例えば計算式で集計を行った際、左セルに「計」右セルに計算式を入力する場合がありますが、状況によっては納まりが悪い場合があります。その様な際にご紹介する「同じセルに文字と計算式を同居」させるが役に立ちます。
やり方としては
同居させたいセルを選択(今回はD2セル)
↓
セルの書式設定からユーザー定義を選択
↓
"計 "G/標準(計の後にスペースを入れています)
こうすれば計算式のセルに文字を同居させる事が可能です。
例えば計算式で集計を行った際、左セルに「計」右セルに計算式を入力する場合がありますが、状況によっては納まりが悪い場合があります。その様な際にご紹介する「同じセルに文字と計算式を同居」させるが役に立ちます。
やり方としては
同居させたいセルを選択(今回はD2セル)
↓
セルの書式設定からユーザー定義を選択
↓
"計 "G/標準(計の後にスペースを入れています)
こうすれば計算式のセルに文字を同居させる事が可能です。
Excelで異なるセルの文字を繋げる方法をご紹介します。
セルA2に図番セルB2に図面名称があったとします。これを _(アンダーバー)を介してつなげたい場合
セルC2(これは任意の位置)に
=A2&"_"&B2
と入力します。
これで繋がった文字が表示されるわけですが、この場合のC2はあくまで計算式ですのでD2セル(これも任意の位置)にC2セルコピーを値貼り付けすれば完了です。
大量のファイル名など作りたい時に便利です。
T.S
ファイル名をコピーしExcel等に貼りつける場合
ファイルの選択→ダブルクリック(若しくはF2)→文字列のコピー
とされている方がいるかと思いますがファイル数が多い場合時間がかかり大変です。
そこで
パス付きコピーにてコピー→貼り付け
という方法をご紹介いたします。やり方はいたってシンプルでファイル選択時に
shiftを押しながら右クリック→パスとしてコピー
を選択すればパス(アドレス)と共にコピーされます。
その後は貼り付けを行って不要な部分(アドレス、拡張子等)を削除(ファイル数が多い場合は検索→置換で対応)できます。
不要な部分は[検索と置換]で一斉削除
T.S
Excelで集計を行う際、行の最後に集計を持っていきがちですがこの場合
・行が長い場合、最後までいかないと結果がわからない
・複数シートで集計かつシート毎で集計位置(行の位置)が違う場合、総計を出す時に煩雑になる(串刺し計算もできない)
というケースが発生します。
これらを防止するため、行の先頭に集計をもって来る事をおススメします。この仕様だと
・行が長くても先頭行なので結果がすぐわかる
・複数シートで集計の場合でも総計を出すのが簡単になる
となり、データ管理が楽になります。
T.S
前回は、Dynamoでパラメーターを辞書型で確認する方法について紹介しました。
パラメーター確認シリーズの最終回は、Dynamoでパラメーター名の重複を確認する方法についてです。
プロジェクトパラメーターは、システム上プロジェクト内で同じパラメーター名をつけることはできませんが、共有パラメーターは同じ名前でも、GUIDが異なれば下図のように複数利用することができてしまいます。
そこで今回はDynamoで、パラメーターを取得して重複の状況を確認してみたいと思います。
まずは、第1回目と同じ要領で、共有・プロジェクトパラメーター名を取得します。
次に、[List.UniqueItems]ノードで、重複のないパラメーター名のリストを作成、[List.AllIndicesOf]ノードで、元のリストのインデックスを取得、[List.GetItemAtIndex]ノードで、パラメーターを名前ごとに分けたリストに格納します。
最後にリスト内の個数が、2個以上のものを抽出して完了です。
Revit2022では、パラメーターの検索機能が付くようなので、パラメーター名の重複の確認は行いやすくなりそうですが、Revitの内部で持っている情報をDynamoなどで確認したほうが、Revitの機能で探すよりも楽なことはあるかと思うので、Dynamoでのパラメーター確認ぜひ試してみてください。
R.O
前回は、Dynamoで共有パラメーターかプロジェクトパラメーターかどうかを確認する方法について紹介しました。
パラメーター確認シリーズ2回目の今回は、Dynamoでパラメーターを確認しやすくする方法についてです。
Dynamoでは、各ノードごとにノードの処理結果がみられる、プレビュー機能があります。
例えば、下図のようにプロジェクト内の壁のインスタンスを取得すると、
要素がリストに格納され、各アイテム(データ)とインデックス(番号)を確認することができます。
パラメーターの特定の情報を確認したいとき、このリストでは情報を確認しづらい時があります。
具体的に見てみましょう。
例えば、パラメーターが文字パラメーターか、整数パラメーターかどうかの確認は、
[Parameter.StorageType]ノードで取得できますが、
プレビューでは、[Parameter.StorageType]ノードのインデックス"0"の"Integer"が、どのパラメーターかどうかは、下図のように横に並べないと確認できません。
