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2021年9月30日木曜日

画像一括ダウンロード

 モデル作成時にマテリアル用の画像をダウンロードすると思います。

一つのサイトから複数をダウンロードする際画像を一つ一つを保存をするのは時間がかかってしまいます。

Google Chromeの拡張機能「Image Downloader」を使うとウェブページ上に表示されている画像を一括ですべてダウンロードすることができます。

(複数を選択しての一括ダウンロードも可能です)

まず、以下のURLから「Image Downloader」を追加します。

https://chrome.google.com/webstore/detail/image-downloader/cnpniohnfphhjihaiiggeabnkjhpaldj

追加後は下図の赤矢印のように表示されます。


使い方は簡単で、保存したい画像が掲載されているページ上で「Image Downloader」を起動すると、下図のようにページ上にある画像ファイルが検出されます。


あとは、すべてダウンロードなら①のSelect allにチェック後②のダウンロードで完了です。

任意の画像のみを一括でダウンロードする際は、不要な画像のチェックを外すだけです。


TT


2021年9月29日水曜日

Revit 集計表でプロファイルを含むファミリを拾う

 数量を拾う際にスラブハンチが集計表で拾うことができません。

同様に壁のスイープやリピール等も拾えなく

プロファイルを含むファミリは拾うことができないようです。


集計表を作成後CONを選択し、3Dで確認すると拾えていません。

パーツ化することでスラブハンチなどプロファイルを含むファミリも

集計表で拾えるようになりますが、拾えるのはパーツのみになります。

スラブハンチを含む全体でのCON数量を出したい際は

下図のようにすべてをパーツ化することで数量を拾うことができます。


TT

2021年9月28日火曜日

REVIT 簡単に似た色合いのマテリアルの作成する方法

マテリアルを作成する際に、下図の項目を設定することがあると思うのですが、カタログなどを見ながら似た色合いにするのは、時間が掛かります。

そこで今回の記事では、簡単に設定する方法をご紹介致します。





①カタログなどから作成したい色の画像を切り抜きます。




②次に色の判定サイトにアップロードしRGBを調べます。





③判定されたRGBをパラメーターに入力すると似た色合いのマテリアルになります。




内装作成で様々な家具に色を付けていく時は、色の判定サイトを使用する事で、似た色にしつつ効率良く進められます。



R.Y

2021年9月27日月曜日

AutoCAD PDFをDWGに変換する方法

 AutoCADにPDFを取り込んで、DWGに変換する方法です。

①挿入からPDF読み込みを選択します。

 
②PDFを選択し、任意の設定をします。(デフォルトのままOKにしても問題ありません)




③読み込み後は、尺度変更を行い名前を付けて保存からDWGで保存します。


線分は編集可能なジオメトリに、文字は編集可能な文字になります。
※AutoCAD,LTどちらも対応していますが、2017以前にはこの機能がないようです。

TT

2021年9月24日金曜日

Bricscad クイック選択の利用

 クイック選択を使用して赤線部の大きさを変更します。


1.プロパティ管理の右上にある[クイック選択とプロパティを切替]をクリックします。(アイコンが押された状態になります)


2.[すべて]の部分をプルダウンし円を選択します。


3.[新規の選択セットに追加]を選択します。


4.当該円が選択されるので[半径]or[直径]で円のサイズを変更します。

5.円サイズが変更しました。
6.同様のやり方で文字サイズも変更します。[クイック選択とプロパティを切替]をクリックしたあと[すべて]の部分をプルダウンし今度は文字を選択します。

7.[新規の選択セットに追加]を選択します。

8.文字サイズを変更します。

9.サイズ変更後の位置調整を行って完成です。

変更数が多い時に一気に変更可能なためとても便利です。

T.S




















2021年9月22日水曜日

Bricscad 文字列の反転

 文字を[2Dミラー]で複写した時にデータによっては文字列が反転してしまう場合があります。




これはデータの設定で文字列が反転するよう設定されているため起こります。これを変更するにはコマンド欄に[MIRRTEXT]と入力し、[of]を選択します。




また反転している文字を修正したい場合は当該文字を選択し[プロパティ管理]の[その他-前後反転]で[いいえ]を選択すると直す事が可能になります。



T.S

2021年9月21日火曜日

Bricscad 片側矢印寸法の簡易作成

 下図の様な片側矢印寸法の作成方法です


1.[長さ寸法]を使用して実際の長さの寸法を作成します。


2.[プロパティ管理]にて[基本の単位-接頭]項目に文字を入れ、[線分と矢印-矢印]項目で矢印の種類を変更します。その後[分解]にて当該寸法を分解します。


3.[分解]にて寸法が分解されているので線の縮小、円サイズの変更等修正をおこなって完成です。


T.S



2021年9月17日金曜日

Rhino.Inside.Revit 1.0⑤ 複雑な形状をファミリとして作成

今まで、β版が公開されていた Rhino.Inside.Revit(以下RIR)が、先日バージョン1.0として正式リリースされました。

そこで、5回に渡っていくつか試してみた機能を紹介したいと思います。

最終回は、前回DirectShapeで作成したような、Revitでは作成が難しい形状を、ファミリとして作成する方法についてです。

なおソフトのバージョンは、Revit2020.2、RIR1.0.7894.17525になります。


Grasshopperで形状作成

まずはGrasshopperで形状を作成します。今回は、岩のような形を用意しました。

では、これをファミリにしてみましょう。

ファミリ作成

ファミリは、3D形状の場合は、「Component Family Form」コンポーネントにつないでファミリ内の形状を定義し、「New Component Family」コンポーネントで、ファミリ化します。
「New Component Family」コンポーネントにつなぐと、自動でRevit側にファミリとしてロードされます。プロジェクトブラウザにもちゃんと出ていますね。

