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2017年12月27日水曜日

ArchiCAD_ファイルのアイコンをBIMxの画像に設定する

ArchiCADのファイルアイコンの画像をBIMxの画像に設定することで
ファイルを探し易くします。

初めに「ドキュメント」をクリックし、
次に「レンダリング」をクリックしまして、
「レンダリングの設定」をクリックします。



レンダリングの設定で画像のサイズを320x240のピクセルサイズに設定します。
次にレンダリングを開始して、その画像をコピー&ペーストか
ドラッグ&ドロップします。


次に「ファイル」をクリックし、
「情報」をクリックし、「プロジェクトプレビュー」をクリックします。


プロジェクトプレビューでレンダリング画像を張り付けることで
アイコンの画像が変わります。




御試し下さい。
Y.I

2017年12月26日火曜日

ArchiCAD_編集平面の作成

斜めのオブジェクトを編集するのに
便利なのが編集平面の作成です。

オブジェクトを選択し、
「デザイン」をクリックをし、
次に「選択内容をモルフに変換」をクリックします。



任意の場所で右クリックをし、
次に「編集中の平面」をクリックし、
「平面を取得」をクリックをします。


回転させたい面にカーソルをあわせて


クリックすると、編集平面が作成されます。


これを使用すれば、どんな角度のものでも平面を取得でき
3Dモデルから配置や修正が簡単に行うことに繋がります。

Y.I

2017年12月25日月曜日

ArchiCAD_選択したテキストのみの一括変換


モデルを図面化するために2D加筆を行なうことがありますが、
テキストツールを使ってテキストを加筆し、

その後、複数選択したテキストのみを一括他の文字に変換したい場合がある時の方法を紹介します。

①変換したいテキストを選択します。



②メニューの「編集」→「テキスト検索と置換」を選択します。



③「検索するテキスト」に選択したテキスト内容を入力、
置換後のテキスト」に変換したいテキスト内容を入力します。


④「全て置換」を選択すると、完了ウィンドウが出るので閉じます。


選択したテキストのみ一括変換されています。
選択していない同内容のテキストは変換されません


ラベルツールのテキストで入力したものは、選択したもののみをラベルの設定画面上で一括変換できますが、


テキストツールの場合は、設定画面上では変換できないので
この方法を使うことで一括変換できます。


また、この方法ではラベルツールのテキストテキストツールのテキスト両方混ぜて選択した状態でも一括変換が可能です。

Takayuki.H

2017年12月22日金曜日

内装制限一覧表の更新

「排煙緩和告示」が改定されて、告示1436号第四号が、
に改正(条文は変更なし)されたことは、社内改善提案や
ブログ記事などで、よく見聞きしていました。


シェルパ社内で活用している Y爺作成
『内装制限一覧表』を改定部分に合わせて更新しました。




内装制限一覧表 1、2は、
・建物に最低限もとめられる仕上材の基準
・その他の規定
として、わかりやすくまとめられています。




特に今回更新した「排煙設備の必要な部分の免除」は、
内装材の下地と仕上、不燃と準不燃とを設計図書と照合して、
過剰性能の場合はコストダウンにつながります。


内装制限一覧表を活用し、性能確認をすると共に、
改定の場合は、更新したいと思いますのでご参考に。。。




T.N

2017年12月21日木曜日

割付:WC床大判タイルの場合

割付って言うと、ALCやECPの外壁そのものや、タイルや化粧ケイカルの仕上材、天井の岩綿吸音板や化粧石膏ボードなど、いろんな部位、素材など、様々のものがあります。

日常生活でそれらの割付けられた物を見ても、きれいに割付けてあっても、どうでもいいという人もいます。

でも、ロスを減らしたり、端っこで施工できない様な小さいものが入らないようにする意味もありますが、
何より、ものの位置を決める基準になるので、割付の検討は、重要な作業になるのです。

今回は、少し特殊ですが、WCの床の大判タイルの場合を見てみましょう。


よくある入口から中が見えないようにクランクした通路、この床に300×600の大判タイルを割付ます。

パッと見て何を基準にしていいかわかりません。こういう時は、
1つ1つ割付に関係しそうなものをあげ、優先順位を決めて割付を決めていきます。
この場合は、
①洗面台 ②動線 ③床下点検口
となります。
大便器、トイレブースは、300@モジュールに合っていないので、諦めます。
こんな感じで方針を決めたら、割付作業です。
300×600のタイルなので諦めるところは絶対あるので、そこは、割り切って進めるのが肝心です。


300×600の大判タイルなので、どうしても上手くいかない所がでます。
その時は、斜線表示になっている調整板として、カットしたものを中間に入れる場合もあります。

やはり、方針を決める作業、ここが重要です。
割付作業は、パズルをするような感じです。  ご参考に!

by Y爺

2017年12月20日水曜日

ビニル床タイルの目地に注意

床材で、塩ビ製のものは良く使われています。長尺シートやビニル床タイルがありますが
この2つの意匠的な違いは、文字のごとくシート状に繋がっているか、タイルのように四角いかということです。

