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2020年4月30日木曜日

BricsCAD_指定選択

左上の画像のように一か所に線や文字が集中すると窓選択した時に複数選択されて不便な思いをします。
今回は一例として90度回転した文字を個別選択します。

①指定する範囲を窓選択します。

②プロパティ右上の「クイック選択とプロパティを切り替え」をクリック。

③隣の選択項目から「マルチテキスト」をクリック。

④タブの「文字」から「回転」を90と打ち込む。

⑤「新規の選択セットに追加」をクリック。
⑥個別に選択されるようになります。



今回は文字選択をしましたが他にも円や寸法等の個別選択が出来ます。
D.I

2020年4月28日火曜日

J-BIM_断面切断記号の作図


切断記号の作成
白の仮表示状態では印刷しても反映されませんが以下の方法を実施すると印刷に表示されるようになります。

①まず始めに断面形状を作成しておきます。次に「ツール」から「切断記号一括作成」を選択します。

②一覧表から作成したい切断記号を選択します。選択したら「OK」をクリックします。
画像ではE-E断面1つしか選んでいませんが同時に複数選択することも出来ます。

③緑の切断線が表示されました。
このままですと仮表示が被ってしまうので下のツールバーから表示させているタブを消去します。

④緑の切断線のみの表示となり完成になります。

D.I

2020年4月27日月曜日

塗りつぶし欄の色くり抜き方

塗りつぶし欄の色くり抜き方
~円柱編~

[測定]から[カットアウト]を選択

[楕円カットアウト]を選択

③くり抜きたい場所にカーソルを持っていき左上から右下にかけてドラッグアンドドロップで円を囲う。

④完成




D.I

2020年4月24日金曜日

用途地域の境界線を探してみる

用途地域の境界線は各自治体の HP で調べることができますよね。

ちなみに、シェルパ本社がある名古屋市は、
名古屋市都市計画情報提供サービス
http://www.tokei-gis.city.nagoya.jp/
「都市計画情報を見る」から確認できます。

まずは会社の近くや、自宅まわりを散歩してみると、
・路地を曲がると急にお店が増えた
・マンションがこの道を境に増えてきたなぁ
・2階建ての住宅ばかりになってきた
など、気付くことがあると思います。

先に街を歩いてみて、「ここが境界線かな」といった感じで、
後でHP で答え合わせしてみると良いと思います。
・建築できる建物
・建築できない建物
を散歩しながら、その環境から地域の目的を感じて
13種類の用途地域がわかるようになれたら、、、と思います。

T.N

2020年4月23日木曜日

REVIT _単体の仕上げ壁の効率的な配置方法


部屋の壁仕上げを見える化してから仕上げ壁を入力する事で効率的に仕上げ壁を入力していく手順です。
(ベースの壁に化粧ケイカルなど表面材を単体で入力する場合です。)

図面を確認しながらの入力作業をしなくてもよくなります!


POINT 

1.部屋の壁仕上げ情報で部屋の色分けを行う


■手順

①部屋の壁情報で部屋の色分けを作成(フィルター機能活用

部屋を色分けした平面ビュー



②部屋の色に合わせて化粧ケイカル単体の壁を配置

仕上げ壁単体を配置した状態


A.M

2020年4月22日水曜日

Revit_RUTSの部屋に関する機能

今回はRUTS(Revitのアドイン)の機能で部屋に関連するものを紹介します。
ワンクリックで完了するのでとても簡単ですが、知っていると便利な機能です。

一つ目が「部屋重心」です。


部屋を適当に配置した状態で、部屋重心を使うと、、


部屋のバツ印の位置が調整されて、部屋タグの位置を綺麗に揃えることができます。



設計変更で壁位置が変わったときに、手作業で部屋タグを調整する手間が省けそうです。
(ちなみにエリア重心という機能もあるので、エリアでも同じように使えます。)

二つ目が「非表示の部屋削除」です。


Revitでは部屋を削除した時、ビューからは消えますが、部屋は「配置されていない部屋」としてプロジェクトに残ったままになります。このような部屋も集計表の集計対象となるので、不要な部屋はすぐに削除しておきたいものです。

通常は部屋の集計表を作成して消すことができますが、RUTSの機能を使用すればワンクリックで不要な部屋を削除できます。(下の画像のウィンドウが出るので削除するを選択します。)


                                    Ter


2020年4月21日火曜日

延焼のおそれのある部分の3m、5mって?

どのように定められたのでしょうか。

建築基準法が制定された昭和25年頃、住宅地で火災が発生したとき
電話で119番通報するシステムはまだ確立されていなかったので
高い所に登って煙を発見して消防自動車が出動していたようです。


















多分このようなものに登って見てたはず・・・

延焼のおそれというのは、
木造建築物で「隣家からの延焼を防止するため」に、
通常の火災時に発生から「30分以内に鎮火できるであろう」と考えて、
主要構造部(屋根、軒裏、外壁、開口部)を「防火構造にする」ように
義務づけるものです。
この「30分以内に鎮火できるであろう」というのが当時の消防自動車
到着の目安だったのですね。

当時の建物は木造の平屋が多く2階建の建物は僅かでしたが
2階建て建物で隣家の火災家屋からどのように延焼するのか
確かめたそうです。




 これでわかったことは、
・木造住宅火災の燃焼温度は1200°
・木材の着火温度は260°
・3m離れた隣家が受ける温度は840°
・2階部分は1階に比べ高温による影響が大きくなる
・開口部は炎で外壁が燃えなくても高温により破壊される
などがわかりました。

この結果を踏まえて延焼のおそれのある部分は、
1階部分は3m、2階以上は5mになったと思われます。

MK