ArchiCAD GDL テキストファイルを読込むラベルの作成!(1日目)
ArchiCADデフォルトの「梁ラベル」↓を利用して、
↓このような梁ラベルを作ってみました!
このラベルは、テキストファイルの構造体寸法をラベルが読み取って、IDに入力した符号の寸法をラベルの上部に表示しています。そして、モデルのサイズと相違すると赤く塗りつぶされるのです!
モデルをフカシ込みで入力する場合もありますので、モデルのサイズが構造体寸法よりも小さい時に赤く塗りつぶすようにしても良いですね!
今回は、このラベルの作成方法を5回に渡り、御紹介したいと思います!
手順の流れは、
1.エクセルで梁符号、構造体寸法を入力し、テキストファイルに書き出す。
2.書き出したテキストファイルをArchiCADに取り込む。
3.梁ラベルを複製する
4.マスタスクリプトにテキストファイル読込の作成
5.パラメータスクリプトに読込んだデータと梁のIDを紐付ける
6.2Dスクリプトに読込んだ構造体寸法を書き出す。
7.2Dスクリプトで赤く塗りつぶす設定をする。
でいきます!
1.エクセルで梁符号、構造体寸法を入力し、テキストファイルに書き出す。
エクセルで↓のように「符号」「梁幅」「梁成」を入力し、
「名前を付けて保存」でファイル形式を「テキスト(タブで区切り)」にして保存します。
2.書き出したテキストファイルをArchiCADに取り込む。
ArchiCADを立ち上げて、「ファイル」-「ライブラリとオブジェクト」-「ライブラリマネージャ」で「追加」ボタンから、今作成したテキストファイルを選択し取り込みます。
3.梁ラベルを複製する
ArchiCADで梁を1本適当に入力し、ラベルを表示させます。
次にそのラベルを選択し、「ファイル」-「ライブラリとオブジェクト」-「オブジェクトを開く」とします。
すると下図のようなウィンドウが表示されます。「ファイル」-「名前を付けて保存」で名前を付けて保存します。
ラベルの種類を確認してみると、今保存したラベルが追加されました。
今日はここまでにします。
次回はラベルのスクリプトの編集に入ります。
ではまた!
FH
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