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2015年1月30日金曜日

ArchiCAD モデルにチェック情報埋め込み


構造解析データを取り込んだ構造モデルの修正をしました。
SSC部品ですね。


伏図に書き込まれたものを見ながらの修正でした。

なので、ラベルをカスタマイズして、印刷してチェックをしていたのですが、



それをまたモデルで修正していくと、どこまでチェックしたのかよく分からなくなってしまったので、
SSC部品自体をカスタマイズしました。
チェックしたのかどうかの項目と、OKなのかどうかの項目を付けました!
さらに、チェック済ならば青色、NGであれば赤色を平面で表示できるようにしました!
もちろん、紙のチェック図も下絵で参照しながらやりましたよ!

後でまとめて赤色のものを修正しました!
これを応用してもっといいことが出来そうですね!!

FH





2015年1月29日木曜日

コンクリートの粘性


コンクリートのスランプ値は生コンクリートの軟らかさを示す数値で、コンクリートを打設する際の施工性に対し、多大な影響を与えます。
(建築では通常15か18が指定され、数値が大きいほど軟らかくなります)
スランプ値が大きいと打設はやり易くなりますが、型枠への側圧が大きくなるため、時間をかけて打設したり型枠を強固にする必要があります。

 打設の施工性に対してスランプ値のみがコンクリートに対する打設の指標とされがちですが、実はコンクリートに対する
打設の指標としてもう一つ挙げられるものがあります。それは「コンクリートの粘性」です。

 コンクリートには硬軟もありますが、同じスランプ値に対し粘り気の有無が打設に影響します。特にシュート等人力で打設する場合、作業者にかかる負担は粘り気が有ると無いとでは大きく違い、打設時間にも影響します。

 通常コンクリートの呼び強度が高くなると粘性が高くなる傾向にあります。例えば標準期と冬期では配合が冬期の方が高くなる為、同じような打設を行った場合、冬期の方が打設に時間を要する場合もあります。

 打設計画を考える場合、この様な事も勘案する必要があります。



T.S

2015年1月28日水曜日

Solibri Model Checker 基本の機能紹介3



Solibri Model Checker 基本の機能紹介3
「分類」

 

今日は、「分類」を紹介します。
Solibriの「分類」は、≪モデルの情報をフィルタを掛けてグループ化する≫というものです。
ルールセットでも、予めこの「分類」で分けておく必要があるものもありますね。
「情報の取り出し」とやり方はほとんど同じなので、どちらかが分かれば両方マスターできるかと思います!

情報の取り出し、のレイアウトを開きましょう。


左中に「分類」のウィンドウがありますので、下図赤枠の「新規分類」をクリックします。


意匠モデルの柱種別でグループ化してみますので、適当に分類の名前を付けます。

「分類のルール」タブで「新しい行を追加」します。

下図「コンポーネント」の所で右クリックし、「識別」-「プロパティ」で「モデル」を選択しOKします。

下図「モデル」の所でクリックし、意匠モデルのファイルを選択しOKします。

「コンポーネント」で「柱」を選択し、「画層」と「名前」の列は削除し、「分類の名前」の所で下図のように「=3」とします!!

この「=3」の意味は、≪「分類の名前」を左から3列目の項目の名前にする≫ということです。この例では左から3列目が「タイプ」ですので、分類の名前がタイプ名になりますよ!!

そのままOKを押すと、分類のウィンドウに出来ましたね!柱のタイプ名でグルーピングされています!!

これで自由自在にモデルの情報を確認できますね!!
FH