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2013年2月28日木曜日

ArchiCAD レイアウトの配置ずれ防止します!

図面枠にレイアウトした後にモデルデータを修正すると
レイアウトしたビューがずれてしまった!
という経験はありませんか?
 


まれに起こることがあるようですが、次の設定にする事で
レイアウトのずれを防止することができます。




レイアウトした図面の設定の「特性」タブの
「図面内部原点を使用」にチェックを入れる


これにより、レイアウトした後でもモデル修正後に
ずれることはありません。お試しください!

by MK

2013年2月27日水曜日

TEKLA BIMsightを活用しよう 1

こんにちは。 sakeです。

今回は、TEKLA BIMsightについてのご紹介です。


無料のビューワーですが、なかなか使えます。

ソフト無いんだけどと言っている方にもドンドン見てもらって、BIM コミュニケーション

をやっていきましょう!!



TEKLA BIMsightは、TEKLAのHPから登録、ダウンロードできます。

http://www.tekla.com/JP/PRODUCTS/BIMSIGHT/Pages/Default.aspx





では、BIMsightをたちあげて、

サンプルモデル(IFCファイル)を開いてみます。




IFCだけじゃなく、DWGやDXF,XMLなども取り込めるんですね。

もちろん、TEKLAから直接専用のデータを出すこともできます。






開きました。

左が、モデル構成で右が部材(オブジェクト)のリストですね。

タブ形式になっていて、ほかに「干渉チェック」、「コメント」、「干渉結果」、「ドキュメント」

があります。






柱を一本選択してみると、「黒い吹き出し」がでてきました。

吹き出しをダブルクリックすると、




右の画面で柱のプロパティを確認できます。 符号、材質、重量など。

きちんと I がこもっていますね。







「コメント」のタブを選択して、「コメントの追加」をクリックしてみると、




右にコメントを入れる画面が出てきました。

コメントのほかにも、該当する部材とリンクさせたり、見やすいビューを登録できたり

なかなかすごいです。

これは、モデルで会話のキャッチボールが出来るんじゃないですか!!



つぎは、TEKLAにもある機能で『ビュークリップ』機能があるんです!!


好きなところをズバズバ切れちゃうんです。




赤マークの「はさみ」をクリックして、マウスをモデルに持っていくと、


なにやら、矩形の表示がでていますね。

これは、切断したい面を選択するようになっています。

水平、垂直を選ぶんですね。





複数のクリップを出すことができるので、打合せで見せたい個所をかなりコアな

表現で切断することが出来ます。


次回もTEKLA BIMsightの紹介をします。

by.sake

















2013年2月26日火曜日

AichiCADを試そう!アニメーション編

意外と知らないと思うんですが。。。

簡単なアニメーションArchiCADだけで作れるって知ってました?


ArchiCAD14からは、オブジェクトを移動させる『パス』(ルート)を設定できるんです。

パラメータを調べてみると、デフォルトの車の一部がそうなっていました。

さっそく、やってみましょう(^◇^)




1、移動させたいオブジェクトを選んで、設定画面を開きます。 

                



パラメータの中から『パス上を移動』にチェックを入れます。


              


この項目は、パスの表示・非表示やパスの数、アニメーションの時間などさらに細かく設定することもできますよ。
 
       
      


2、オブジェクトを配置して、パスを設定します。

開始したい場所にオブジェクトを配置しましょう。

配置するとわかりますが、移動経路(パス)が表示されましたね。

この経路を移動させて、自由にオブジェクトを動かすことができますよ。


まず、目的地を指定しましょう!! 


          



目的地にパスの端部(円の中心のホットスポット)を矢印のように移動させて下さい。



次に目的地に着く時の速度を決めますね。


目的地の先程とは違って、円の外側にある赤いホットスポットを選択して、くるっと時計回りで回転させると、これが車のアクセルになっていました。 あまりスピードはあげないようにしましょう(笑)




最後に目的地への進入角度を決めますね。




また、先ほどとは違う今度は、マークから出ている何やら線がありますが、その線上に赤いホットスポットがありませんか?

これを動かすことで、角度が決まるようになっています。

なかなか細かい設定が出来ますね。   
 
これで設定は、終わりです。  
     
念のためにパースで確認。。。。
                       
パスの曲線を出しておけば、3D上で、この曲線の上を移動する事がわかります。








3、アニメーションにする前に、カメラを2つ以上配置しましょう。




      
 今回は、3つ配置しました。

 カメラは、ちゃんと車の方に向けて下さいね。



4、さあ、実際に動かしましょう!! 


