外壁がタイル貼りのマンションで、階段などが円形になっている部分、
よ~く見ると、筋が入っていたりいなかったりしますよね?
建築的には、この筋のことを「目地(めじ)」と言います。
目地あり
目地なし
この「目地」、あるのとないのとでは大きく違います。
外壁は常に、外気温や直射日光の影響を受けます。
曲面部は特に、日射の繰り返しによるタイルの伸縮により、タイルが剥離(はくり)しやすくなります。
そこで、曲面の始点、中間点に伸縮目地を設けると、目地が伸縮を吸収し、タイルが薄利しにくくなります。
(下の図面の▲部分)
(下の図面の▲部分)
マンションを選ぶ際は、外壁の目地の有無もポイントです!
M.I.
0 件のコメント:
コメントを投稿