Archicadでモデリングしている際に、いつも活躍するのが、「条件検索」です。
間違い探しから、一括修正など無きゃならない機能です。
その条件検索をさらにパワーアップできたら。。。。。かなりうれしいですよね。
今回は、その方法をご紹介いたします。
16からIFCプロパティというものが条件検索に増えました。
今回は、Archicadのデフォルトの建具のパラメーターを条件検索させてみます。
壁にドアを4種類入れました。
4種類のドアのパラメーターに下図のように『気密』と『遮音』の2か所へ性能を書き込みます。
がありません。。。。
編集から「検索と選択」を開いてみますが、現状では先ほど書き込んだ『気密』と『遮音』が無いなら追加させましょう。
「ファイル」→「ファイル特殊」→「IFC 2x3」→「IFCオプション」を選択。
IFCオプション という画面が開きます。
「ライブラリ部品項目の設定を使用」のチェックを入れて「新規」をクリック。
ライブラリ部品のパラメータ変換という画面が出てきます。
オブジェクトを選択の部分で、オブジェクトライブラリから【ACJX4Door.gsm】を選択。
そうすると下の窓にパラメーターがずらっと出てきます。
その中に気密と遮音がありますので、二つとも選択して、「パラメーターを追加」をクリック。
エクスポートするプロパティのところに『気密』と『遮音』が出てきましたね。
出てきましたら、保存です。
名前を付けて保存の画面が出てくるので、好きな名前を付けて保存しましょう。
そうすると、先ほどのIFCプロパティの画面に戻ります。
リンク先に先ほど保存したXMLのファイルが出ていますか?
出ていなければ、参照をクリックして選択してください。
できましたら、保存です。
これで、終了です。
さて、早速【検索と選択】やってみましょう。
【検索と選択】をだして、「追加」→「IFCプロパティ」をクリックです。
そうすると、IFCプロパティを選択という画面が出てきます。
AC_Pset_ACJX4Doorという箇所があるので、クリックすると『気密』と『遮音』がありますね。
2つを選択して、「条件として追加」
そうすると。。。。【検索と選択】の画面に『気密』と『遮音』が増えているじゃあありませんか!!!
先ほど建具に記入した気密は、SAT 遮音は、A-1といれて「+」をクリックすると。
記入しなかった片引き戸以外は、選択できています。
簡単ですね。
これをプロパティセットというそうです。
【ACJX4Door.gsm】というのは、ドアの共通のパラメーターを持っているので当てはまっているパラメーターならすべて検索できます。
また、【ACJX4Shuter.gsm】や【ACJX4Window.gsm】などシャッターや窓にも共通のものがありますので、
試してみてください。
いよいよ、「I」もいろんな込め方があって楽しくなってきましたね。
今度は、プロパティセットをsolibriへ持って行っていろいろ試してみたいと思います。
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