ページ

2022年6月30日木曜日

Excel 重複箇所の表示

Excelデータの重複部分に色を付ける方法です。

色を付けたい範囲(重複箇所を探したい範囲)のデータを選択し、ホームタブ内の条件付き書式から、セルの強調表示ルール、重複する値を選択します。

書式の選択後(書式はデフォルトのままだと下図のように赤色になります)OKを押すと、重複しているセルに色が付きます。

重複を削除する場合は、先ほど同様にデータを選択、データタブ内の重複削除からOKを押すと、重複している部分を削除することができます。


削除前                 削除後

TT

2022年6月29日水曜日

Excel 保存せずに閉じたデータの復元方法

直近で作業していたExcelデータの復元方法になります。

保存せずに閉じたファイルを開き、ファイルタブ→情報を選択

ブック管理の下にあるファイルを開くと、保存せずに閉じたデータを復元することができます。


一度も保存していないファイルの場合は、新規のエクセルを開き

ファイルタブ→情報→ブックの管理から保存されていないブックの回復を選択すると

直近のファイルが出てきますので、ファイルを選択するとデータを復元することができます。


※注意点として、ファイルタブから、オプション→保存を選択し、以下の2つにチェックを入れます。

・次の間隔で自動回復用データを保存する(自動回復用の間隔も調整することができます)

・保存しないで終了する場合、最後に自動回復されたバージョンを残す


(この自動回復用ファイルは、開く可能性があるというもので、必ずデータが復元する保証はないようです)


TT

2022年6月28日火曜日

Revit_アドイン(pyRevit)でビュー上での移動の手間を減らす

pyRevitの[Sync Views]を使用することで、ビューの表示場所を揃えることができます。


【操作方法】※Revitのサンプル意匠を使用しています。

①「平面図1階」、「平面図2階」を開きます。



➁赤枠の箇所をクリックし[Sync Views]をONにします。※ONになると●が黄色になります



③「平面図1階」のビュー表示を変えます。



④「平面図2階」を開くと同じ箇所が表示されます。



以上のように機能をONにするだけで、ビューの表示場所を自動で揃えることができます。
特に規模の大きいプロジェクトの場合は、活用してみると良いのではないでしょうか。


【インストール】





R.Y


2022年6月27日月曜日

Revit 集計表 タイプパラメータの修正

集計表エクスポートから書き出しを行うと、インスタンスパラメータのみの変更しかできませんが、JP建築のエクスポートからの書き出しにするとインスタンスパラメータ、タイプパラメータの両方を修正することができます。

「エクスポート」→「現在のビューにある要素」からドアを選択します。修正したいパラメータを追加していきます。追加後はOKから名前を付けて保存します。

書き出したExcelを開き修正していきます。修正後は上書き保存をし、Excelを開いたままにします。

インポートを選択すると開いているExcelが自動で読み込まれ、Revitに反映されます。



TT


2022年6月24日金曜日

免震建物の室外機

 免震建物において室外機等の外部設置機器を1階の建物側はね出しスラブ部に設置する場合、注意す


ることのひとつに「建物に堅固に取り付ける」があります。


 これは地震発生時に転倒し破損等を防止するためです。


ただし、室外機が大型になるとフィン機能が各面にあり機能を損なわない様、壁面に取付が難しい場


合もあるのでその際は足元の取付を堅固にする必要があります。



T.S

2022年6月23日木曜日

狭小地における足場計画の注意点

 狭小地において足場を計画する場合、枠や単管等の納まりに目がいきがちですが、その他のことに目を配る必要があります。


・クランプの施工


 クランプの締付を行う際にインパクトやラチェットが使用可能(納まる)かどうか確認しておく必要があります。最悪モンキーレンチで施工しなければならないですが、クランプの施工箇所が多いと工程にも影響します。


・ジャッキベースの納まり


 最初に地盤(スラブ)面にジャッキベースを設置し足場を組み立てていくわけですが、そのジャッキベースで高さを調整します。その調整部の金具が半径88mmあり、この半径を考えずに足場計画を行うと現地で足場が組み立てられないという状況に陥る可能性があります。