『ドキュメント』-『レンダリング』-『フライスルーを作成』をクリック!






 ダイアログにある【フレームごとにモデルを再構築】にチェックします。


           



 【表示】をクリックでアニメーションのスタート!!

  

 おおおっ(^O^)

   
  



 おおおっ(^O^)  うごいてるやん。




           



 かなり、簡単すね!! 
 船とかも動くようにしてくれたらよいのになぁ。。。グラフィさ~んm(_ _)m
 

5、あれ?動かない・・・  

 こんなときはアニメーションのフレーム数よりもカメラのフレーム数が少ないかもです。

 車が動く前にカメラが撮影を終わっているって事ですね。


             





 

   フレーム数を調整してみるとできるはずですヨ!!      

 M,D

2013年2月24日日曜日

ArchiCAD モルフツールでモデリング その2

ここ2ヶ月間で右利き右マウスから左マウス持ち方を変えので、ブログで説明を書くときにマウスの右クリックだったか左クリックだったか分からなくなってしまうJMです。
訳あって変えざるを得なかったのですが。。。


引続き、モルフネタです。








他のCADソフトで作ったモデルを取り込と、
←こんな感じでオブジェクトとして

  取り込まれますよね。














で、モデルの形状編集したので右クリックでモルフ変換すると。。。












←こんな風に面の対角モルフの
  ができることがあります。

ちょっと見栄えも良くないので、この線、なんとかならないかなぁって思いますよね?

私は思いましたが。。。(笑

そんな時は、ArchiCAD16からの機能要素選択を使ってみましょう。







オブジェクトをモルフに変換した後、モルフマウス近づけると、見覚えのあるウィンドウが出ますが、なにやら面選択辺選択(Ctrl+Shift)って書いてありますよね。














言われるまま(Ctrl+Shift)押しながら、白くなったカーソルでモルフの面や線をマウスを左クリックすると、面、線の要素個別で選択できますね!
で、不要な線を選択して(Delete)キーを押すと、












選択した線だけ削除されました!
きれいサッパリです。













選択タイプ切替情報ボックスでも出来ますよ。







要素選択、いいですよね。   JM

2013年2月22日金曜日

ArchiCAD モデル要素のチェック方法

皆様! 日々、ガツガツモデリングご苦労様です(笑)

ところで。。。。。

皆さんは、3Dモデルを作成した時チェックはどのようにしていますか?

Archicadだと、[検索と選択]を使うと、とても簡単にチェックができます!

I を込めるということは、こういうところでわかるんですよ。。。


先ずは [検索と選択]を開きます。



耐火壁を探し出して、確認しましょう。

耐火壁は、複合構造で作成しています。



[要素タイプ] [等しい] [壁]にして

耐火壁の複合構造(塗りつぶし)を[追加]して[+]を選択すると。。。





耐火壁が選択されました。

法チェック図と見比べると一目瞭然ですね。





次に、建具の内法寸法を確認しますね。


[要素タイプ] [等しい] [ドア]にして

[厚さ] [=] でワイド寸法を[追加]して[+]を選択すると。。。





該当する建具が選択されましたよ。




選択の表示が分かりにくいのであれば、

先週のシェルパブログに選択要素がよ~く分かる小技を載せてますからね!



特に病院などで、車椅子の通るエリアやベッド搬送のエリア等、

エリア毎に必要な寸法のチェックをするのに役立ちます。


Archicad16からは、IFCのパラメータも検索で探すことが出来るようになりましたョ!!

まさに OPEN BIM ですね。


by.sakamoto



2013年2月21日木曜日

寸法の決め手! <病院の廊下巾編>

病院の廊下の幅について、一言物申すっ(ー_ー)!! ってか!


建築基準法施行令で廊下巾の規定があります。。。。


しかーしっ!!


病院建築の場合、

患者が使用する廊下巾医療法(厚生労働省)、
職員の使用する廊下巾建築基準法
という縦割り行政的な規定となっております!ハイッ(>_<)

手摺りの取り扱いも違いますよー(>_<)



これは、廊下巾に対する考え方が、

建築基準法避難優先! 医療法使い勝手優先!
まったく違った観点で決められている為なんです( ..)φメモメモ


でもね。。。
建築基準法でひとまとめってわけにはいかないのかなぁ。。。と思ったりして。


by Y爺

2013年2月20日水曜日

ArchiCAD モルフツールでモデリング

ArchiCAD16がリリースされてから久しいですが、皆さんモルフツー 使ってみましたか?