長尺シートは、目地がほとんどなく、シート同士のジョイントも溶接で接合されますが、対して、ビニル床タイルは300~500角程度の材料を1枚ずつ張り合わせていくために、突きつけのジョイント目地が出ます。
新築やリフォームで張ったばかりはきれいなのですが、
徐々に目地部分に汚れが付着しこの目地がさらに目立ってきて、徐々に開いてくる
ことも有ります。



汚れの清掃という観点から見ると、特にトイレでは、汚れが目地に入り掃除をしても取れなくなってしまい、衛生上よろしくありません。
また、研究施設や病院など薬品を使用する部屋も同様ですね。


トイレなどでは、高級感を演出するために石調のホモジニアス床タイルなどを張って

いるものも見受けられますが、長尺シートでも目地がプリントされた石調の製品も
流通していますので、特に衛生面に気をつけなければならない部屋は長尺シートと
した方が良いですね。
                                 
                                 T.F

2017年12月19日火曜日

ARCHICAD 作業環境プロファイルを最新バージョンに合わせる

ARCHICAD作業環境プロファイルを最新バージョンに合わせる方法をご紹介します!
(今回は、ARCHICAD20から21に移行する例です)

作業環境プロファイルは、自分好みのコマンドレイアウトショートカットなどの
設定を登録しておくことができるのでとても便利ですよね!

しかし、ARCHICADが最新バージョンになった時に
旧バージョンの作業環境プロファイルをそのまま使用してしまうと
メニューに最新バージョンの新機能が表示されないなど
困ってしまうことも出てきます。

左:ARCHICAD21のデフォルトプロファイル/右:ARCHICAD20でカスタマイズしたプロファイル

そこで旧バージョンで作成したプロファイルを最新バージョンでも
問題なく使用する方法をご紹介します!

まずは、作業環境プロファイルの「デフォルトプロファイル 21」を適用しましょう!
続いて、旧バージョンで作成したプロファイルをインポートします。


このインポートしたプロファイルの中の設定を最新バージョンに定義します。
環境設定」の画面から「再定義」を選択します。


この「再定義」を他の設定にも繰り返し行うだけです!
(必要に応じてそれぞれの設定の名前も変更しておきましょう)

また、カスタマイズしていない設定は「再定義」せずに
デフォルトの設定を選択しましょう。


この方法で作業環境プロファイル再定義することで、
最新バージョンにあったプロファイルで更新できます!

是非、ご活用下さい!


NF

2017年12月18日月曜日

データ量の大きいモデルを3DPDFにする方法

データ量の大きいArchiCADモデルを
3DPDFに変換する時の方法をご紹介します。

今回はArchiCADの施工ステップモデル(35MB)を3DPDFに変換したところ
64MBのPDFが出来上がりました。。
重すぎてモデルを回転させるのも一苦労です。












そこで、ArchiCADのモデルを一度3ds形式で書き出した後、
Tetra4D Reviewerというソフトを使ってモデルを軽くします。

まず書き出した3ds形式のデータをTetra4D Reviewerで開きます。
「環境設定」で「メッシュの品質」にチェックを付けて、50%に設定します。



その後、今度は u3d形式で書き出し、
3DPDFに変換すると、、、
5MBまで圧縮されました!!

簡単に開くことが出来て、スイスイ動かせる、
快適なデータになりました^^




Hashiguchi

2017年12月15日金曜日

ArchiCAD 表現の上書きの活用

土に埋まっているものを確認するために
「表現の上書き」で地盤を半透明にしてみました!



要素の設定で「材質上書き」で特定の要素を半透明にしたり、
「表現の上書き」で要素タイプやレイヤーで半透明にしたりすると、
全部半透明になってわかりづらいな・・

ってなったりするので、

プロパティマネージャーのデータタイプ「True/False」を使いました!



部分的に半透明にしたい部材の設定を「True」にして
「表現の上書きルール」と「表現の上書きセット」を作成しています。

入力した情報は、必要な情報を表示して一覧表を作成しておけば、
何の情報を入力しているモデルかを判断することができます!



下図はフカシと段差スラブを「表現の上書き」で色をつけてみました。
いつも入力するときに、自分自身よくわからなくなってしまうことが多いので
表現の上書きをしました!
「ID」や「レイヤー」で上書きルールを作成しています。

やってみたって感じです。)



分かりづらいものなどは、表現の上書きを使ったりすると、
モデルを作る人、確認する人、活用する人が違う場合でも
モデルの内容を判断するのが早くなるかな~?
って思います~!


