ページ

2022年10月31日月曜日

ARCHICAD クイックオプションバー内にあるコマンド左右のクリック箇所


クイックオプションバーはその名の通り関連するダイアログボックスに

素早くアクセスできるので便利に使っていました。








例えばレイヤーセットを選択するのに









    【オプション】→【属性設定】→【レイヤー】→【レイヤーセット】

    【▷】=【レイヤーセット】

の様に選択するコマンドが少なくなるので使っていました。 が・・・








コマンドの左側にもアイコン③部分もクリック出来るんですね。(知ってました?)

クリックするとレイヤーの設定画面が開きました!

長い事ARCHICADさわって来てお恥ずかしい。

今更ですが使おうと思います。


T.A

2022年10月28日金曜日

Revit 断面図ビューの開き方

Revitの断面図ビューですがどのように開いていますでしょうか。



基本的なことだと思いますが、

青色の断面ヘッダをダブルクリックで開くことが出来ます。




今まで私は、断面を選択して【右クリック➡ビューに移動】、

又はプロジェクトブラウザから断面図ビューを開いていましたが、

それよりも簡単で早く開くことが出来ますね。


とても単純なことですが私自身知らなかったので紹介させて頂きました。


J.N

2022年10月27日木曜日

Revit 位置合わせアドイン Align③

今回は下図の範囲のAlignの使い方になります。


Distribute Horizontally

揃えたい要素を3つ以上選択しDistribute Horizontallyを選択すると、水平にある要素を対象に、均等に揃います。


Distribute Vertically

揃えたい要素を3つ以上選択しDistribute Verticallyを選択すると、縦方向にある要素を対象に、均等に揃います。


Untangle Vertically

重なっている要素を2つ以上選択しDistribute Verticallyを選択すると、重ならないよう縦方向に、分解、再配置します。Untangle Horizontallyの場合は水平方向


Arrenge Tags

要素選択は不要で、Arrenge Tagsを選択するだけで良いですが、断面用に作られているようで、ビューをトリミングにチェックがないと使用できないようです。配置されているすべてのタグをビューの両側に配置します。(下図は右側にのみタグ配置をしています)


ビューをトリミングにチェックがあれば、平面でも使用可能ですが、下図のようになってしまうので、断面のみでしか使わなさそうです。


タグ以外にも、シートに配置したビューや集計表にも使え、作業の効率化になります。


TT

2022年10月26日水曜日

Revit 位置合わせアドイン Align②

今回は下図範囲の(赤枠)Alignの使い方になります。

Align left

揃えたい要素を選択しAlign Leftを選択すると、一番左にある要素を基準に揃います。今回の場合は「(L#)EB/D-1」が基準になります。※Align Rightの場合は右基準


Align Top

揃えたい要素を選択しAlign Topを選択すると、一番上にある要素を基準に揃います。今回の場合は「(L)EB0/--0」が基準になります。※Align Bottomの場合は下基準


Align Center

揃えたい要素を選択しAlign Centerを選択すると、垂直にある要素を対象に、要素間の平均間隔で揃います。


Align Middle

揃えたい要素を選択しAlign Middleを選択すると、水平にある要素を対象に、要素間の平均間隔で揃います。


TT

2022年10月25日火曜日

Revit 位置合わせアドイン Align①

シートに配置した集計表やビュー、ビューに配置したタグなど複数の要素を一度に位置合わせできるアドインの紹介です。(詳しい使い方は次回から紹介していこうと思います)

※要素を2つ以上選択し下記のいずれかを選択

Align Left...2つ以上の要素を左の要素に沿って揃える

Align Right...2つ以上の要素を右の要素に沿って揃える

Align Top...2つ以上の要素を上の要素に沿って揃える

Align Bottom...2つ以上の要素を下の要素に沿って揃える

Align Center...2つ以上の要素間の平均値に垂直配置

Align Middle...2つ以上の要素間の平均値に水平配置

Distribute Horizontally ...3つ以上の要素を水平方向に沿って均等に配置

Distribute Vertically...3つ以上の要素を縦方向に等分割配置

Untangle Vertically...2つ以上の要素を縦に移動し、重ならないように配置

Untangle Horizontally ...2つ以上の要素を水平に移動し、重ならないように配置

Arrange Tags...すべてのタグをビューの両側に配置(要素選択不要、断面用に作られてい                          るようで、ビューをトリミングにチェックがないと使用できないようです)

下記URLからダウンロードできます。

https://apps.autodesk.com/RVT/ja/Detail/Indexid=2903508825431715905&appLang=en&os=Win64