今まで断面形状から作らなければならなかった形状のオブジェクトが簡単にれますよ!











←ちょっと車止めブロックを作って
  みますか。。。
















まず、断面図ツール断面図を作成します。

















開いた断面図にモルフツールでモルフを作りますよ。

CADデータがある場合は参照と
  して表示
しておくと楽ですね。










断面図に車止めブロックの断面をモルフで作りました。
断面図にモルフをと、平面では切断面上にモルフが出来ますよ。












3Dにした状態。ペラペラモルフが出来ていますね。これに厚みを与えます。















モルフの面左クリックすると、ペットパレットが出てきますので、プッシュ/プルコマンドを選択します。












マウスを移動させると伸びますよ。ここで長さを数値入力できます。
もちろん、座標情報表示になっていますよね!












車止めブロックが出来ました。簡単ですよね。あとは配置するだけです。

















ちなみに左クリックし、ペットパレットの辺を隅切り/面取りマンドを選択すると。。。















面取りなんかも出来ちゃいます(笑











このようにモルフの編集は、3D画面内だけで
ほぼ出来るのでとっても楽ですね!
 
JM



2013年2月19日火曜日

ArchiCAD PDF出力のポテンシャル!

ArchiCADの便利な機能の一つに「発行セット」があります。

複数の図面をひとつのPDFファイルにしたい場合に重宝しますよね。


まずはその手順のおさらいから・・・

フォルダを選択して[単一PDFファイルに結合]にチェックを入れます。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5zCiAX72xpIHXS2NFJKudgLhy0lgaQLwE90pL3Ty_cJsVl2PbM785ptigFCriea2omba0Au0R_TTi70jENxpGeAIaiZuHc-YpE6i8bYjTMtQx7PNs2ywjPcqsAqX7OSybybDQz2l5Vao/s1600/pdf-1.jpg

PDFにしたいフォルダを選択して、出力するセットを「選択した項目」

にして[発行]すると、指定した場所へPDFファイルを作成できます。


https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgEhBHQRCSv05c-BfLPRbAbBmk9Ylk4Qc8Wd65rxHS0ELhyphenhyphenyF6D1a_pmK186dIQJtV17zJZ_LXRP5uYX9YdgwTnrePU0W5COL1hAtaEBvdKsQ4XhPMbTXVa4u7Uec3AWmNOejQtsXHPayM/s1600/pdf-2.jpg

これだけでも素晴らしいのですが、今回は更に何と!3DPDF を作成する
手順も紹介しますね!!








ここからはじっくりと解説をします。

①ArchiCADで作成したモデルを3D表示して「現在のビューを保存」をします。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXaehfxJEiJ1dq7I_83UuMq8-0ppJioe9upPjVEN4prJBbQawiO3-8ftSNKP4-sJQAsJxNQVaIoOog-RCtypZbmPQTby6Juw3oeLWropEu78EcBEP7FFYf8_P0RcXngG1EgqIj5XgHH6GJ/s1600/a1.png

②3D表示の状態で「名前を付けて保存」から拡張子「u3d」を選択して保存します。


https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4wUZyiS9Nw0pwo5_S3P9Z0kksUYGpqb9XqN5EQ7YeNjiphb4e6yhoH_V1dbHlyxTXQpI7NzWMC_9BqMb9VWcdj-SbDhcs0vhlmTQjlZV3YsCqTmpGg1vQjpE_QxT7LLLTGpY-LREDT4lx/s1600/c1.PNG
 https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhSYN-3k7cfOKmNsPZUOVOkGXod8ySabnf1FVTlFFjUk5HYDOn3NMkloowfYck8DHhdfWTamE8Y77sBAZDxHmrmKRCz2JXOscJdWFkyz6uEiHXJVeU1-5RyZbD82HMHcZ4Ks5J1_zsDy85G/s1600/c2.png
 https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicqx01DE5RewCp_0ReaGN-m9Rc4K7krfIzygnUtvZFCipkp-tUsdOVBWKQWBu6kXPQpMm7zqq0rpnQvr-VFivWFBwqog0aWECWMHTGE1xhErQYCqjh8BArEEsLNCYX9TN9pvO_5kKxUDkv/s1600/c3.png

