし、別のレイヤーに貼り付ける。
一覧表で耐火被覆のレイヤーを入れ替える。
耐火被覆の端部を「一括ストレッチ」で梁芯にして完了。

などでやってみるとよいかもです!


y-ito


   

2017年2月23日木曜日

ArchiCAD20_お気に入り

ArchiCAD20では新機能や変更になった機能が色々とありますが、
今回はその中で「お気に入り」について紹介します。

まず、大きく変わった点といえば、ツールのアイコンにカーソルを合わせると黒い矢印が表示されます。
それをクリックすると、登録されているお気に入りが3D画像で表示されます。
ツールのアイコンから直接お気に入りが選択できるようになりました。

また、右上のフォルダアイコンを選択すると、階層が上がり、フォルダごとに仕分けられたお気に入りが表示されます。
ArchiCAD20からはフォルダで管理できるようになったため、種類ごとに分けることができて便利になっています。

デフォルトのArchiCADテンプレートには、既にいくつかお気に入りが登録されています。
3D画像で表示されるので、どのような仕様なのか一目でわかりやすくなっています。


お気に入りの登録方法は、各ツールの設定画面から、左上ののアイコンを選択します。


お気に入りのウィンドウが表示され、左下の☆のアイコンで新規にお気に入りを登録できます。

フォルダ新規作成は、左下のフォルダのアイコンから作成できます。


これまでは設定の手間を省くためによく使用する設定のものはお気に入りに登録していましたが、
ArchiCAD20ではツールのアイコンから直接お気に入りが選べるようになったので、操作性が良くなりました。


Takayuki.H    

2017年2月22日水曜日

ArchiCAD パイプツールの長さ変更を簡単に行う

シェルパブログで、何度か登場しています

パイプツールによる配筋モデル!

パイプツールは、配筋モデル作成でとても便利ですが、
作成したパイプはオブジェクトなので、柱や梁のように
分割一括ストレッチ機能を使っての 一括での長さ調整ができず、、、

修正が必要となった時に、1本1本修正することもありました。。


修正する鉄筋が、同じ長さのものであれば
1本のパイプの長さを変更した後に、コピーして配置する
、という方法もありですが、

その場合、
配置していたパイプの隣り合う間隔を覚えておいて、、
配置していたパイプを一度削除して、、といった作業が必要です。

そこで、もう少し簡単に長さの変更ができないものかと思っていましたら、、


パラメータ取得」 と 「パラメータ置換 
 
を使うことによって、ポンポンと、長さ変更をとても簡単に行うことができました!
 
手順です☆

Altを押しながら、 修正の済んでいるパイプをクリックし、 パラメータを取得します
Ctrl+Altを押しながら、これから修正するパイプをクリックし、パラメータ置換を行います
以上の 2クリック で長さ変更を簡単に行うことができました~☆


注意

  パイプツールには始点・終点があり、配置の向きが異なるパイプがあると、
  長さはしいものに変更されますが、配置位置が異なってしまうことがあります!

気を付けないと、下図のように配置位置がおかしなことに!!!!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

☆ 変更を行うパイプの配置向き・位置には気をつけて、ぜひ試してみてください
 

 YS
   

2017年2月21日火曜日

ArchiCAD_外部参照したPDFのスケールを合わせる

モデルを作成する時、図面を下絵にしてトレースを行なったり、図面との不整合箇所をチェックしたりすると思いますが、
下絵として参照したい図面データがPDFしか存在しない場合、PDFは外部参照するとスケールが合っていないことがあります。


その場合、スケールを合わせる必要があるのですが、過去のブログでその方法は記載されています。
過去のブログはこちら↓


「ArchiCAD サイズ変更を利用して縮尺を合わせる」
http://sherpa-net.blogspot.jp/2015/07/archicad_30.html

PDFのスケールを合わせる場合、長さの基準となる2点をクリックして決めてあげなければならないのですが、
PDFはスナップが効かないため、基準となる点を目視でなんとなくクリックしないといけません。


その場合、なんとなくスケールは合っている図面にはなるのですが、目視だとやはりズレが生じます。


そんな時は、PDFを分解して、長さの基準となる点にスナップが効くようにする良いです。


①まず、外部参照したPDF図面を選択して、「編集」→「変形」→「分解」を選択します。





②分解パレットが開きますが、基本的には設定はデフォルトのままで良いです。
 ポイントは、「分解後、元の要素も保存」にチェックが入っていることを確認します。




③PDFが線などに分解された状態になります。
 (元の外部参照したPDF図面も残ったままの状態です)


「Ctrl+A」で全てを選択し、メニューバーより、「サイズ変更」のアイコンをクリックします。


⑤「サイズ変更」の設定画面より「画面上で定義」にチェックを入れ「OK」で設定画面を閉じます。



⑥平面上で長さの基準となるポイントを2点クリックします。
 分解した線分があるので、スナップが効きます



⑦2点を選択後に「Tab」キーをクリックし、「座標情報」より「距離」の値を入力します。
 (この場合は長さの基準となる2点は「1650」)




以上で、完ぺきではありませんが、ほぼスケールの合ったPDF図面に変更できます。


PDF図面の原点を合わせたい場合も、通り芯の交点にスナップが効くので、この方法が使えます。




また、最後に外部参照したPDF図面のみ残すようにしましょう
分解した要素(線やポリライン)はすべて選択し、削除すると良いです。

分解した要素が残ったままですと少し操作が重くなる場合があります。




Takayuki.H    

2017年2月20日月曜日

ArchiCAD_壁の端部を斜めにカットする方法

下図のように壁ツールで作成した壁の端部斜めにカットした形状を作成したい時の方法を紹介します。
赤のハッチング部分をカットするとします。
  
①まず、カットしたい壁とは別にオペレーターとなる斜め壁を作成します。 
壁の設定で、壁形状を「傾斜」にして、カットしたい角度に設定します。
   
  
 
②端部をカットしたい壁と①で作成した壁を直交させて包絡させます。
  
③端部をカットしたい壁の幅に合わせて①の斜め壁のを調整します。
 
 
 
以上の方法で、端部がカットされた壁が作成できました。
 
 
 ソリッド編集を使ってもできますが、そのひと手間を省略した方法です。
 
Takayuki.H