大地震のたびに天井落下事故の被害がマスコミを賑わせています。 | |||||||||||||
多くの建物の天井が躯体から吊下げたボルトに、 ハンガー・野縁受け・クリップ・野縁を組み合わせて格子状に組み、 | |||||||||||||
ボードなどで仕上げた構造となっています。 | |||||||||||||
それでは地震時にはどうなるのでしょう。 | |||||||||||||
このような吊り天井はブランコのように揺れ動きます。 | |||||||||||||
天井は変形したり、天井端部が壁に衝突して、 最悪の場合には天井が壊れて、落下してしまいます。 | |||||||||||||
そこで、次の3点を全て行うことがとても重要です。 | |||||||||||||
・クリップなど天井組み立てパーツそのものを強化する。 | |||||||||||||
・ブレースを取付けることにより、天井の揺れを防ぐ。 | |||||||||||||
・クリアランスを設けて、壁との衝突を防ぐ。 | |||||||||||||
今年4月からは建築物の天井脱落対策に係わる政令が施行されています。 | |||||||||||||
これからはますます天井にも気を配る必要がありますね。 |
KK
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