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2016年3月10日木曜日

ArchiCAD 実際にあるものを入れると解る事

BIMをツールとして使うことで、今までの2D図では見え難かったことが
瞬時に分るようになりました。
更に、実際にあるものを入れることで、新たな問題点が見えてきます。

実際にあるものを適材適所に入れることがポイントです。

例えば、下の2D立面図からは、スロープに沿った外壁に換気用のフードが付いている
ことが読み取れます。

 この時点で即座に分るのは、右下のフードが腰壁に当たりそうという問題です。

次に、BIMの利点の3Dで見ると、

フードがかなり前に出ていることが分ります。
スロープの車両への影響が考えられます。

そして実際に車両をおいてみると・・・
赤い車両は、駐車帯に停車しており、緑と青の車両が実際に行き来する車両です。
赤い車両の荷台部分にフードが干渉してしまっています。
車両を入れるのと入れないのでは明らかに問題点を発見する確率が変わりますね。

2D図だけでは気が付きにくい部分が即座に分るのは、BIM-CADの様々ですが、
問題が起こりそうな場所を見つける眼力を常日頃から鍛えることも忘れない
ようにしましょう。
                                                    T.F

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