ページ

2015年3月27日金曜日

ArchiCAD 免震装置の干渉チェック

免震ゴムの可動範囲をチェックする方法を考えてみました。
まず免震ゴムの可動範囲オブジェクトを断面形状で作ります。


これは、可動範囲が600なので、元の免震ゴムの位置と600動いた位置と
結んだ線を引き、断面形状を作成します。



その断面形状を免震ゴムの位置に円形を描くように配置します。



免震ゴムの可動範囲オブジェクトとぶつかる所がないかを確認します。



一つ一つ目視で確認することも出来ますが、見落としがあると困るので、
機械的にチェックする方法としてSolibriを使ってチェックしてみます。


免震可動範囲だけを表示したIFCファイルと、躯体を表示したIFCファイル
を準備します。

SolibriにIFCファイルを取り込み、免震可動範囲と躯体の干渉をチェック
するルールセットを作成して確認してみます。




干渉している所があれば画面で確認できます。




 これで見落とすことも無くせますね。


by shoichi.I

2015年3月26日木曜日

J-BIM施工図CAD 積算範囲

J-BIM施工図CADの躯体積算は型枠、鉄筋、コンクリートなどの
数量を簡単に確認できる便利な機能ですね。



この機能は任意の工区ごとに範囲を指定することが可能です。

作業は伏図に積算範囲を指定するのですが、この時に知っておきたい
ポイントがあります。




上の図のようにで指定した積算範囲の外周枠の大きさと位置は
全く同じです。

異なるのは4つの工区に分割した点線の位置です。

青は通り芯赤は基礎の出隅角を基準に積算範囲を配置しています。

この積算範囲で各工区のコンクリート数量をエクセルの表にしました。


4工区の合計数量は、青=618m3赤=607m3で、本来ならば同じ値に
なるはずですが、一致していません。

外周枠の範囲で4工区の合計数量を確認したところ607m3でしたので
赤の数量が正解であることが分かりました。

青の積算数量が多くなってしまった原因は、実は積算時のある特性に
よるものです。

その特性とは、柱や独立基礎のような「基点が1点」の部材は、
積算範囲に「基点」が含まれているとその部材の数量をカウントします。


青の工区割を見てみると図の中央にある柱と独立基礎は部材の基点が
4つの工区に跨っている状態となっています。

その結果、部材を重複して積算しているようです。

ちなみに梁や壁のように「基点が2点」の部材は「部材の芯」
積算範囲に含まれている場合に数量をカウントします。

またスラブのような「領域」を指定する部材は指定範囲をそのまま
認識します。

正確な積算をするには、こうした特性を理解しておくのも必要かも
知れませんね。
KN

2015年3月25日水曜日

S造基礎柱主筋の四隅のフック

RC四隅の主筋は、最上階の柱頭にフックを付けるようになっていますよね。

これは何の為か知っていましたか?

[建築工事監理指針]では「柱及び梁の出隅は、火災時に二方向から加熱され、

角がはく落しやすく、フックがないと鉄筋の付着効果が期待できなくなる・・・」とあり、

主目的は火災の対策です。

上記理由から地下室等がなく、基礎柱付近で火災の可能性のない場合、

S造基礎柱の主筋に火災対策としての四隅のフックは不要となります。

鉄筋が納まらない等の理由がある場合は、構造設計者と協議して下さいね。





sakamoto

2015年3月24日火曜日

ArchiCAD モジュールファイルを活かしてデータ容量軽減

複雑な形状をしたBIMモデルを複数作成し、
それらのPLNファイルをホットリンクで統合してひとつの建物とするとき、
データサイズが大きくなってしまいます。


※イメージ(記事とは関係ありません)



その解決策として・・・

複数のBIMモデルをホットリンクで統合するとき、
PLNファイルからモジュールファイル(mod)を作成して保存します。

モデルをホットリンクで統合するときは、
保存したモジュールファイルを選択します。


ホットリンク例(イメージ)


これにより、
各モデルを統合した「統合モデル」ファイルのデータ容量は軽減されますので、
PLNファイルをそのままホットリンクした場合に比べて、
約半分のデータサイズとなります。

127MB→67MB

※ただし、軽減されたデータサイズは今回のBIMモデルの場合に限りますので、
 BIMの作成内容によって大きく異なる場合があります。
 あくまで、データサイズ軽減の一例となります。



