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2014年8月20日水曜日

鉄筋付きデッキのスリーブ


 最近は鉄筋付きデッキを使うことが多くなってきました。

このデッキは鉄筋工事が早く・きれいにできる、かつ省力化できるのでメリットが多いですね。

ですが、デメリットもあります、スラブのスリーブです。

在来工法の場合は鉄筋を切って補強するのですが、鉄筋付きデッキの場合はコンクリート打設前に鉄筋を切断できないので、ボイドを取り付けるのに手間がかかります。

 
 設備業者さんの間ではボイドを取り付けるのではなく、後からコア抜きをしたほうが手間代を考えると安いという考えがありました。

ですが、先行で補強した所に確実にコアが抜けているか?

目視で確認できない所が欠点でした。





 
 その問題を解決するのが今回の提案です。

事前に補強したスリーブの中心に目印を取り付け

ておき、コア抜きの時に目印を元に墨を出す

 





 
たったこれだけですが目視できれば確実に品質が確保できますね。

M,D

2014年8月19日火曜日

狭小地の外部足場での注意事項

 市街地の現場はとにかく狭い所で作業する事がありますね。
資材置き場も無いほど狭い敷地では特に外部足場に苦労する事が多いです。

足場が立てられる空間を全て使って足場を組まないと作業できない・・・

でもちょっと待ってください、どこにも書いていないけれど大事なポイントがあるんです!!








この写真、足場を組んでいる途中の状況です。

狭いですね・・・

隣のビルの窓ガラスを割らないように注意が必要・・・っていうのは当たり前ですが。




この窓は、排煙窓ですね・・・

もしかして、外開きでは???

そうなんです、これだけ近接した建物の間では排煙窓の開く空間さえ確保できないんです。

こんなことは足場の届出にも必要ない内容ですね。
でも、もし排煙窓が開かない状態でビルが火事になったら??

今回は事前に開き方向を確認して、内開きだと分かっていたから問題ないですが
皆さんの周りには こんな現場ありませんか?

実際に開き方向を確認しているのか?考えると怖くなります。

安全は周りの環境も考える必要がありますね

M,D

2014年8月18日月曜日

ArchiCAD モデル原点の修正


ArchiCADでモデルの作成を始める場合に、ArchiCAD上のプロジェクト原点を
モデルの原点にすると思います。

でも、何かの理由プロジェクト原点に合わせないでモデルを作成することも
あるかも知れませんよね。

ここがプロジェクト原点        
                   モデルと原点がずれている。

建築モデルだけで作業しているなら問題無いかもしれませんが、これを構造
や設備モデルとデータを統合して干渉チェックをする等ということになると問題
が発生します。
建築モデルや他のモデルと基点が合っていないと、データを統合した時に
モデルがずれてしまうのです。
なのでモデルをプロジェクト原点へ動かそうとしても、レイアウトブックにビュー
登録していると、ビューの中のモデルが動いてしまうので、レイアウトが使えなく
なってしまいます。
モデルを動かすとビューがずれてしまう

登録したビューがたくさんあると、それらを直すのは大変な作業です。
そこで、手間を掛けずにモデルの原点を合わせる方法として、ホットリンクを
使った方法を行って見ましょう。

新たに、「新規作成」でファイルを開き、
そこへ、元の建築モデルをホットリンクで取り込んでみましょう。

「ファイル」タブから「外部参照」を、そこから「ホットリンクモジュールを配置」を選択します。

「ホットリンクを選択」を選択します。 

 「新規ホットリンク」から「ファイルから」を選択します。


ホットリンクする元のファイルを選択します。
 


 フロアの選択で「全てのフロア(複数階)」を選択して「OK」を選択します。


「OK」を選択します。


 ホットリンクしたモデルをプロジェクト原点へ移動します。

モデルを選択して「移動」でプロジェクト原点へ移動します。
基点はX1、Y1通りの交点にして、そのポイントをプロジェクト原点に合わせます。


この状態でモデルをIFCファイルへ書き出せば、モデルの原点も合った状態に
 出来きて、他のBIMソフトに取り込む事も出来きます。

このようにすれば、元の建築モデルには手を加えずに、モデルを動かせるので、
ビュー登録を直す必要もありませんね。

でもプロジェクトを始める前にこのプロジェクト原点を建築、構造、設備で意思統一
して決めておくのが基本ですよね。
そうすれば、このような作業もせずに済みますからね。

shoichi.I





2014年8月13日水曜日

外部金属の錆防止

毎日暑い日が続きますが、皆さん


夏を満喫してますか~?

海水浴にもう行きましたか~?

海といえばやっぱりビキニ!?・・・イヤイヤ・・・潮風ですよね!!
(ちょっと無理ヤリ・・・)


これは海に近い建物の外部金物は「錆びやすい!」
という事例の紹介です。


「あったりまえじゃん!だから錆びに強いステンレス材を使えば
 いいじゃん!!」って思ったあなた!


ステンレス材でも錆びるのです。


この写真は、太平洋沿岸から陸に向かって約0.6kmあたりに建つ
築4年の外部手摺の状態です。





















とってもイイ感じの錆び具合ですね~(違う違う!)

