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2022年4月28日木曜日

シャープに見える?ALCパネル

ALCはコストが抑えられて、断熱性能も高い材料だと思いますが、

建物の正面など、シャープに見せたい時などには使われないことが多いと

思います。

下の写真はクリオンのwebサイトから引用したものですが、セグエンテという商品です。


工場で下地塗装処理を行って出荷するようですが、ALCパネル表面の平滑性を

可能としているとのことです。

従来は吹き付け、ローラー塗りなどにより、仕上げ塗材の主材で凹凸模様や

ゆず肌模様等を形成する仕上げ方法が多く選ばれていましたが、

工場下地塗装処理を行い、現場塗装では困難な表面の平滑性と

角部のシャープなエッジを形成することにより、

上塗り塗料の選択肢を広げているとのことです。

ALCパネルの面取りも一般のものより小さくしてエッジを強調しているようです。


パッと見はECPに見えますね。


sakamoto

2022年4月27日水曜日

内開きの内部SD

下図はSDの下枠部分の縦断面です。


通常、外部SDは外開きになると思いますが、この建具は2階から上の

設備バルコニーからの避難用として内開きにする必要がありました。

内開きでの止水対策として扉下部に水切りを設け、それでも雨水が入った場合に

下枠には水抜きパイプを設けています。

上記のように開き勝手によっては細工が必要になりますね。


sakamoto

2022年4月26日火曜日

浴槽の断熱

以前、遠い現場で古いアパートに住んだ時、お湯を入れても

凄い勢いで冷めていく浴槽がありました😅

お湯は暖かいのに、浴槽の表面が冷たいような。。。

自宅を建てる時に魔法瓶浴槽も見てみましたが、



デザインが限られているし、金額も結構高くなりますね。。。

結果、気に入ったデザインの浴槽に断熱発砲ウレタンを吹き付けて

もらいました。(写真はネットから探したものです)


大工さんが断熱発砲ウレタンのスプレー缶を数本使ってやってくれたのですが、

30,000円程度で済みました。

魔法瓶浴槽と較べたわけではありませんが、冬でも冷めにくいと感じています。

これから家を建てる方は是非。


sakamoto

2022年4月25日月曜日

セルフレベリングの種類

 セルフレベリングは10mm程度の厚さがないと上手く流れないと

思っていましたが、最近は3mm程度でも使える製品があるようです。

また、高耐荷重用勾配用排水溝用外部用など、

新たな製品も出ていました。


勾配用は勾配なりに均し、金ゴテ押えが不要とのことです。

セルフレベリングは、セメント系と

石こう系の2種類がありますが、石こう系は強度が低く、耐水性にも劣りますが、

ひび割れにくい特徴があります。

病院や学校などで保冷配膳車を使用する場合、機種によっては400kg以上のものも


ありますので、石こう系だとわだちができることがあり、確認が必要になりますね。


sakamoto

2022年4月22日金曜日

ArchiCAD24 Grasshopper Live Connection(平面で斜めのオブジェクト)

別ソフトで作ってIFC → ArchiCAD に変換した、オブジェクトの柱・梁モデルがあったので
Grasshopper-ARCHICAD Live Connectionを使って
オブジェクト → 柱・梁に変換しようと思ったのですが、

平面で斜めのオブジェクトが、 でか! ってなってしまったことがありました。

この場合、ArchiCAD上で、オブジェクトをモルフに変換し、
Live Connectionにつないだところ、

無事に斜めの状態で取り込むことができました!






もし同じ状況になってしまった場合は、試してみてください。





y-ito

2022年4月21日木曜日

ArchiCAD24 Grasshopper Live Connection(柱・梁をセットできないとき)

 先日、Grasshopper-ARCHICAD Live Connection
でArchiCAD → Grasshopper につなごうと思ったときに、

あれ?Setできない‥

ということがありました。


理由は、梁にセグメントを設定していたからでした。








セグメントでハンチにしている梁 ↓




ということで、

ArchiCADでセグメントを設定しているとGrasshopperと連携できないので、

連携する場合は、セグメントを設定しないでモデリングするか、

連携するときに削除する必要がありそうです!




y-ito


2022年4月20日水曜日

ArchiCAD24 Grasshopper Live Connection (ArchiCAD→Grasshopper)

ArchiCADでGrasshopper Live Connectionをつないだときに

ArchiCAD Grasshopper に何の情報が行くか確認してみました!(柱)






ArchiCADの柱の設定 ↓







Grasshopper Live Connection につないだ結果 ↓






「Extract Property Settings」のコンポーネント上で右クリックすると
表示したいプロパティを選択することができます。







また、 「Deconstruct  Column」のコンポーネント上で右クリック
「Bake」を選択すると、



 
  ↓ 

柱の端点(Anchor Point とEnd Point)とポリサーフェスができます。







「Deconstruct  Column」のコンポーネント上で右クリック
「Select Column Surface Type 」を選択すると、
 面を選択できて、