狭小地の足場計画は詳細部の納まりを普段以上に気を付けなければなりません。






T.S

2022年6月22日水曜日

Bricscad 平行直角でない線(斜線)を選択する

 床や壁の開口表記線等平行、直角では無い線の選択方法です。

1.当該範囲を選択

2.[プロパティ管理]の[クイック選択]を選択

3.角度部分の[★]をクリックし[≠同じではない]を選択

4.入力部分に[0](平行)を入力

5.[新規の選択セットに追加]をクリック

6.1~5の操作を4.入力[90][180][270]で行う


以上操作を行うと斜線部分がのこります。

斜線部分が多い場合に有用な方法です。









T.S

2022年6月21日火曜日

Bricscad マルチテキストだと部分で文字色変更している場合は一括変更不可能

 [マルチテキスト]で入力した文字列は[文字]で入力した文字列と違い引出線との連携やアンダーバー等の追加などの機能が使用でき色々と便利です。


その中の機能の一つに「部分的に文字色を変更できる」というものがありますが、この機能を使用した場合、[マルチテキストの複数選択→色変更]を使用し当該文字の文字色を変更しようとしても変更ができなくなり、別に一つ一つ選択して文字色を変更しなければならなくなり手間が発生します。注意が必要です。







T.S

2022年6月20日月曜日

Bricscad パブリッシュ時ペーパー空間に番号をふって図面を順序良く並べる

 パブリッシュ印刷をPDFにて行った場合、データ名+ペーパービュー名にてPDFデータの命名がなされます。

ペーパービューの数が多くそれを何も考えないでPDFにした場合、PDFデータの順番が50音順となってしまい「データの整頓をする手間」が発生します。

その手間を省くためペーパービュー名の頭に番号を振ってPDF印刷後の「データの整頓をする手間」を省きます。








T.S

2022年6月17日金曜日

Revit 参照面コピー時の注意点


Revitの参照面は、ファミリ内だけでなくシートに配置するガイドとして製図ビューや凡例ビューで使われることがあります。

今回は、その参照面をワークシェアモデルでコピー&ペーストするときの注意点についてです。


大きな物件では、ちゃんと管理しないと参照面の数がどんどん増えていってしまうことがあるので、ワークシェアモデルではワークセットで管理できます。

通常、平面ビューで参照面を配置すると、ワークセットは現在アクティブになっているワークセットが割り当たりますが、



一方で、製図ビューや凡例ビューで参照面を配置すると、ワークセットはそのビューのワークセットが割り当たります。


その参照面を選択した状態で「Ctrl+C」でコピーし、平面ビューへ「Ctrl+V」で貼り付けると、参照面のワークセットは、その平面ビューのワークセットが割り当たってしまいます。



ペースト後にワークセットは切り替えられますが、この挙動に気づかないままでいると、ワークセットで参照面の管理をしようとしたときに、意図しない表現になってしまい余計な時間を使ってしまうこともあるかもしれません。

ちょっと細かい話でしたが、参照面をコピペするときは、お気をつけください。


R.O

2022年6月16日木曜日

Revit Dynamoの画面が表示されない時の対処法


 

今回は、Dynamoが起動しているのに、画面が表示されない時の対処法についてです。


Dynamoで作業をしていて、ふとした時にDynamoの画面が表示されなくなることがあります。

原因を調べてみたところ、ディスプレイの画面数が変わった時などに起こる現象のようで、Dynamo自体は起動しているものの、Dynamoの画面がディスプレイの範囲外に表示されてしまっている状態のようです。


解決方法としては、スタートメニューのDynamoアイコンを右クリックし、「全画面表示」を選ぶと、全画面表示されて元に戻ります。




解決法としては至ってシンプルですが、最初に遭遇した時はなかなか原因がわからず焦りました。

もしこの現象に遭遇した場合は、上記の方法を試してみてくださいね。


R.O

2022年6月15日水曜日

Revit DynamoでPythonを実行する


 
Dynamoのノードは、予め特定の処理が定義されているものが一般的ですが、自身でコードを書いて実行することのできるノードもあります。

いくつか種類がありますが、今回はPythonを記述して実行することができるPythonノードについて、少し掘り下げようと思います。
※この記事でのDynamoのバージョンは2.10.1です。

2つのPythonノード

Pythonを実行できるノードは「Python Script」ノードと「Python Script From String」ノードの2つ用意されています。

大きな違いとしては、エディターが内蔵されているかどうかです。
「Python Script」ノードにはエディタが内蔵され、ノードをダブルクリックしてエディタを起動することができます。



一方「Python Script From String」ノードは、入力側に「script」があり、ここにPythonコードのテキストデータを繋ぐと処理が実行されます。
また、外部のpyファイルを読み込むこともできます。



それぞれのメリット・デメリット

  • Python Scriptノード
    • メリット
      • ノードごとに実行ボタンがついていて、Dynamoの実行ボタンを押さなくても個別に処理を実行・確認できる
      • dynファイルにコードが埋め込まれるので、他者へファイルを渡す際は、dynファイルだけで良い
    • デメリット
      • 内蔵のエディタが、VSCodeのようなテキストエディタに比べ機能が少ない
      • 複数Python Scriptノードを使うと、どこにどんな処理を記述したかが管理しづらい
  • Python Script From Stringノード
    • メリット
      • 自身の使い慣れたテキストエディターを使用でき、作業性が良い
      • テキストエディターで、コードをまとめて管理できる
    • デメリット
      • 外部のpyファイルを読み込む場合、他者へファイルを渡す際に、dynファイル以外にpyファイルも併せてやり取りする必要がある
それぞれ一長一短があるので、状況に合わせて使い分けてみてください。