③レイアウトに保存したビューを貼り付けます。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEisKZuivysPg8thpm1K11BBIMtqBrJpSvteDR88T8QzmpQmB3kNyI7-173eh-kFwJeXXv6uq155pTnSEPFKoOw-Ri17le-d2RxxkpvTmTlBLY8DSL_3cUaooWEKRXJ9kZPlXJSvEWVkUsUa/s1600/a2.png

④発行セットに貼り付けたレイアウトを入れて、PDF形式にして「ドキュメントオプション」
をクリックします。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiGAD0YBE1SccH9D7OLpfrD4-6fhxvtkKf0GplRM8STqe5K8CuIRcZhCBQvRApNDTUrYFdQSGNu9hqv-0SuNl7zGDM7LsNqLHF2MF5KwWFoUyjaobEM9Zs_SJV6d0uoYo8hZrcaAwjfGkVr/s1600/a3.png

⑤「PDFオプション」をクリックします。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifaaSfoUKq7-vjcArNHk60hiCvR8mjuztJebX6lupA0k_drUj59eNo1SGOKswhvykhx3iHNn_BvEJjV5sYO56BdayUlVyOg3HGaR4i9p3ASrn8XQkOq3oEIQuosGwx1ht3aSOIyOoOcsz4/s1600/a4.png

⑥「3Dの内容を埋め込む」のチェックを入れて、「参照」から保存した「u3dファイル」を開きます。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiWG_mMoKLQkPkuTP3WVCFyo0T2lEyN0A8f6J99fkDmLESBtL4pQ87I9GQwwKKA7x8CB2hr8IW9Gw1kjXC1SecRnxNb4OOqXPjx7OIH9gVILZTctKgHdBsJxBHND7HFdIJBBWHRRpNVXwIo/s1600/a5.png

⑦「警告!」が表示されたら「OK」をクリックします。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgb6lLdrhTF2Lz_ltgzgLUH6-DL8wZQ3dzgVPIGlY_xToaGQhOPQjHSoACKJ1JkMdKTdrnfbkDPP-dNSeiy_JkiasahoGpgFtN7hsvvr3YXAGHFpWGGk0hmWePDndZzP9YW4P0qrtbjZiWz/s1600/a6.png

⑧u3dファイルが選択されているのを確認したら「OK」をクリックします。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimODkLGVZ_fdjiHDFUksRextuIUdFiDqvfz8VnwEs3LKlvBYQDy6BpXZ7kJN7rLIDOVQ8GtgnETtV8Woz7JO5kVy4qzxZXn2nik6t_IrTSmrZpflxChszvN8kAkjUFtqs0DreSihHdXc0s/s1600/a7.png

⑨もう1回「OK」をクリックします。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgedGSwoMnUP9jmDuk2ij3SZso993ilcWVo5bpUYu7SGuMPbAxN4d7HryuX3z15zF8em7ykgJ2KewDBS89WtDfj5n6tR-jWbRgVmnU7mCII6jux8LD9n0r4Hqr5vuhY-e0VouGVOM6SJKyS/s1600/a8.png

⑩発行セットから「選択項目を発行」します。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3iiUupNQmNtO-1A99FEhNCtveqcWaIqktoOw7PuxBxrJeslOE36xAqBRTOBl6OW9AVd00HLvysD_cqaDc4qO9dhyphenhyphenhSYnw6tW1a4nCAaH1hXvQsdenfIdJEe4SrAMvZsppAiWpnPqZGIGC/s1600/a9.png

⑪生成されたPDFを開き、画面上にマウスを移動させて左クリックします。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9LyOqU1Wt0UwTaX9-ppTO3rZg_8V7qqY8GQ_rJcYzie0uLfeL6nq-aRGsi5JarfR1zibX1tOaloJoEy4VVevKH2jewM_eyH_KfG-WOWSGu6CdMyi6xg-NLrMGWNvFBNxM2_xqk7-O2pw6/s1600/a10.png

⑫PDF上で3Dモデルをぐるぐる回すことができます!!

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtK7LLwYilMpAWiWKj0cJ6nnVWVncERGh5C_QRnAPOI1t7WD4KSdMydSYvDLTC3fq5MgqX5fAaEHYVbrpei2PXAmOdO524Rctm405U3Hxc9wun2rcCjPPLvyj92zN5JThQGZjwd4nCLlDa/s1600/a11.png

ArchiCAD以外に特別なアプリケーションは要りません。

軽いデジモク程度のモデルなら容量も過剰に重くならずに使用できます。

これぞArchiCADの底力!ですね。

sakamoto & MK & H.Yamada