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2017年4月28日金曜日

ArchiCAD _立ち上がり壁作成のコツ

立上り壁の高さの分かりやすい入力と配置・編集方法


POINT
 ・高さの入力を配置フロアのFLからの高さで入力する事ができる。


 ・壁の長さ調整は「要素をスラブに調整」で簡単ストレッチ。

■手順

①壁設定画面で配置フロアからの高さを0とし、[壁上部:]リンクなしで、FLからの天端高さを入力。
 ←まず、この様にする事でFlからの数値入力で高さ入力ができる。


壁の設定



②壁を配置。



壁配置


③壁を選択した状態で[編集]-[変形]-[要素をスラブに調整]を表示させ、「下方向の」にチェックを入れ、
 「躯体上端」を選択し[OK]


[要素をスラブに調整]


④壁がスラブ上端まで吸引ストレッチされ、床からの立ち上がり壁が完成!


完成!!


A.M

2017年4月14日金曜日

外装アルミパネル納まりの検討

外装工事でアルミパネルがありました。

外壁面より、深さのあるアルミパネル(縦スリット)があり、
アルミパネル(横スリット)、ECP取合い、内装納まりを
総合的に確認し、鉄骨下地を決めるため、納まり検討図
作成する必要がありました。


2017年4月13日木曜日

ArchiCAD BIMxでの動画の時間

前回、ArchiCADで作成する動画の長さについて触れましたが、
今回は、BIMxに持っていった場合はどうなるのか調べてみました!


BIMxでのムービーについて

BIMxでのムービーは、ムービーを再生するというよりは、モデル内を指定したパスに沿って自動で移動してくれるという考え方に近いように思います。

実際、ムービー再生中に画面をタップすると、その場で移動が止まってしまいます
※デスクトップ版ではギャラリーでの再生なので、最後まで再生されます。

つまりフライスル―を作成する場合と異なり、フレームレートの概念はありません

フレームレートがなかったら、何が時間の目安になるの??といことで、
検証してみました。


2017年4月12日水曜日

ArchiCAD 動画(フライスルー)の時間




ArchiCADで動画フライスルー)を作成する際、動画の時間の長さを設定したいと思ったことはありませんか?

実際の動画作成時には、時間の長さでの設定ではなく、動画のコマ数で設定することになります。

そこで、動画の長さから設定を決めやすいように、まとめてみました


動画の時間に関わる設定項目

動画の時間に主に関係するのは以下の3つです。

2017年4月11日火曜日

ArchiCAD BIMxで動画を再生する方法



タブレットやスマホでBIMxを利用して打ち合わせをするとき、動画で説明したいというときがありますよね!
そこで今回は、ArchiCADで作成した動画をBIMxへ持っていく方法をご紹介いたします。


手順

①まずは、ArchiCADでカメラを配置して、動画を作成します。


2017年4月10日月曜日

軽量間仕切壁 竪穴の水平目地位置

階段室などの竪穴で水平目地を設ける場合、当たり前のように、スラブ上端(主にフロアレベル)に
入れていましたが、とあるカタログを見ていたら梁下端レベルに絵時が入っているものがありました。

えッと思いましたが、よくよく考えるとスラブ上端も梁の下端も壁下地を固定しているので、
ひび割れが起こる可能性はどちらも同じです。

ではどちらに入れれば良いかと考えたときに、ひび割れが起こる位置が同じと考えられるのはレベルが揃っている面が多い方ですね。

意匠上の問題も有るかと思いますが、裏方階段などでは、壁下地を固定するレベルが揃っている方を意識して目地位置の検討をしようと思います。
                                           T.F


2017年4月7日金曜日

ArchiCAD Artlantis取り込み時の注意点②


前回は、ArchiCADからArtlantisへ書き出す際、「ミラー方法」が引き継がれない問題を紹介しました。

その問題の解決法として、Artlantisの設定で修正しましたが、今回は、別のアプローチで修正してみたいと思います。


解決方法②

方法はいたってシンプル。材質のテクスチャの元データを直接編集します!!



テクスチャのJPEGデータを画像編集ソフトで編集していくのですが、ここで一つ問題が。

2017年4月6日木曜日

ArchiCAD Artlantis取り込み時の注意点



ArchiCADからArtlantisに書き出した際、ArchiCADで編集した材質設定が一部引き継がれないものがあります。
今回は、その設定項目と対策について紹介いたします。

引き継がれない設定項目

ArchiCADの材質設定で引き継がれないのは、この項目です。


これは[材質設定]の[テクスチャ]内にある、「ミラー方法」ですね。
この「ミラー方法」は、レンダリングをする際、材質に貼られたテクスチャをより自然に見せたいときなどに使います。

では、実際に試してみましょう!

2017年4月5日水曜日

ArchiCAD フロア設定をGrasshopperで読み込む




はじめに

今回は、ArchiCADのフロア設定情報を、Grasshopperに持っていく方法を
紹介します!

使用するのは、以前も紹介した①AC-GH LiveConnectionです!!


フロア設定の情報を用いて、最終的に階高を抽出したいと思います。
上図の全体像を、各コンポーネントの組み合わせごとに解説していきますね!


1.ArchiCADのフロア設定を確認

まずは、ArchiCADのフロア設定を見てみましょう。


[Ctrl+7]で確認すると、上図のようになっています。

それでは、さっそくLiveConnectionを起動して、[接続]しましょう!
(アドオンをインストールしておく必要があります。インストールはこちらから

接続ができたら、RhinocerosとGrasshopperを起動します。

2017年4月4日火曜日

ArchiCAD _鉄骨製作図の平面位置チェック

ARCHICAD参照機能で床伏図(施工図)を元に製作図の平面位置をチェックする手法です。

図面の流れ:
ARCHICADの鉄骨モデルで品質の担保、様々な検討を行いの編集を行った後、
モデルから切り出した2DCAD(dwg)床伏図を作成しています。切り出した後は
施工図を正として図面承認までを進めていきます。その施工図を指示図として
鉄骨FABが製作図を作成する流れです。

作成された製作図を施工図と比較してチェックする手法として図面と図面の比較が
しやすい(分り易い)ARCHICADの参照機能を使った方法を紹介します。


POINT

 ・参照機能の表示色と色の濃淡の識別で分り易く

 ・チェックの進捗は塗りつぶしでチェック完了範囲を見える化


■手順

①ワークシートに配置された床伏図(施工図)と鉄骨製作図(一般図)を用意
 ※[選択した図面の設定]-[図面自身のレイヤー]でなるべく照合に必要なレイヤーのみにする。



ワークシートに配置された図面


2017年4月3日月曜日

JーBIM 積算範囲指定で工区分け

コンクリートを工区分けして打設する場合、1回に打設する数量を決めると思いますが、
今回はJ-BIMで決めた数量内に収めるときのTIPSをご紹介します。

まずは適当な積算範囲を指定してどのくらいの数量になるか出してみます。



ここで想定した数量に納まっていなかったり、逆に余裕があったりした場合、
ここからもうちょっと範囲を大きくしたい、小さくしたい、もしくはこのエリアも入れたら
どれくらいになるか知りたいと思うときがありませんか?