TT

2022年10月24日月曜日

Revit 吹き抜け線

吹き抜けや、EVがある部分を表す線を(2Dのみ表示)詳細線分で入力すると思いますが、詳細線分各ビューごとで作成しなければならなく、時間がかかります。

モデル線分の場合は、3D,2Dビューと両方に表示され、モデルの下に入ると見えなくなってしまいます。

表示タブにある分割線を使用すると、2Dビューでは前面に表示され、3Dビューでは表示されなくなります。また、表示するビューのレベルを基準レベル~上部レベルの中で任意に決められるので、階ごとに記入しなくても、1度の記入でよくなります。

線種は、管理タブ→オブジェクトスタイル→注釈オブジェクト→分割線から変更できます。


TT

2022年10月21日金曜日

鋼板屋根部の防水の注意点

  鋼板屋根部分に防水を行って年月が経過した場合、防水層が膨らむ現象が起きる場合があります。

これは鋼板屋根が夏の暑さ等で伸縮・膨張を繰り返した結果、防水層との間に隙間ができ水蒸気が発生し膨らむことが原因の一つとして考えられています。

また別の理由として建物内が強い正圧の場合も隙間が発生しやすいです。

対策として脱気筒を多く設置して水蒸気を逃がして膨らみを防止する方法があります。



T.S

2022年10月20日木曜日

トンパックの仕様について

  一般的に「トンパック」と呼ばれる大型の袋の仕様について紹介します。

1.吊り回数は1回


 トンパック内に物を入れた後にクレーンで荷吊りを行うのは1回と決められています。2回以上の使用はできません。


2.連吊りの禁止


 荷吊りの際にフックに何袋(2袋3袋...)も架けての荷吊りは禁止です。1回の荷吊りでは1袋しか吊れません。


3.通常タイプは耐候性が弱い


 通常タイプは紫外線に弱く長期間外部に置いておくと袋が弱くなり破れてしまいます。耐候性の強いトンパックの使用、定期的な交換が必要となります。


製造メーカーによって異なる場合があるため実際に使用の際はメーカー毎の仕様をご確認ください。

トンパック自体に注意書き等記載があります

T.S


2022年10月19日水曜日

中蓋付マンホール

 マンホールは通常蓋は一つ(一か所)ですが、中央に中蓋がついているマンホールがあります。


これは中蓋のみ開ける場合と全体の蓋を開けることが可能なマンホールです。


点検等で人のみが入る場合は中蓋を、メンテナンスで資機材等を搬出入する場合は全体の蓋を開けることが可能で点検時のマンホールを開ける労力を減らしたり、開口の数を減らしたりすることが可能になります。


T.S


2022年10月18日火曜日

Bricscad ExcelデータをBricscadに貼り付ける方法

 ExcelデータをBricscad上の表として貼りつける方法です。


1.Excelで該当データをコピーする



2.Bricscadの[編集]→[形式を選択して貼り付け]を選択



3.ウインドウが開くのでCSVを選択



4.表としてExcelデータが貼り付けられる

 ※あくまでのBricscad上の表であり計算等はできません




T.S

2022年10月17日月曜日

マンホールに丸型が多い理由

  道路や建物等、数多く見かけるマンホール。その多くが丸形になっています。


なぜ丸型が多いのか、その理由は安全対策として丸型になっています。


マンホールが四角型の場合、点検等で外したマンホールを下部に落下させてしまった時に[マンホール長辺≧マンホール枠対角線]となり下部(地下や配管内等)に落下してしまい機器や人等に当ててしまう、また通行人やモノを落下させてしまいます。


