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2013年7月8日月曜日

Archicad 条件検索をパワーアップ!!

Archicadでモデリングしている際に、いつも活躍するのが、「条件検索」です。

間違い探しから、一括修正など無きゃならない機能です。

その条件検索をさらにパワーアップできたら。。。。。かなりうれしいですよね。

今回は、その方法をご紹介いたします。



16からIFCプロパティというものが条件検索に増えました。

今回は、Archicadのデフォルトの建具のパラメーターを条件検索させてみます。



壁にドアを4種類入れました。



4種類のドアのパラメーターに下図のように『気密』と『遮音』の2か所へ性能を書き込みます。


がありません。。。。

編集から「検索と選択」を開いてみますが、現状では先ほど書き込んだ『気密』と『遮音』が無いなら追加させましょう。



「ファイル」→「ファイル特殊」→「IFC 2x3」→「IFCオプション」を選択。





IFCオプション という画面が開きます。





「ライブラリ部品項目の設定を使用」のチェックを入れて「新規」をクリック。





ライブラリ部品のパラメータ変換という画面が出てきます。
オブジェクトを選択の部分で、オブジェクトライブラリから【ACJX4Door.gsm】を選択。
そうすると下の窓にパラメーターがずらっと出てきます。

その中に気密と遮音がありますので、二つとも選択して、「パラメーターを追加」をクリック。

エクスポートするプロパティのところに『気密』と『遮音』が出てきましたね。

出てきましたら、保存です。




名前を付けて保存の画面が出てくるので、好きな名前を付けて保存しましょう。




そうすると、先ほどのIFCプロパティの画面に戻ります。
リンク先に先ほど保存したXMLのファイルが出ていますか?





出ていなければ、参照をクリックして選択してください。
できましたら、保存です。
これで、終了です。



さて、早速【検索と選択】やってみましょう。
【検索と選択】をだして、「追加」→「IFCプロパティ」をクリックです。




 そうすると、IFCプロパティを選択という画面が出てきます。
AC_Pset_ACJX4Doorという箇所があるので、クリックすると気密』と『遮音』がありますね。
2つを選択して、「条件として追加」




そうすると。。。。【検索と選択】の画面に気密』と『遮音』が増えているじゃあありませんか!!!

先ほど建具に記入した気密は、SAT  遮音は、A-1といれて「+」をクリックすると。





記入しなかった片引き戸以外は、選択できています。
簡単ですね。
これをプロパティセットというそうです。


ACJX4Door.gsm】というのは、ドアの共通のパラメーターを持っているので当てはまっているパラメーターならすべて検索できます。

また、【ACJX4Shuter.gsm】や【ACJX4Window.gsm】などシャッターや窓にも共通のものがありますので、
試してみてください。

いよいよ、「I」もいろんな込め方があって楽しくなってきましたね

今度は、プロパティセットをsolibriへ持って行っていろいろ試してみたいと思います。


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