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2013年11月7日木曜日

ArchiCAD カーテンウォールツールを使って手摺りをつくる(スロープ編) 前編

今回もカーテンウォールツールを使って手摺りを作ります。
今回はスロープの勾配に合わせて手摺りを作ってみます。




まずメッシュで適当なスロープを作ります。
このスロープの上に手摺りを作っていきます。



カーテンウォールのデフォルト設定画面を開きます。
手摺りの設定については前回の「ArchiCAD カーテンウォールツールを使って手摺りをつくる」を参照して下さい。


支柱が1mピッチのシンプルなフラットバーの手摺りを作ります。
設定が完了したら「OK」をクリックして閉じて下さい。



スロープ上に手摺りを配置していきます。
ちなみに今の高さ設定はFL±0となっています。

ここでのポイントは平地とスロープの場所で手摺りを分けて配置することが重要です。



平地側の手摺りを配置します。そして基準面を指定します。



続いて高さを入力します。高さは「カーテンウォールのデフォルト設定」のスキームで設定した数値を入力して下さい。



スロープ部分の手摺りも配置します。先ほどの作業の繰り返しです。



スロープを上がった平地部分の手摺りを配置します。



先ほど配置した手摺りを3Dで確認してみます。
高さをFL±0に設定していたのでスロープの中に埋まってしまっています。



断面図ツールを使って手摺りの高さと勾配に合わせて手摺りの位置を調整します。
断面図ツールを選択します。



断面を表示する範囲を指定します。
この時ですが手摺りの断面が出るように配置して下さい。



断面を配置しました。



先ほど配置した断面を表示します。
手摺りが表示されました。
この画面で手摺りの高さと勾配の調整をします。



高さの調整をします。
調整したい手摺りを選択します。そして右クリックで「移動とコピー」→「移動」を選択します。手摺りの下端を押さえて平地の高さに合わせて移動させます。



続いて勾配に合わせて手摺りを回転させます。
こちらも調整したい手摺りを選択して「右クリック」→「移動とコピー」→「回転」を選択します。




回転の中心点を選択し、もう一方の回転の基準点を選択します。



そしてスロープの勾配に合わせて手摺りを回転させます。



これで手摺りの高さと勾配の調整が完了しました。





まだまだ細かな調整が残ってます。
次回は細かな調整をしていきます。

by85

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