H.Yamada

2015年3月23日月曜日

ArchiCAD_TEKLA構造モデルの整合性確認

ラベルを使ったモデルの整合性確認方法を紹介します。


TEKLAで作成した構造モデルをArchiCADに取込んで意匠モデルと統合する場合、
TEKLAで作成したH鋼の梁などは断面形状で取込まれるが、原点がH鋼の中心になっています。






そのため、梁の天端レベルを確認するには、「フロアまでの高度+梁成/2で計算する手間が生じてしまいますが、その手間をなくすためのラベルを作成してみました。

「フロアまでの高度梁成/2の計算式をGDLに組み込むことで、梁天端レベルが自動的に表示されるので、構造モデルが構造図と整合性が取れているか確認するのに役に立ちました。




ただし、本当に全部断面形状の原点が中心なっているかを確認するという事前準備が必要になります。


確認するには、断面形状マネージャーから「断面形状を選択」するとプレビュー画面が表示されるので、原点の位置はすぐに確認できます。




Takayuki.H



2015年3月20日金曜日

ArchiCAD 埋め込みライブラリから不要なオブジェクトを削除してデータ容量軽減

あるArchiCADモデルのデータサイズが、900MBを超えていたので原因を調べました。

すると埋め込みライブラリのオブジェクトの中に
同じオブジェクトが何重にも重なって埋め込まれていました。

同じオブジェクトが何重にも埋め込まれている

原因は、もともと一つだったArchiCADモデルを分割して、
それぞれのPLNファイルで個別で作業できるようにしたことで、
それらを統合したPLNファイルで同じオブジェクトが何重にもなってしまいました。

ホットリンク先のPLNファイルの埋め込みライブラリから、
使用されているオブジェクトのみを残し削除していきました。

使用しているオブジェクトのみ残した状態

最終的には、埋め込みライブラリはスッキリとし、
統合したPLNファイルのデータサイズは 910MB⇒369MB まで削減できました。

約40.5%削減

※もともと、データサイズの大きいオブジェクトを埋め込んでいたことも
 一因となっています。


※追記※
2015年3月26日

不要なオブジェクトを削除する方法です!

削除する前に、配置済みのオブジェクトを探さなくてはなりません!

メニューから[ファイル]-[ライブラリとオブジェクト]-[ライブラリマネージャー]を開きます。

「埋め込みライブラリ」の「フォルダ」を選択すると、ライブラリマネージャー下部のプロパティに「配置済みオブジェクト」、「配置済みインスタンスの数」が表示されます。



ここに、1以上の数字が表示された場合、選択したフォルダ内のオブジェクトが、モデル上に配置されていることになります。

フォルダ内のオブジェクトを選択していくと、「配置済みインスタンスの数」に1以上の数字が表示されます。


これが、モデル上に配置されているオブジェクトになりますので、埋め込みライブラリからオブジェクトを削除してはいけません。
(誤って削除すると、「欠落したオブジェクト」となってしまいます!)

「0」であった場合、モデル上にオブジェクトが配置されていませんので、埋め込みライブラリからオブジェクトを削除しても問題ありません。

あとは、不要なオブジェクトを複数選択して「×」ボタンをクリックして削除するだけです。



H.Yamada

2015年3月19日木曜日

塗床 及び 塗膜防水の上に駐車ライン引きをする上での注意点


通常、屋外の駐車場のように、アスファルト舗装の上に引くトラフィックペイントは溶融型ですが、

 屋内にある駐車場では、塗床や露出防水の上にライン引きをしなくてはならない場合があります。

 そのような場合には少し気を付けましょう。

 溶融型だと200℃程度の熱があるので、塗床や露出防水上に直にライン引きすると 塗床や露出防水溶けてしまいます

 また、ペイント型を施工した場合も、ブリードを起こし、汚れや変色などの不具合を起こします。

 そこで、耐久性では劣りますが、塗床や防水材のトップコートでライン引きをするとそのような

問題は起こりません


実際に施工してみましたが、品質上・用途上、なんら問題はありませんでした。

 事前に各材料メーカー様にご相談することをおすすめします。


                  例1 エポキシ樹脂系塗床にライン引き



                 例2 ウレタン樹脂系塗膜防水にライン引き

K.K