例えば「Top Surfaces」を追加して、
右クリック、Bakeをすると

上面のみ作成できたりもします。





もし機会がありましたら、試してみてください♪




y-ito




2022年4月19日火曜日

ArchiCAD 杭を柱で入力-2

杭を柱ツールで入力したときは

ラベルも使うと、確認しやすいです。





必要に応じて
オプション>プロパティーマネージャーで
プロパティを追加します。


今回は「一覧表(並び替え用)」「杭番号」「杭長(m)」
を追加しました。
(※ラベルだけであれば、「一覧表(並び替え用)」は必要ありません。
一覧表で並び替えたい場合はあった方が良いと思います。)










ラベルはArchiCADで既に用意されているものを使います。

今回「杭番号」「杭長(m)」は「プロパティラベル」
を使いました。



「杭符号」「杭頭レベル」は「一般ラベル」を使いました。




ラベルを使うと、モデルチェックもしやすいですよ。


また、プロパティマネージャーを使って「杭番号」を入力しているので、
途中で1本追加になって番号を振り直したいときでも、
「一覧表からプロパティ値をエクスポート」してExcelで番号を振り直し、
「要素にプロパティ値をインポート」を使ってインポートすることで、
比較的簡単に変更することができます!







y-ito

2022年4月18日月曜日

ArchiCAD 杭を柱で入力

 杭、何ツールで入力していますか?

今回は、杭を柱ツールで入力した場合の、こうしておくとよいかも
を書きます~


①構造図の杭天端表記が「1FL-〇〇」の場合は、
上部リンクとしておくと確認しやすいと思います。




②一覧表を使用すると管理しやすいです。




このとき、

あ、間違えていると発見し、




「長さ」を直して、





「上部オフセット」を直すと、

「長さ」が元戻ってしまうことがあります!笑





この場合は、

「長さ」を直して、





「上部オフセット」ではなく、
「GLからの高度」を直すと、

今度は元に戻らずに修正することができます!





列の名前を変えると、わかりやすいです。







ちなみに、一覧表のフィールドは、検索すると見つけやすいです。




③一通りモデルチェックが終わった後とかに、
杭の長さは変えずに杭天端レベルを下げたい(下図のdはそのままで)というときは、
杭と基礎を選択して、右クリック、
移動とコピー>高度変更を使うと
やりやすいです。(平面でも3Dでもできます)










何かの参考になれば幸いです。



y-ito


2022年4月15日金曜日

ArchiCAD リノベーションフィルタ利用箇所確認

 以前のブログ、

「 ArchiCAD リノベーションフィルタを利用するときの注意」

(http://sherpa-net.blogspot.com/2017/06/archicad_14.html)

をご紹介していますが、

そこでは、どこにリノベーションフィルタを利用したか

把握しておくほうが良い、とお伝えしていました。

しかし、

正直、覚えていられないですよね。。


私自身、リノベーションフィルタを使った後、

リノベーションステータスを【新規】に設定していた部材を

削除したつもりが、忘れがあり、

ひょんなところで、忘れていた部材が現れ、

「はっっ!、、、」と、したことがありました。


そこで、検索と選択を使って、

利用した箇所を確認したり、

もう利用しないところに関しては削除

しておくことをおすすめします。


追加を選択して、

【IDとカテゴリ】から

リノベーションステータス】を選択します。



【リノベーションステータス】を
【新設】にしておきます。

今回は上記のように【既存】と【異なる】を設定し

要素選択をクリック!

(適宜、条件を設定してください。)



リノベーションフィルタの利用箇所が

選択されています♪

よかったら試してみてください☆


 YS

2022年4月14日木曜日

Bluebeam 動的塗りつぶしの修正

以前のブログ、

「 Bluebeam 動的塗りつぶし作業の効率アップ」

(http://sherpa-net.blogspot.com/2019/01/bluebeam_28.html)

で、動的塗りつぶしについて少しご紹介していますが、

作成していて、塗りつぶしがはみでてしまった。。

もう一度最初から作成し直し!!

ということが度々ありました。。


少しだけ修正すれば、、、というときは

境界の追加】を使ってみてください。

はみ出た部分に境界の追加で線を作成します。

それだけで、はみ出た箇所が削除された状態になります!


【適用】で面積が作成されました★

大きくはみ出したときは、

最初からやり直すほうが早いかもですが、

少しの修正のときはよかったら試してみてください☆


 YS 

2022年4月13日水曜日

Bluebeam 作業途中にスナップをOFFにしたいとき2

 昨日のブログ、

「 Bluebeam 作業途中にスナップをOFFにしたいとき」

(http://sherpa-net.blogspot.com/2022/04/bluebeamoff.html)

をご紹介していますが、


他のマークアップ測定でも試してみました!

測定:面積のとき



マークアップツール:多角形のとき


位置合わせの時と同様に

作業途中でもCtrlキーを押しながらであれば

スナップをOFFすることができました!

使う場面がありましたら、試してみてください☆


 YS