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2013年11月19日火曜日

ArchiCAD ホットリンクの方法(フロアのリンク編)

今回は前回に引き続きホットリンクの方法を紹介します。
今回は自身のファイルから基準階のフロアのみをホットリンクして各フロアに配置していく方法を紹介します。

前回との違いは前回は基準階をモジュールファイルとして書き出し、それをホットリンクさせる方法でした。ということは基準階のファイルが別に存在しているということです。

今回の方法は自身のファイルから基準階のフロアのみを選択しリンクする方法です。
あくまでフロア単位でのリンクになります。
そこがポイントです。

モジュールファイルの場合は水廻りや階段、PSなどのコア部分をモジュールとして書き出し配置することが可能です。


今回も色は違いますが前回と同じ2階を基準階とするモデルを使用します。



ホットリンクで基準階を配置するフロアを平面で表示させます。
そして「ファイル」→「外部参照」→「ホットリンクモジュールを配置」を選択します。



「ホットリンクを選択」を選んで


「新規ホットリンク」→「ファイル」を選択します。



ホットリンクするファイルを選択します。
今回は今開いているファイルを選択します。


そして単一フロアを選択し、基準階となるフロア今回は2階を選択します。



ファイルが選択されているのを確認し、「OK」を選択します。



そして「モジュールを配置」を選択します。



平面ビューに戻り先ほど選択した自身のファイルの基準階フロアが配置されます。



ホットリンクとして3階に2階の基準階が配置されました。



3Dではこのような感じです。



モジュールの時と同じようにホットリンクの基準階をコピー&ペーストで配置します。
そして屋根を配置すれば完成です。

2階の基準階を編集し、ホットリンクを更新するとリンクした他の階も自動で変更が適応されます。



ホットリンクのファイル管理は「ファイル」→「外部参照」→「ホットリンクマネージャー」からファイルのリンクの解除などが行えるようになっています。



次回は「ホットリンクの方法」(ネストされたもモジュールを表示させる)を紹介します。

by85


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