ページ

2013年7月30日火曜日

GDL-IF文を使ってオブジェクトをさらに使いやすくしよう-2

さあ2日目。

今回もIF文を使用した例を紹介します。オブジェクトの中で 形状を選択 して、変えていきたい
と思います。

ドレインって、いろいろな形状と径がありますよね。

1個ずつつくるのはめんどくさいんで パラメーターで切り換え られると、1つの
オブジェクトで済んでしまいます。

では、それをやってみましょう。



ここに3つの形状があります。 これは、パラメーターの中で選択することで形状を変えられるようにしたオブジェクトです。これにIFを使用しています。

まずは、公開変数を作成します。

“sym”をドレイン径選択、”sym2”をドレインタイプ選択とします。変数のタイプは、テキストです。


画像では、フロア、ルーフ、中継とタイプが選べるようになっていますね。

この設定は次のようにやります。

パラメーターの画面を開きます。


VALUESを使用して、”sym”径を選べるようにします。”100A”としていますが、わかりやすい名前を付けてあげてください。

同じく”sym1”では、ドレインのタイプを選べるように名前を付けます。

これでパラメーターの画面で先ほどの画像のように選択できるようになります

次に3Dの画面へ移動です。

あとは、径とタイプごとにGDLで形状を作成してあげて、IF文で条件を与えて整理してあげるだけです。

ところで形状の作成は、大丈夫ですよね。
怪しい方は、ぜひこの本で勉強してくださいね。


では、IF文の説明を・・・。

3Dパラメータの画面を開いて、必要な文を入れます。



簡単に説明すると、
①まず、”sym”で径を100Aとした場合にまずは、ドレインの共通の皿の部分を作成(CYLIND)
  して、

②次に”sym1”でフロアの時、ルーフの時、中継の時に残りの形状を作成しています。

今回は、選択肢が3つの径、3つのタイプなのでIF分をいっぱい使いましたが、
選択肢が2つの場合は、

IF ○○=× THEN ! ----○○=×の場合、という意味です。
   ---------------   ! ----プログラム
ELSE        ! ----○○=×以外という意味です。
   ---------------   ! ----プログラム
ENDIF       ! ----IF文終わり

となりますね。

少しずつ使いやすいものにしていければよいかと思います。

また、ご紹介させて頂きます。頑張って一緒にGDLを覚えていきましょう





0 件のコメント:

コメントを投稿