・高さ1.1m以上、
・手すり子の間隔は内法110mm以下
という建築基準法で定められている数値ですよね。
エスカレーター周りの手すりにおいても、この値は当然、必要ですが
実は、これ以外にも必要な寸法が定められています。
それはハンドレール上部と手すりとのすき間の寸法です。
(下の写真の赤い部分)
この寸法は実は100mm以下ではありません。
140~200の範囲の寸法となっています。
ある専門工事業者さんの経験談ですが・・・
この寸法が確保されておらず、昇降機の完了検査時に指摘を受けて
手すりを付け直したという手戻りも過去に数例あったそうです。
なので手すりの製作図をチェックする際には、
この寸法も必ずチェックして形状を決定してください。
この寸法は設計図の昇降機のページにも記載されていない事もある
ので要注意ですね。
KN
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