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2013年6月20日木曜日

線路付近の地中配管の注意事項

あたりまえですけど、電車って電気で走りますよね?

電気にはプラスとマイナスの2本の電線が必要です。
電車で言うと、プラス側が屋根の上にあるパンタグラフ、マイナス側が車輪となっていて、
レールへと電流を送り返しています。
そんなこんなで、レールを流れる電流の一部が、ある箇所で地中に流出することがあります。

レールに近接して配管が埋設されている場合、漏れ電流の一部が埋設配管に流入することがあり、流入した漏れ電流が再び地中に流出するカ所、短期間に激しい腐食がおこることがあります。

この漏れ電流のことを「迷走電流」、腐食現象のことを「電食」と呼びます。

この電食を防ぐため、地中に埋設する配管や金属類は、保護管を巻いたり、FRP製の代替製品を使用しなければいけません。

線路付近で地中埋設をするときは、迷走電流対策が必要です。

地中に埋め込んだFRP製のグリストラップ


フレキシブル管で保護をしている埋設冷媒管
(地中はフレキシブル管で覆っています)

MI

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