以上Pythonを実行するためのノードの紹介でした。
デフォルトのノードには用意がない処理を実行したい際などにPythonノードは活躍するので、ぜひお試しください。


R.O

2022年6月14日火曜日

Revit Dynamoプレイヤーでの入力・出力順序



前回はDynamoプレイヤーでの入出力の設定方法について紹介しました。

今回は、さらにこの入出力する項目のDynamoプレイヤーでの表示順序を変える方法について紹介します。


Dynamoプレイヤーで表示される入出力は、ノードを作成した順番に表示される仕様になっているので、前回紹介したノードを右クリックして「入力」や「出力」を選択して設定した順番はDynamoプレイヤーには反映されません。


したがって、順番を変えるには、一度ノードを削除して新規追加するといったことが必要になりますが、元々Dynamoプレイヤーで使うことを想定していなかったりすると、順番を揃えるだけでも手間がかかります。

そこで、今回はDynamoのdynファイルを直接編集して順番を変える方法を紹介します。

手順

※dynファイルを直接編集するので、ファイルが壊れる可能性があります。念のためバックアップを取っておくことをおすすめします。

①dynファイルを、メモ帳等のテキストエディターで開きます。


②"Inputs"や"Outputs"と書かれた[]で囲まれた中から、順番を変えたいノードを"Name"の欄に書かれたノード名を手がかりに探し、"Id"の値を選択してCtrl+Fで検索します。
ここでは、文字入力のための「String」ノードを選択しています。


③検索を進めていくと、"Nodes"の[]内にあるIdが選ばれるので、そのIdの含まれる{}内を選択して切り取ります。


④"Nodes"の[]内から、変えたい順序の位置へペーストし、dynファイルを保存してください。この時{}で囲われた範囲は,(カンマ)でつなぐ必要があるので、ペーストした位置によっては、,(カンマ)をつけて直してください。


⑤Dynamoプレイヤーで開いて、順序が変わっていれば完了です。



メモ帳やテキストエディターでの操作に慣れていないと、難しく感じるかもしれませんが、複数のノードの順序を変えなければならない場合は、こちらの方が効率よく変更できるかと思うので、ぜひお試しください。


参考

https://forum.dynamobim.com/t/2018-1-user-input-ordering-dynamo-player/13591/4


R.O

2022年6月13日月曜日

Revit Dynamo プレイヤーの入力・出力設定

  


RevitでDynamoのグラフの処理を実行するには、Dynamoから直接実行する方法と、Dynamoプレイヤーを利用する方法の2種類あります。

Dynamoプレイヤーを利用すると、Dynamoを起動せずに作成したグラフを実行できるので、Dynamoを使わない方でも使えて便利です。

一方、Dynamoで作成したグラフ内で数値や文字の入力があり、ユーザーが値を変更して利用したい場合、そのままのグラフの状態ではDynamoプレイヤーで細かい設定を変更したり、実行した結果を確認することはできません。

そこで今回は、Dynamoプレイヤーで入力と出力の設定をする方法について紹介します。


ノードで入出力の設定

Dynamoプレイヤーには、dynファイルの一覧が表示され、それぞれに鉛筆マークが表示されます。

これをクリックすることで、実行時のパラメーターを編集したり、実行結果を確認することができますが、ここに表示させるには、予めDynamo側でノードの設定が必要になります。


今回はサンプルとして、入力した値をWatchノードで確認するためのグラフを用意しました。


設定はいたって簡単で、Dynamoプレイヤー側で表示させたいパラメーターのノードを右クリックして、「入力」もしくは「出力」を選ぶだけです。

留意点としては、以下お気を付けください。

  • 全てのノードが入力と出力に対応はしておらず、対応していないノードは、この設定を行ってもDynamoプレイヤー側で正しく表示されません。

  • Watchノードを出力とする場合は、「ノードの名前を変更」からノード名を変更しないと、Dynamoプレイヤー側で表示されません。


設定後にdynファイルを保存しDynamoを閉じた後、Dynamoプレイヤーを開くと、、、

このように、入出力設定が追加されました!


パラメーターを変えて、実行してみると、

出力欄に入力した値が一覧表示されました!


以上、Dynamoプレイヤーで入出力の設定を行う方法についてでした。

これらの設定を行えば、Dynamo活用の幅がより広がるので、ぜひご活用ください。

次回は、入出力の順序を変える方法についてです。


R.O