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2014年4月30日水曜日

マインドマップで配線図を作成



最近の住宅は電気関係の配線がかなり増えています。

ケーブルテレビやIP電話、インターネットや宅内LANなど。。。この部屋を経由して、

あっちの部屋になど、頭で組み立てたものの、電気屋さんに伝えるのが大変ですね。

そこでマインドマップで配線概念図を作成しました!


上記は新築時のものですが、将来対応の概念図も作成して電気屋さんと打ち合わせしました。

資料がないと打合せに時間が掛かると思いますが、30分で理解してもらえました!


sakamoto

2014年4月28日月曜日

非常時に扉が外せるトイレブース金物


トイレブースの鍵が非常時に外から開錠できるのは知ってますよね。

この機構、病院ではイマイチ喜ばれないんです。
 
 患者さんやお年寄りが具合が悪くて倒れた場合は、鍵が開いても扉が内開きでは、開けられない

いう事例があるようです。

 じゃあ、初めから外開きのドアにすれば良い・・・のですが。

当然普段の使い勝手が悪いから、通常は内開きなわけで・・・

 
こんなジレンマを解決するヒンジ金物があります。





 
普通に内開きですが、非常時にヒンジの金具を外

部からコイン程度の道具で外して

扉自体を取り外せる仕組み

です。











 これなら普段と非常時の使い勝手が両立しています。

たいていのトイレブースに採用可能です。

商品名:非常解グラビティヒンジ
メーカー:ベスト





M.D

2014年4月25日金曜日

消火水槽釜場の注意事項


消火水槽のピットに釜場がある場合は大きさに注意が必要です!



 名古屋市の場合消防用設備等技術基準
 (名古屋市予防部指導課監修)で左図のように
基準があります。

 
まずピットの平面的な大きさですが、
送水管の径を基準にして釜場の大きさが決まるので、建築だけで判断できません。

 また、ピット深さも使う器具によって変わってくるので注意が必要です。





もし基準を満たさない場合は左図のような”ピットを持たない水槽”で水量を計算する事になります。
 

こうなると大幅にロスが出るのでピット容量の不足も考えられます。






今回は名古屋市の基準ですが、
各自治体で異なる可能性があるので事前に確認が必要ですね!

 

M.D

2014年4月24日木曜日

工事写真の共有化

工事写真
写真を撮ったその時に少しづつ整理していけばいいのですが

どうしても各種工事完了後に
まとめて整理することが多くありませんか?


この写真アプリは事前に撮影箇所の工事黒板をカメラ内に作っておくことができるので
予め撮影計画を立てておくことができます。



前もって工事看板を作成しておくことで、黒板の内容に記載間違いがなく、
計画通りに撮っていけば撮り忘れることもないので、
しっかり工程管理が出来ます!


しかも!

撮り終わればすでにアルバムが完成しています!

また、共有サーバーにアップすることで、監理者にも工事の進捗状況を確認して頂けます。

国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されているものですので
ぜひチェックしてみて下さい!
http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/Explanation/MainExplanation.asp?TabType=1



K.K

2014年4月23日水曜日

Solibri メンテナンス通路を確保する


 免震構造の建物の計画時に、「免震装置のメンテナンス通路 
確保」がよく問題になりますよね。Solibri Model Checkerを使って、
メンテナンスの為のスペースが確保されているかどうかをチェック
てみましたよ!






 まず、ArchiCADで躯体モデルへメンテナンスに必要な通路スペースモデル入力します。黄色い部分がメンテナンス通路、ピンクの部分が免震装置を引き抜く際に必要なスペースですよ。今回はスラブオブジェクトで入力しました。



 ←ArchiCADで見たところ。



 設備配管のモデルは例によってサブコンさんからの頂きものです
(笑







←ArchiCADで見たところ。



IFC変換した両モデルを、Solibriに読み込みました。

通路として作ったスラブと設備配管干渉チェックすると。。。

必要スペース内配管されてしまっている部分が、一目瞭然ですね。
平面図だけでは分かりにくい高さ方向の干渉も一発で可視化できます。


天井配管点検用キャットウォーク検討等にも応用できますね!


JM


2014年4月22日火曜日

現場用語の基礎知識

4月に入り建設現場へ新しく入られた皆さんも多いと思います。


今回はそんな方々へ向けた題して「現場用語の基礎知識」(笑)です。


【トラ】(名詞)

①黄色と黒で構成されたもので、主に安全区画等に使われるもの
例 トラテープ トラロープ

②光波測距義、トランシット(セオドライド)の事

新しく入られた方は先輩方から
「トラもってきて!!」
といわれる場合があると思いますので、
慣れるまでは①なのか②なのか確認することをお勧めします。

【コーン】(名詞)

もちろんトウモロコシの事ではなく、
三角コーンの事です。
コーンを使用する際は原則「バー」も一緒に使用することが多いので
覚えておきましょう。

【たち】(動詞)

柱や壁等の鉛直性を確認するときに使います(建ち)。
もちろん魚や刀の事ではありません。
例 鉄骨柱の建ちをみる。

今回ご紹介したのは勿論ほんの一部であり、
様々な用語が現場では飛び交っています。

その中で大切な事はわからない言葉をそのままにしておくのでは無く、
直ぐ聞くことだと思います。
(「発破」という言葉の意味を知らずに埃まみれなった
という笑えない話を聞いたこともありますので…)

頑張ってください!!