材質はSUS304のヘアライン仕上げです。


ちなみに同じ建物の別の場所にあるステンレス製建具の
写真です。


















鏡面仕上げが美しいです~!

この違いは、やはり表面の仕上げ状態で「潮風」の影響が
変わってくるものだと考えられます。

ヘアライン仕上の場合は、表面に細かいキズを付けるので
潮風の塩分がどうしても「こびり付いてしまう」のです。
長年この塩害に晒され続けることにより、錆が発生したと
考えられます。

鏡面仕上は、表面が滑らかなので「こびり付き」が少なく
錆が発生しにくいと思われます。

だったら手摺りも「鏡面仕上」にすれば~?
って話になるのかと言うと、そうではありません。

この美しい鏡面に手垢をペタペタ付けられますか?(笑)
そもそも「鏡面仕上の手摺り」なんてあまり見かけない
気がします。

下の写真は、また別の場所ですが、





















スチール下地に塗装をしています。

結局は地味な対策なのですが、定期的にペンキを塗り替えて
塩害対策のメンテナンスをするのが、海に近い建物としては
良い方法なのだと思われます。

by MK

2014年8月12日火曜日

現場におけるLot No.の管理

 世の中に流通しているほとんどの製品、材料にLot.No(製造番号)が記載されている(しなければならない)と思いますが、工事現場におけるLot No.の管理方法を3点ほど挙げます。
1. 製造年月日を読み、使用期限を確認するために管理する

 セメント系の材料に多いのですが、現場に入ってくる製品の中には使用期限が定められています。Lot.Noの中には、製品の製造年月日を表しているものがあり、その製造年月日が使用期限を超えていないかを確認するために使います。

2. 1ロットを形成するために管理する

 例えば公共建築工事標準仕様書14.1.3に規定されているあと施工アンカーについて試験について下記の様な定義がなされています。

・試験箇所数は同一施工条件のあと施工アンカーを1ロットとし,1ロットあたり3本以上とする。

この中での同一施工条件とは、資格を持った同一人物が一日に同じ材料で施工を行うという条件です。

 同じ材料というのは、あと施工アンカーに使う材料が同じLot.Noでなければなりません。すなわち違うLot.Noを使用した場合は1ロットとして形成されない訳です。つまり様々なLot.Noを使用した場合、同一人物が一日に施工した場合でも様々なあと施工アンカーの材料という事で、全数検査を行わなければならない場合も発生します。この様な事を防止するために同一Lot.Noの管理を行わなければなりません。

3. 色味を合わせるために管理する

 これは主に、内装工事で管理していく事なのですが、クロスやシート等では製品番号が同じでもLot.Noが異なると本当に微妙に、色味が異なります。これは製品が造られるラインや気温等で色味がで異なると言われており、同じ壁で違うLot.Noを使用するとクロス間で色味が違って見える場合があるのです。この様な事を防止するため、Lot.Noの管理を行わなければなりません。

 良い建物を建てるため、上記のような「材料として入って来るもの」にも目を光らす必要があります。



T.S

2014年8月8日金曜日

鉄筋の受け入れの順序立てた手順とポイント 

実際に現場に入ってくる鉄筋について 鋼材メーカー → 鉄筋加工工場 → 現場と鉄筋が流れていますが、今回はその最初、鉄筋加工工場に鉄筋が荷受けする時の管理ポイントを上げていきます。  まず鉄筋が現場に届くと、『ミルシート』を受け取り、材質に問題がないか確認します。

ミルシート(鋼材検査証明書)

1. 規格が発注したものと相違ないか?    
2. 鉄筋の寸法が現場で組み立て可能なものになっているか?
3. 鉄筋の引張強度が規格範囲内になっているか?
4. 鉄筋の曲げ強度が規格範囲内になっているか?  などです。 





次にミルシートと実際の鉄筋について『記号ラベル』にて、本数、鋼板、寸法を確認します。







最後に、実際の鉄筋を見て、『圧延(ロール)マーク』やノギスで、メーカー、材質、系の確認を行います。



例:圧延マーク(ロールマーク)












この様に荷受時に管理を行うことにより、現場に違う規格、径の鉄筋が入ったり
現場に納入される鉄筋数が足りない等にトラブルを防止することが出来ます。
BY H,K + Team『 H 』


2014年8月7日木曜日

「生コン車」を計画する

 生コン打設の際、色々な管理項目がありますが、「生コン車」を計画するも大切です。これはどういう事かというと練混ぜから運搬(往路)、打設(荷卸し)プラントへ戻る(復路)等を勘案し、スムーズに打設が進行する様、生コン車の台数を設定するものです。

 この台数計画を見える化する為にエクセルでの作成をお勧めします。縦軸に時間、横軸に生コン車を設定し、セルのパターンによって生コン車の動きを表し、見える化するのです。

 頭の中だけや、数字だけの説明とは違い、この表での説明によって、プラントさんへの説明がスムーズに進むのと、実際の打設中の生コン車管理がし易くなります。






T.S