近年、鉄骨造の柱脚固定はハイベース工法が定番になってきましたが、
今回の現場で初めて上下階の柱サイズが異なる通しダイアフラム工法を採用しました。
この工法の特徴としては
① パネル部鋼管に汎用的なストレート鋼管を使用できるため、シンプルな設計が可能であり、
また、部材の早急な納入も対応でき、加工工数低減による工期短縮が図れます。
② 上下階の柱サイズが異なる柱梁接合部に使用が可能であり、1つの型式で上下階柱の
柱絞り寸法は50mm もしくは100mm の場合に対応が可能です。
③ 中柱(芯合せ)、側柱(一方向編芯)、隅柱(二方向編芯)の全てを1つの型式で兼用できます。
④ 従来のテーパーコラムでは対応が難しかったはりの段差にも対応が可能です。
在来工法 通しダイアフラム工法
中柱形式 側柱形式 隅柱形式
今後、この工法が広まりそうですね。
K.K
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