そんな時に使えるのが、「ディクショナリ」です。
これは、リストのように、データを格納するデータタイプの一種です。
リストで格納したアイテムは、インデックス番号をキーとして管理しますが、
ディクショナリはインデックス番号の代わりに、任意の文字列とすることができます。
試しに、パラメーターの名前をキーしてに、先ほど取得したStorageTypeをディクショナリに格納すると、
このように、インデックスの代わりにパラメーター名がキーとして表示され、パラメーター名とStorageTypeを同時に確認することができます。なお、注意点としては、
ディクショナリのキーは重複を許容しないので、キー名は固有の名前をつける必要があります。今回パラメーター名をキーとしましたが、もし同じパラメーター名がある場合は、最後に入力された値が残り、それ以前の同じパラメーター名の値は上書きされてしまいます。
また、リストとは違い、順序は保存されないので、格納するデータの順序を保持したい場合は適しません。
データを理解しやすくするのに、このディクショナリは有効だと思うので、ぜひお試しください。
次回は、パラメーターの重複についてです。
R.O
第1回目は、共有パラメーターとプロジェクトパラメーターの確認方法についてです。
通常、Revit内で要素を選択すると、プロパティにその要素が持っているパラメーターが表示されますが、どのパラメーターが共有パラメーターか、プロジェクトパラメーターか、もしくはデフォルトのパラメーターかは判別がつきません。
今回は、間口の狭い場所に配置する部屋についてです。
通常、Revitの仕様で、1フィート(306 mm)以下の幅の部屋境界内に、部屋を配置することはできません。
ちなみに、部屋境界で四周を囲った場合、試したところ276mmまでは部屋を生成することができました。ただし、場合によってはどうしても部屋を配置したいケースもあるかと思うので、
そんな時の対処策を2つ紹介します。
①インプレイスで壁を作成する
インプレイスで作成した場合、306mm以下のスペースでも部屋を配置することができます。②エリアで配置
Revitでの部屋を利用する用途にもよりますが、面積を取得する用途であれば、エリアで代用可能です。
以上になります。
①も②も、完全な解決策ではありませんが、こういう方法もあるという選択肢となれば幸いです。
R.O
CADで作図する際に、便利な機能として『基点からの移動』をよく使います。
AutoCADでは、[Ctrl 又は Shift]+ 右クリックでショートカットメニューを開き、
【基点設定】を選択すると新たな基点から移動することが出来ます。
ArchiCADでは、移動中に『距離』に[数字(移動したい距離) +(プラス)]を入力すると、
マウスカーソルの位置から入力した数字だけ進みます。
(ー(マイナス)を入力したら戻ります。)
REVITでも同じことをしたかったので試してみました。
REVITでは、移動中に基点としたい位置にマウスカーソルを合わせ、
その時表示されている『距離』に[= 現在の距離 + 数字(移動したい距離)]を入力し、
[Enter]で新たな基点から入力した数字だけ移動しました。
REVITはAutoCADやArchiCADと違って、
元の位置から基点としたい位置までの距離を手入力する必要があり、少し手間であると感じました。
また入力する距離がキリの良い数字かもわからない為、効率はあまり良くないように思いました。
ただREVITの場合"+"や"-"以外に、"*"(掛け算)と"/"(割り算)もすることが出来ました。
なのでAutoCADやArchiCADとは少し違った使い方が出来るかもしれません。
J.N
ArchiCADのラベルに関してです。
昨日はラベルの作成方法を紹介しましたが、
作成したラベルに引き出し線を表示させるとラベルの外周に四角の枠が出てしまいました。
ラベルの設定を見てみても[枠]がグレーアウトしており四角の枠を消せないのだと
思っていたのですが、消す方法を教えてもらいましたので紹介したいと思います。
まずは作成したラベルを選択した状態で【ファイル】から【ライブラリとオブジェクト】の【オブジェクトを開く】を選択します。
続いて【詳細】の中の【互換性オプション】から[特定の固定名オプションパラメータの非表示/ロックの有効化]のチェックを外して完了です。
これでラベルの設定から[枠]のチェックボックスをON/OFFすることが出来、
枠を無くすことが出来ました。
J.N
施工図などの作成で表記させたい符号の形や情報があると思います。
今回はArchiCADでラベルを自分で作成する方法を紹介します。
※ここではスラブのラベルで、符号・躯体天端・構造体天端・総厚・構造体厚を出るように作成したいと思います。
まず【テキストツール】から【自動テキストを挿入】で表示させたいプロパティを選択し、
必要に応じて【線ツール】でラインを引いて表現したい形を作成します。
ラベルとラインを配置できましたら、それらをすべて選択し、
【ファイル】→【ライブラリとオブジェクト】→【名前を付けて保存】→【ラベル】
で
このように作成する事が出来ました。
J.N