・下部に配管を通して配管のメンテナンスを目視できるようにする。
・建物の建築面積に含まれないよう開口率が大きく取る。
などから、エキスパンドメタルを使う場合が多いです。
・固定するためにアングル等のフレームが必要。
・エキスパンドメタル単体では強度がないため、450mm間隔程度で
根太が必要。
・耐候性を持たせるために溶融亜鉛メッキとすることが多く、メッキを
かける際に歪まないよう注意をしなければならない。
・メッキ後は溶接ができず、ボルトで固定する必要がある。
などなど、注意しなければならないことが沢山あります。
もう少し簡素化できないものか?
できます!
エキスパンドメタルに取って代わる材料が、有効成形鋼板です。
各メーカーからは、ファインフロアー、パワーフロアー、ワイドネオ
といった製品名で出ており、材質は、高耐食溶融メッキ鋼板を使っています。
(日鐵住金 ファインフロアーカタログより抜粋)
亜鉛を主成分に、アルミニウム、マグネシウムからなる合金メッキを施し、
優れた耐食性を持つメッキ鋼板です。
形状は、幅200~250mm、長さは5~6m程度まで可能です。
根太間隔が、荷重150kg/㎡で1800mm程度であり、
根太上に専用の金具で止めるだけで固定ができ、下地材が少なくて
済みます。
根太上に専用の金具で止めるだけで固定ができ、下地材が少なくて
済みます。
エキスパンドメタルではこの上にアングルなどで組んだフレームを載せることに
なりますので、下地材の少なさは一目瞭然。
意匠的にも悪くなく、コストの削減にもつながります。
TF
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