ページ

2016年2月10日水曜日

ArchiCAD 複雑な断面形状の結合(モルフ)

 金物など、複雑な断面形状の部材が交わるモデルを作成するときは、柱・梁ツールで作成した
部材をモルフ化して断面図(展開図)に補助線を引くと簡単に出来ます。
水切りなどの薄い板の場合は、モルフ化してモルフ面を選択してストレッチや回転することが難しいですが、断面図でスナップ点を補助線に向かって単純に動かすだけで結合することが出来ます。
包絡しない同じ断面形状の梁と柱を繋げる時など有効です。


①部材に平行に断面(または展開)を切る。

②断面図を開き、一番内側の点を合わせる。
③断面図上で、合わせた点から斜め45度に補助線を引く。
(直角に交わる場合。補助線は、交わる角度を2等分する方法へ引く)

④断面図上でモルフ化する。
⑤断面図上でモルフのスナップ点を全て補助線まで引き寄せる。
⑥これで完了。
3Dパースで見るときちんと出隅が結合されています。

ほとんどの操作が平面図上で行えるので簡単ですよぉ~♬

                                              T.F

0 件のコメント:

コメントを投稿