まずは、測量図や資料から地盤モデルを作ります。
(これは2012年6月5日の『ArchiCADで地形を作る!』を参考にして下さい)
モデルが出来たら、コピーして2つにしておいて下さい。
理由は後で分かります・・・
次は掘削体積部分をモルフツールで作ります・・・!?
平面を削るのは簡単、でも不定型なモデルを一定の角度で削るのは難しい??
せっかく3Dモデルなんだから、実際に3Dも削っちゃえば良いんです。
掘削予定の形をモルフで作ります。
まず、平面を作って・・・
今度は高さを持たせます、大きめで整数にするとわかりやすいですヨ。
法面角度を作りますが、今回は45度の設定です。
高さを1500に決めたから、頂点を平面に1500ずつ動かして・・・
こんな形ですね。
高さと位置を決めて重ねます。
これでは? わかりづらい・・・
でももう少しです。
減算出来たらモルフのレイヤーを非表示にしましょう、すると・・・
ほらできた!!
複雑な法肩の線も間違いなし!
掘削角度は45度で間違いなし!
簡単ですね。
でもここからがミソ・・・
掘削した土の体積積算しましょう。
ここで、コピーした地盤モデルを使います。
まずは新しい一覧表を作ります。
『一覧表』-『要素』を右クリックして『新規一覧表』を選択します。
『基準/新規設定』で『メッシュ』を選択します。
次に『フィールド/新規設定』で『一般』から【ID】を選択します。
選択したら、追加を押します。
『メッシュ』から【体積】を選択します。
ここでも追加します。
あとは、地盤モデル2つのIDを変更しましょう。
何もしていないメッシュは「地盤1」、掘削したメッシュは「地盤2」とします。
さあ、一覧表を見ましょう!
体積に差が出ています。
今回は1500.77-1493.41=7.36
掘削土量は 7.36m3です!!
この応用で、大きな掘削モデルも正確に積算できます。
間違いが少ないのが利点ですね。
M,D
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