a図
b図
a,bの壁位置は同じなのですが寸法の出し方が
a.壁芯で寸法を押さえている
b.壁面で寸法を押さえている
となっています。
通常、aの寸法の引き方が通常ですが、bについて作図者
が狙っていることを考えると壁間のスペース(寸法)が
必要と読み解けます。例えば
・法令上寸法が指定されている場合(廊下幅等)
・機械設置に伴い寸法が指定されている場合
等壁間のスペース(寸法)が重要な場合です。
この様な作図者の意図を理解しないで施工を行うと
(この場合、何も考えずaの出し方で位置だしを行った場合)
㎜単位の誤差等で必要な寸法が寸足らずとなり、後々困って
します場合があるのです。
図面を読むときは、寸法の引き方ひとつをとってみても考えながら
読み解く必要があります。
T.S
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