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2013年11月6日水曜日

エスカレータ周りの手すりの注意点

建築の手すりに関わる法的な寸法といえばまず思い浮かぶのは・・・
・高さ1.1m以上、
・手すり子の間隔は内法110mm以下
いう建築基準法で定められている数値ですよね。
エスカレーター周りの手すりにおいても、この値は当然、必要ですが
実は、これ以外にも必要な寸法が定められています。
それはハンドレール上部と手すりとのすき間の寸法です。
(下の写真の赤い部分)



この寸法は実は100mm以下ではありません。

140200の範囲の寸法となっています。

ある専門工事業者さんの経験談ですが・・・


この寸法が確保されておらず、昇降機の完了検査時に指摘を受けて

手すりを付け直したという手戻りも過去に数例あったそうです。

なので手すりの製作図をチェックする際には、
この寸法も必ずチェックして形状を決定してください。
この寸法は設計図の昇降機のページにも記載されていない事
ので要注意ですね。
KN

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