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2021年2月8日月曜日

ALCとECPの腰壁天端形状

 ALCECP、共通するところもありますが、

腰壁に打込む金物の位置など、異なることもありますよね。

http://sherpa-net.blogspot.com/2018/09/alcecp.html


今回は腰壁天端形状についてです!

下図はALCの下部納まり図です。


RC立上りとALCの間に水切りがありません。

ALCは無数の細かい気泡があり、吸水性が高い材料です。

シールが切れて水が入った場合には毛細管現象によりALCに浸透し、

やがて蒸発するため、下部まで水が落ちてこないのが理由のようです。


下図はECPの下部納まり図です。


ECPの場合、シールが切れて水が入った場合、下部まで落ちてきますので、

金物による水切りかRC躯体の天端に水返しを設けて、

水抜きパイプから排水する必要があります。

RC立上りの水返し部分にクラックが入ると内部に水が入るため、

この部分には塗膜防水をした方がベターですね。


sakamoto

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