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2014年2月25日火曜日

止水セパレーターの検討


採用を予定している地下土圧壁に使用する止水セパレーターです。

当初は一般的な止水リングの付いたセパレーターを考えていましたが、

今回の現場は地下水位が高いため、より止水効果の期待できるセパレーターを検討しました。

この止水セパレーターは従来のPコーンのデメリットを解消したもので

このコーンの期待される効果としては

① 止水コーンのネジ中央部に水切壁を設けたことにより、ネジ部からの漏水を止水できる。

② コーン自体がコンクリートと化学反応して密着することにより、コーンの外周部からの  

  漏水を防ぐことができる。

③ 型枠解体後にキャップを取付けるだけなので、コーンの取り外しがなくモルタル埋めの

  手間が省ける。

④ コーンが打込み式なので、取り忘れの心配もなく、廃棄物を発生させない。

の4つの効果が期待できます。

打継ぎも大事ですが、セパレーターのように躯体を貫通している

水みちを遮断することも忘れずに !




















K.K



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