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2020年2月28日金曜日

Revit 鉄筋ファミリ!⑤


前回の続きです。

D表示してみます。

鉄筋が柱の中に隠れて見えないので、カテゴリで透過度の設定をするか、

作業の為であれば、ワイヤーフレーム表示にすると良いです。




「詳細レベル」は「詳細」にします。


鉄筋が単線表示なので、鉄筋がある辺りを矩形選択し、

「構造鉄筋」のみチェックが入った状態でOKします。


インスタンスプロパティの「ビューの表示状態」の「編集」をクリックします。

各ビューでの表示状態を設定できますので、

該当ビューの「実径で表示」のチェックを入れてOKします。


すると、実径で表示されますね!

FH

2020年2月27日木曜日

Revit 鉄筋ファミリ!④


前回の続きです。

今日は「かぶり厚」についてです。

柱を選択すると、インスタンスパラメータに「かぶり厚~~」がありますね。

デフォルトでは<25mm>となっています。

ここでは「上面」「下面」「その他の面」しかありませんね。




「構造」>「かぶり」をクリックすると、



リボンの下にかぶりの設定ボタンが表示されます。

「・・・」をクリックすると、「かぶり厚設定」の画面が出てきます。



ここで追加などします。

下の赤枠内をクリックし、

柱を選択し、プルダウンでかぶり設定を変えると、その柱の全ての面のかぶり厚さが変わります。


ちなみに下の赤枠内の方は、各面毎にかぶり設定をすることができます。

鉄筋の位置がかぶり厚によって、しっかりと追従してくれるので助かりますね!


FH

2020年2月26日水曜日

Revit 鉄筋ファミリ!③


前回の続きです。

フープ筋が1本のみなので、複数本の設定にしてみます。



リボンメニュー内の「レイアウト」を「単一」から「複数」にしてみます。

最初「3本」となっています。

配置した柱に均等間隔で3本配置されました。

「間隔と数」にして、「間隔」を入力後、「本数」を入力してみました。

仕口分の下まで配置される本数にしてみました。

「最大間隔」は入力した間隔が範囲内で最大となるようにしてくれます。

「最小間隔」は入力した間隔が範囲内で最小となるようにしてくれます。

安全側を考えると、「最小間隔」の出番はあまりないかも知れませんね。


範囲はハンドルをドラッグすると変更することが出来ます!



仕口部分は、今のフープ筋を複製するといいと思います。

複製し、範囲をハンドルで調整し、間隔を調整する、という流れです。



SRCで鉄骨との関係で1本ずつ調整したい場合は、「単一」で複製することになります。

次は平面ビューに戻り、主筋を配置します。

直筋の「00」を選択します。

タイプセレクタで鉄筋棒の種類を選択します。

「配置の向き」は「かぶりと平行」にします。

柱にマウスを持っていき配置します。

フープ筋にピタっと吸着してくれます!


他もクリックして配置します。

角の鉄筋は1本ずつ配置した方が良いと思いますが、

中の鉄筋で個別に調整が不要の時は、

「固定数」で配置しても良いのかも知れません。

また次回に続きます!



FH

2020年2月25日火曜日

Revit 鉄筋ファミリ!②


Revitで鉄筋を配置してみます。

 

このようなモデルを例にします。

ちなみに、Revitの鉄筋ファミリは、コンクリート要素が無いと置けません!


 


まずは柱のフープ筋からです。

平面ビューにして、「構造」>「鉄筋」をクリックし。





タイプセレクタで「D10」の鉄筋棒を選択し、鉄筋形状は「18」を選択して、

マウスを柱に持っていきましょう。



すると下図のように、かぶり厚さ分、逃げてフープ筋の線が表示されます!

Tabキーを押すと、フック位置が90度ずつ移動しますね、つまり回転します。




下図が鉄筋配置のリボンです。

「配置面」「配置の向き」「鉄筋セット」があります。



※「配置面」:

「現在の作業面」は、現在の作業面に配置となります。

その他、「近方の~~」「遠方の~~」が選べます。

 ※「配置の向き」:

  作業面と平行、かぶりと平行、かぶりと垂直、のいずれかの向きを選べます。

 ※「鉄筋セット」:

  「単一」は1本のみ、その他、間隔や本数指定で配置が可能で、後から変更もできます。


 


クリックして鉄筋が配置されます。



この画像では鉄筋が単線表示です。

 「表示スタイル」を「標準」か「詳細」にすると太さまで表示されます。
 




ちなみに、断面では、「詳細」では下図のようにフック部分の重なりまで表現され、



「標準」ではフック部分の重なりは無視された表現となります。

鉄筋の検討をする時は通常こっちの方が良さそうですね。




続きは次回とします!

 

FH

2020年2月21日金曜日

Revit 鉄筋ファミリ! ①


Revitの鉄筋ファミリについて解説していきたいと思います。

まずは、ロードからです。普通にロードしても良いですが、

「構造」>「鉄筋」をクリックすると、

以下のメッセージで「OK


続いてのメッセージも「OK

ファミリの選択の画面が出るので、「構造鉄筋形状」を開いて、

一応、全て選択して「開く」します。
(1つだけでもOKですよ)

「・・・」をクリックすると絵も出てきて見やすいですね、これが鉄筋形状ファミリです。

つまり、直筋なのか、曲げ筋なのか、フック付きなのか、、、などの形状そのものですね。

タイプセレクタには「鉄筋棒」というファミリが出ていますね、

クリックしてみると、D22D25など、鉄筋の種類のようですね。

ここで材種別、径別、などタイプを設定すると良いです。

タイププロパティの中を見ると、鉄筋径や折り曲げ径、フックの時の曲げ径、

などの設定ができるのが分かります。

高張力鋼などもタイプで設定しておくと良いことが分かりますね。

次回は、とりあえず配置する方法を紹介します!

FH

2020年2月20日木曜日

Revit ArchiCADのサインを取り込み!


ArchiCADのモルフで作成したサインをRevitに取り込んでみました。



SKP形式に変換します。

SketchUpバージョンは「8」にすると良いです。




Revitのファミリを新規作成し、取り込みます。




尺度変更しますが、なぜか3D画面上でしかできませんので、3D画面を表示します。


モデルを選択し、「スケール」をクリック。


上部からの視点にします。




端から端までクリックして、




調整したいサイズを入力しEnterします。




大きさが調整されました!



プロジェクトファイルにロードして使えますね!


FH