一つ配置してみて、3Dと平面を確認すると、下図のようになりました。

平面だと、投影された岩のエッジのラインが見えています。
平面表現として、アウトラインだけ表示させたいということは、多々あると思うので、今度は平面ビューでの見え方を変えてみましょう。

アウトラインをファミリに追加

まず3D形状の平面に投影されたアウトラインを作成します。
それを、「Component Famliy Curve」コンポーネントにつなぐことで、ファミリの線分として定義することができます。今回は、平面だけで表示させたいので、「Symbolic」をTrueにし、「Construct Visibility」コンポーネントで、追加の表示の設定を行います。


「Construct Visibility」コンポーネントの設定は、ファミリ編集で設定できる「ファミリ要素の表示設定」のことですね。

では、定義したアウトラインを、ファミリに追加します。
今までは、「Component Family Form」だけがつながれていましたが、「Merge」コンポーネントで、まとめてつなぎ直すと、ファミリが自動で更新されます。
※平面ビューを一度アクティブにしないと、更新がビューに反映されないようです

これで、あっという間にファミリができてしまいました。

ファミリを配置

最後におまけとして、Grasshopperで作成したファミリを配置してみます。
まずは地盤面モデルから、面を抽出してランダムに点を配置し、ランダムな回転を加えたPlaneを配置基準とします。

次に、最初に作成した「New Component Family」コンポーネントのアウトプットを、「Family Type」コンポーネントにつなぎ、「Add Component (Location)」コンポーネントにつなぐことで、作成したPlane上に配置されます。

なお、私が試した際は「Add Component (Location)」コンポーネントにつないだだけだと、回転まで反映されませんでしたが、「Element Location」で再度Planeをつないだところ、回転もちゃんと反映されました。


以上、5回に渡ってRIRで試したことを紹介しました。
Dynamoでも、できることとしては大体同じだと思いますが、
Grasshopperに慣れている方は、RIRの方が扱いやすいのではないかと思います。

ここで試したコンポーネントは、ほんの一部なので、ぜひいろいろなコンポーネントを試して使ってみてください。


R.O

2021年9月16日木曜日

Rhino.Inside.Revit 1.0④ 複雑な形状をDirectShapeで作成

今まで、β版が公開されていた Rhino.Inside.Revit(以下RIR)が、先日バージョン1.0として正式リリースされました。

そこで、5回に渡っていくつか試してみた機能を紹介したいと思います。

4回目は、Grasshopperで作成した形状をRevitにDirectShapeとして配置する方法についてです。

なおソフトのバージョンは、Revit2020.2、RIR1.0.7894.17525になります。


DirectShapeでRevitへ書き出し

RhinocerosやGrasshopperを利用するメリットとしては、Revitでは作成が難しい形状が作りやすいことがあげられるかと思います。

そこで今回は、Revitモデルの要素を基にGrasshopperで形状を作成し、DirectShapeとしてRevitに配置したいと思います。
去年β版を試した際にも、同様の投稿をしていますが、変更点があるかどうかも含め確認してみましょう。


Grasshopperで形状作成

まずは、Grasshopperで形状を作成します。
今回は、サンプルモデルの屋根の形状を、壁のエッジのラインを利用して作成してみます。

第2回目で紹介した「Element Geometry」コンポーネントで対象となる壁の形状をBrepとして取得し、屋根がかかるエッジのラインを取得します。


そのエッジのラインを利用して、屋根が凸凹に変形したような曲面形状を作成してみました。




DirectShape作成

では、作成した形状をRevitに渡してみましょう。

手順としては、「Add DirectShape Type」コンポーネントでDirectShapeのタイプを作成して、「Add DirectShape」コンポーネントにつなぐと、Revitに配置することができます。

DirectShapeを作成できるカテゴリは、「DirectShape Category」コンポーネントから選ぶことができ、「Material」コンポーネントで、Revit内のマテリアルを呼び出すことができます。

上図のように、DirectShapeが作成されると、コンポーネントが黒くなるのでわかりやすいですね。

DirectShapeで作成された屋根は、部屋境界としても利用できるので、下図のようにちゃんと部屋の形状も屋根に沿って変わっています。


なお、RIRで作成した要素(黒いコンポーネント)はGrasshopper側でトラッキングされるようで、Grasshopperの内容を変更すると、追従して配置した要素も更新されます。

トラッキングのモードは、コンポーネントを右クリックすると選択できます。

また、トラッキングしている状態でも、Revit側で対象の要素を選択して、Rhino.Insideタブの「Release Elements」を選択すると、更新を切ることができます。


以上になります。基本的な流れは、β版のころと同じでしたね。
次回は、Grasshopperで作成した形状を、DirectShapeではなくファミリとして作成してみたいと思います。


R.O