でしょうか。
わたしが最初に?と感じたのはバルコニーの手すり壁に、打継目地のシールが
通っていない」ことでした。
見たところ、シール施工している目地巾は15ミリ程度、シールの無い場所は
5ミリ程度です。
異なる目地が同じレベルで取合っているのでタイル割付は段差が生じています。
でも良く考えると、機能的には全く問題ありません。
現場でのバルコニーの手すり壁の施工は床スラブと同時に打設するのが
一般的です。
理由は
・型枠及び支保工の施工手順
・バルコニー型枠の転用効率
・打継部分の止水性
・打継部分の施工精度
などの向上が挙げられます。
この事からすると、バルコニーには敢えて、ダミーの打継目地を設ける必要は
ありません。
打継目地が無ければタイルの目地巾も変える必要もありません。
「タイル目地は通すもの」といった固定観念に捉われずに建物の納まり検討を
することも大切ですね。
KN
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