躯体図を作成する前に配筋検討を行っていますか?
鉄筋が納まっていないと、躯体形状を変える必要がありますからね。
今回は4回に分けて基礎配筋の検討モデルを作成してみましょう!
VIPserviceでダウンロードできるアドオンツールの中のパイプツール
を使用して作成していきます。
こんな感じです。
納まり検討に影響しない基礎のはかま筋やSTPの腹筋・巾止め筋等は
省略しています。
見難くなったら本末転倒ですからね。
アドオンツールをインストールすると[デザイン]-[デザイン補助]の
中に[パイプ設定]ができます。
先ずは躯体を作成しましょう!
柱ツール・梁ツール・スラブツールでサクサクと。
ここでは材質を[ゾーン-0]にして後々描いた鉄筋が見えるように
設定します。
次に鉄筋の設定をパイプツールで行います。
[パイプ設定]を開き[円形断面]を選択、直径は鉄筋の最大外径で
入力しましょう!
D13の場合は14mmですね。「建築工事監理指針」に載っています。
曲げの半径は「公共建築工事標準仕様書」に載っていますね。
ただ、パイプ設定はパイプの中心の半径で標準仕様書は内法の
直径ですので気を付けましょう。
D13の場合は内法が3dなので、13×3÷2=19.5mmが内法の半径です。
最大外径の半径で7mmを足して26.5mmで入力しましょう。
[材質設定]は部材によって分けた方が見やすいですね!
次に[詳細設定]を選択します。
[詳細設定]のダイアログではレイヤーを指定します。
レイヤーも部材によって分けておいた方が後々レイヤーのON/OFFで
楽ですよ。
[パイプ設定]のダイアログに戻って設定を保存します。
[現在の設定をリストに保存]すると作図の時にサクサクと行けます!
では、次回は部材を作成して行きましょう!!
sakamoto
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