コーンとバーです。
(ちなみにバーの事はトラバーといったりします。)


T.S

2014年4月21日月曜日

屋上屋外機や分電盤のメンテナンス通路

屋上の屋外機や分電盤の機器配置では、
いつも限られたスペースでの配置調整
点検、メンテナンスルートの検討が必要ですよね。
今回、初めて使用したのですが、
ケーブルラック(電路)に屋根形カバーをして
その上を歩行できる製品を使用しました。









ケーブルラック(電路)の上を点検通路や
メンテナンススペースとすることができる
ので
屋外機や分電盤の機器配置、メンテナンススペースや
通路計画はとても有効に活用できたと思います。

この屋根形カバーはへの字型で
ノンスリップタイプになっています。
けっこう見た目よりしっかりしてます。
建築のカタログや資料だけでなく、
設備さんのカタログも研究しないとだめですね。
ちょっと、、、ではなくて
しっかり覚えておくと良いと思います。

【ネグロス電工 ノンスリップタイプ屋根形カバー】
http://www.negurosu.co.jp/products/new/goods/201208/SD-CV300NSY/

T.N

2014年4月18日金曜日

吹抜と取合う防火区画の壁

吹抜けと取合う防火区画の壁!

今回こちらは
片面2重貼耐火間仕切で計画されており

設計図では共通事務所側が片面2重貼耐火間仕切
なっているため、
天井裏でスラブ下まで
ボードを貼ることになっていました!



 そこで!

変更案として、吹抜け側をSウォールにす
る提案をしました



共通事務所内のボードは天井下でよいため、
天井裏でスラブ下までボードを貼る必要がなくなり
梁巻の軽量・ボードもなくなりました!

これによって
コスト、工程の短縮になりました!

よしっ!

H.Y

2014年4月17日木曜日

免震装置の種類と特徴

今回の現場では
1つの建物複数の種類の免震装置
を使っています!

そこで!

名前を聞いただけではピンと来ないな、、、

と思い、

代表的な免震装置の種類をまとめてみました!




免震性能を確保するには

1.免震装置の製品の品質

2.確実かつ正確な取付施工

3.免震変形に対するクリアランスの確保

全てを満足しなければなりません!

是非参考にしてみて下さい!


K.K

2014年4月16日水曜日

外壁に何があるかまとめてみよう

鉄骨造で胴縁のある建物では

建具開口の他、
外装パネル目地位置、
設備開口、
樋受け下地、
外壁サイン下地など

多くの要素のために胴縁を配置する必要があります!


そこで!
それらを1つの図面に集約してみました!



設計との打合せ確認用、
鉄骨・建具・設備・サインなど各業者間の調整や
指示資料として使えるので、

一手間かけて作っても
後の作業を考えると効率化につながります!

しかも!
漏れ、間違いも少なくなります!!


是非、作成することをお勧めします!!!


H.Y

2014年4月11日金曜日

ArchiCAD モルフの体積を一覧表に表示する


RC造の建物のコンクリート数量を出すためにモデリング
してたのですが、外部階段がちょっと変わった形をしてて













↑こんな形ですので

さくっとモデリングするにはモルフツールが手っ取り早いと
考えました。

まず平面図で上に引き延ばして・・・














次に断面図で横に伸び伸びしてぇ~・・・


















合体すれば終了!って(笑)















で一覧表で体積は~?





↑モルフの体積が構成要素では表示されないです!

一覧表の構成要素「レイヤー別構成要素」の値には
モルフがありません。















同じく「数量一覧」「全ての構成要素」にもモルフがありません。

































でも、そんな時は一覧表の「要素」を右クリックして
新規一覧表...を作成してください。

















一覧表設定を追加のダイアログで名前を付けてOKすると



















今度は値のプルダウンの中に「モルフ」が出てくれました!



















これで一覧表設定から「フィールド」の使用可能なパラメータ
「一般」でレイヤーを追加、「モルフ」で体積を追加して





















モルフの体積を出すことが出来ました!!

















・・・でもこれって各パーツがバラバラで今一つですねぇ~

こんな場合は、

バラバラパーツを全部選択して、デザイン→モルフを修正→結合
をすると・・・














一覧表も結合して一体になりました!
















これで複雑なRC造のコンクリート数量もばっちり出せるはずです。

by MK

2014年4月10日木曜日

複合機の機能がすごい!

最近の複合機の機能が、なかなか、すごいんです!

今回、ご紹介するのは富士ゼロックスの図面差分検出ソリューション
いう機能です。

複合機のスキャンデータを使って変更前変更後の図面を自動的
対比して、双方の差分を検出し、変更部分を強調表示して図面出力
することが出来るんです!!

ではさっそく試してみましたしょう。


複合機のスキャン機能を使って変更前と変更後の図面をそれぞれ
スキャします。


変更前の図面


変更後の図面







次にWEB上の「富士ゼロックス 図面差分検出ボックス2」を立ち上げて
「変更前」と「変更後」のPDFデータを指定して検出開始ボタンを押します。


しばらくすると複合機から1枚の図面が出てきました。





赤と青で表示されている部分が変更があった箇所なんですね。

はデータが削除された箇所。

はデータが追加された箇所という設定にしてあります。

差分の表示は追加のみとか、削除のみといった出力設定も可能です。

扱えるデータは

DocuWorks文書、DocuWorksバインダー、PDFTIFFです。

もちろん、図面のPDFデータが既にある場合はスキャンをする必要
はありません。

文書や図面に変更があった際に前の図面とどこが違うの?といった
ことを明確にするのには、もってこいの機能だと思います。
KN