これが丸型の場合[マンホールの外径≦マンホール枠外径]になるのでマンホールは落下しません。


点検や定期メンテで四角型を採用する場合も有りますが、その際は慎重に検討する必要があります。



T.S

2022年10月14日金曜日

病院 4床室間の間仕切壁

 病院の計画で間仕切壁のコストダウンとして、

4床室間の間仕切壁内のグラスウールを中止する提案をしました。

4床室間のGW中止

4床室では同室の方に気を使って個人では大きい音を出さないと想定した場合、グラスウールは不要としても問題ないのかと思われるためです。


一般的な壁でGB-R12.5x2枚の両面貼りでは、

TLD値はグラスウール有りだとTLD38、グラスウール無しだとTLD34となります。

引用:吉野石膏カタログ GW有り


引用:吉野石膏カタログ GW無し

グラスウールの中止が可能でしたら、平米当たりグラスウール分のコストが削減できます。


J.N

2022年10月13日木曜日

放射線防護室のチェック

病院の計画でCT室やMRI室のような放射線を扱う室には放射線の防護対策が必要です。

防護対策として地下や別棟に配置されることも多く、鉛ボードまたコンクリートの必要な厚さを放射線の放射量や放射時間に応じて施工します。

病院のプロジェクトを扱った際には、放射線防護室のコンクリートの厚さによる対応の場合の整合性は、意匠図と構造図を重ね合わせると確認しやすいです。

平面図と伏図の重ね合わせ


該当階平面図と該当階伏図を重ねてみると放射線防護室と必要なスラブ厚箇所が一目でチェックできます。

上階スラブも同様のコンクリート厚が必要なため忘れずにチェックが必要です。


J.N

2022年10月12日水曜日

パッシブデザインとアクティブデザイン

温室効果ガスによる地球温暖化やヒートアイランド現象が進む中、

建築において自然エネルギーの活用が求められています。

自然エネルギーの活用としてパッシブデザインアクティブデザインという設計手法があります。


パッシブデザインとは建築物自体のデザインにより自然エネルギーを活用して快適な住空間を作る事です。

太陽熱・太陽光・風・地熱等の自然エネルギーを建築的手法で取り入れて熱負荷の低減につなげます。


アクティブデザインとは設備、機械によって自然エネルギーを活用して化石エネルギー利用低減や高効率化を図る設備的手法です。

主に太陽光発電や、風力発電などが挙げられます。


どちらも省エネルギー計画の基本ですが、

いずれにしてもパッシブデザインとアクティブデザインのバランスが重要となり、環境に配慮した設計には必要不可欠の要素となります。


J.N

2022年10月11日火曜日

Revit 面の分割作図のコツ

外構作成時に白線を作成する際に、面の分割から白線を作成することが多いと思います。

その際、①のように1つ1つ線を選択していると時間がかかってしまいますが、作図したい線上でTabキーを押すと、②のように下絵に沿って一括で作成されます。


下絵を選択できない場合は、面の分割を選択、床を選択後にCAD読み込みをすると③のようになるので、下絵の箇所に移動させコピーします。コピー後は、④のように箇所ごとに作成をしていきます。

※繰り返し貼り付けを行うので、「現在のビューに位置合わせ」を選択すると簡単です



細かなものを多く作成する際に、覚えておくと便利です。


TT

2022年10月7日金曜日

PPT・EXCEL等_クイックアクセスでPDF化

PowerPointやEXCELで作成した資料をPDFにするとき、「ファイル」⇒「エクスポート」⇒「PDF/XPSの作成」で行なっている方が多いと思います。

PDFにする頻度が高いのであれば、クイックアクセスツールバーに「PDF/XPSの作成」を追加するとワンクリックでPDF作成ができるようになるので便利です。

①上部のクイックアクセスツールバーのユーザー設定部分のアイコンから「その他のコマンド」を選択

②コマンド選択で「すべてのコマンド」にして、「PDFまたはXPS形式で発行」を追加

③上部のクイックアクセスツールバーに「PDF/XPSの作成」のアイコンが追加される

このアイコンを選択すればワンクリックでPDFの作成ができるようになります。

Takayuki.H

2022年10月6日木曜日

EXCEL_連番の入力

EXCELで縦方向に連番を入力したい場合、「=row()」の関数を使うと便利です。

①連番を始めるセルに「=row()」を入力して、下の行にコピーしてみます。

ただし、この状態だとセルの行番号と同じ数字が表示されますので、始まりを「1」にするには行番号からマイナスして「1」になる数字を関数に追加します。


②この場合、行番号は「4」が始まりなので、「=row()」のあとに「-3」を追加します。

「=row()-3」として、下の行にもコピーすることで、「1」から始まる連番が入力されます。


この関数を使うことで、途中の行が不要になり削除しても、連番の数字は自動で入れ替わるので修正が不要になります。

Takayuki.H


2022年10月5日水曜日

Bluebeam_縮尺の異なる図面の重ね図作成

構造伏図で記載されているスラブレベルと意匠図の平面詳細図に記載されているスラブレベルの整合性をチェックするため、Bluebeamを使って、構造伏図PDFと平面詳細図PDFの重ね図を作成してチェックしてみました。

ただし、構造伏図はA1:1/200で、平面詳細図はA1:1/100と縮尺が異なるため単純には重ね図を作成できませんでしたので、その作成方法を紹介します。



①Bluebeamで構造伏図と平面詳細図の2つのPDFを開いた状態で、「ドキュメント」⇒「オーバーレイページ」を選択

②「オーバーレイページ」のウィンドウで、縮尺を変更したいPDFをダブルクリックし、設定画面の拡大/縮小に値を入力(今回は平詳の方の縮尺を変えたいので、0.5を入力)、回転が必要な場合は回転角度も入力してOK



③「点の位置合わせ」を選択し、基準となる通り芯の交点3点を選択(構造伏図と平詳どちらとも)


以上で、縮尺の揃った重ね図が作成できます。

重ね図で整合性をチェックし、Bluebeam上でコメントを入力することでチェック資料にもなります。

Takayuki.H