y-ito

2017年12月14日木曜日

外壁の汚れ防止-建具の水切りの必要性

外壁の建具を外壁面より下げて取り付けた場合、水切りを付けないと外壁を汚してしまいます。下の写真は、外壁面より建具が下がっていますが、水切りが出ていません。


写真では解りにくいですが、建具の下端部分も埃がたまりやすい面が出来ていると
思われます。また、サッシの面は凹凸もあり、埃などが溜まりやすくなります。

溜まった埃は雨とともに流れ落ちますが、水切りが無ければ、そのまま外壁を伝って
しまい、外壁を汚すことになります。
きちんと水切りを付ければ、外壁を汚すことはありません。


出入りにかかわらす、外壁を汚さないためにも建具には水切りをつけるべきですよね。

                                    T.F

2017年12月13日水曜日

ArchiCAD ドーム形屋根を作成する

ドーム型屋根の作成をします

「シェル」ツールを使ってドームを作ります。
半円系のドームができます。
②このままの形で使えない場合は所定の形になるようにカットします。
ドーム上に「モルフ」ツールで作った平面を置きます。

③ドームをモルフに変換して、「分割」ツールで余分な部分をモルフ平面に合わせてカットします。


残った部分を使って屋根として使用します。

by shoichi.I





2017年12月12日火曜日

ArchiCAD _要素分類による鉄骨材料管理(AC21新機能)

ArchiCAD21新機能 要素分類機能を使った鉄骨材料の仕分け方法です!

プロパティの追加以外に要素分類で仕分けが階層状態で設定できる事で、節毎、階毎、製品単位毎など
様々な仕分けができ、分類や情報を追加する事で選択がし易くなり、施工ステップや重量の検討など様々な
活用・検討が容易になります!


POINT

 1.要素分類で節-階など階層での仕分け管理を行う。

 2.プロパティー情報との組み合わせ


①プロパティマネージャーで製品符号を設定(現場における最小部品単位:製品)


プロパティマネージャー

②要素分類で節と階を階層の状態で仕分け!(仕分けがし易い!)

要素分類


③選択と選択などで要素分類や要素分類とプロパティを組み合わせた選択ができる。

要素分類による選択(節単位)



要素分類とプロパティによる選択(節と製品符号)




まだまだ要素分類を活用した材料の仕分けができそうです!

A.M

2017年12月11日月曜日

Navisworks タスクタイプの色を変えてわかりやすく表示

2017年10月20日にアップしましたブログ
Navisworks TimeLinerで簡易ステップ」では
工種ごとに色を設定してTimeLinerで毎日ステップ!だったのですが、

ちょっと色が多くてわかりづらいな・・・

って感じもしますよね!

そんな時は
タスクタイプの色を変えて
自分が確認したい部分のみをわかりやすく表示
ってこともできます!

「設定」タブで色を変えてみました!
(後で色を再度戻したりするのは手間なので、
元データは残しておいて、色を変えたほうが良いと思います。)



コンクリートだけ赤にしてみました!
この日はこことここでコンクリートを打つんだな
などがわかりやすくなります!



上図は工区が少ないので
ふ~んって感じですが、
工区がたくさんある現場だと分かりやすいと思います!


y-ito


2017年12月8日金曜日

誘発目地と化粧目地

RCの建物の外壁躯体に入れる目地のおさらいです。今回は初級編です。
RCの建物の外壁躯体には、誘発目地打継目地化粧目地を入れます。

誘発目地はひび割れ防止の為に、大きい面では縦横約3.0m内外で入れ、また建具
などの躯体開口部の角に合わせています。

打継目地は、躯体のコンクリートを打ち継ぐ部分に躯体の天端の精度を確保し、
打継面からの漏水を防ぐためのシールを打つ為に設けます。

化粧目地は、デザイン上のアクセントや、誘発目地や打継目地が見た目にきれいに
見えるよう躯体の断面欠損が無いように入れます。 断面欠損が無いという事は、
外部面のフカシ部分に入れるという事ですね。

誘発目地は、躯体幅が大きいためにひび割れの入る恐れがない梁には入れません。しかし、品質的に重要な誘発目地と打継目地のみとなると、建物としてのデザイン
性が落ちてしまいます。


デザイン性を確保するためには、梁部分には誘発目地につながる化粧目地を入れ
るべきですね。
建物の躯体に入れるそれぞれの目地の役割を理解することが重要です。

                                    T.F

2017年12月7日木曜日

外壁の汚れ防止-立ち上がり天端の勾配

バルコニーやパラペットの天端勾配は外壁側ではなく内側に向けましょう。
というのは、外壁を汚す原因になってしまいます。
下記の建物は、完成してまだ2年ほどの建物ですが、バルコニー付近に雨水が伝った汚れが
付着しています。

立ち上がり天端は平面に近いため埃がたまってしまいます。雨が降るとその埃が雨水とともに流れ落ちますが、写真のように水切りがないと外壁を伝ってしまい、埃が汚れになってしまいます。                           
完成して間もない建物がすぐに汚れてしまうという事は、この先、汚れ続けてけてしまうことになります。

基本的には、立ち上がり天端は内勾配とし、やむを得ず外勾配とするときは、水切りを
必ず設け、出寸法も15㎜以上とりましょう。
                                  T.F