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2016年1月22日金曜日

ArchiCAD ポリゴン数を減らす方法

ArchiCADのモデルはポリゴン数によってデータ容量3Dビューの動作に影響します。

そこで今回はポリゴン数を減らす方法をご紹介します!!

今回テストモデルとして使用するのは、
国土地理院の基盤地図情報の標高データ(10mメッシュ)を
ArchiCADに取り込んだメッシュの地形モデルを使用します。

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テストモデル


大きさはだいたい2km×1.5kmとかなり大きいです。
メッシュのままですとポリゴン数は、49,287でした。



ここからが手順です!

まず初めにメッシュの組み立て法を「表面」にし、モデルを「全て滑らか」にしてから
モルフに変換しちゃいます。






モルフに変換してからもう一度ポリゴン数を見てみると…48,642!!

少しだけ減ってる!!
下の土の部分がなくなったからかもしれませんね。

ここで終わりではありません!さらに減らしていきましょう!!


次に変換したモルフを選択して、「デザイン」→「モルフを修正」→「分割を修正」を選択します。

分割を修正ウィンドウが出てきたら「分割を減らす」にチェックを入れて「OK」を選択します。






これだけでポリゴン数を減らせることができます!!

ポリゴン数を見てみると…34,012!!10,000以上減っています!!





もっと減らしたい時は、「分割を修正」を繰り返すことでどんどん減っていきます!

しかし、ポリゴン数を減らしすぎると元の形状から大きく崩れてしまうので注意しましょう。

下図は元の形状と「分割を修正」を10回繰り返した形状の比較です。
ちなみにポリゴン数48,6421,804まで減りました。




地形データの場合、雰囲気だけ伝わればいい場面もあるので
そんなときはポリゴン数を大幅に少なくして容量を削減してもいいかもしれませんね。


NF

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