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2018年5月8日火曜日

海岸沿い建物の塩害影響の傾向


海岸沿いの建物は塩害の影響を受ける。

ということは皆さん何となく理解していると思いますが
実際にどこがどう影響を受けるのかちゃんと説明するのは
意外に難しいのではないでしょうか。

ネットで調べてみると、

「海岸から建物の距離が近いほど影響が大きい」とか
「風の向き・強さなど周囲の立地条件にも影響する」など
いろいろ書いてあります。

イメージとしてはこんな感じでしょうか。









 



建物の海側の面と強風の影響を受ける面では塩害の影響が
大きいが、それ以外の面ではそれほど影響を受けない。

本当にそうなのか?
これを確認する方法が1つあります。

 誰でも出来てしまう「秘技!現地現物確認!!」です(笑)

で、早速行ってきました。

これは南側の海岸から約300mほどにある公共施設(道の駅)
のトイレの入り口(南側と北側に同じ形の建具がある )の
様子です。















南側から入るステンレス製建具の上部。
目視で確認できる錆が発生していました。














北側から入るステンレス製建具の上部。
目視では錆の発生は確認できませんでした。

ふむふむ、百聞は一見に如かず ですね!

 さて今回で押さえておきたいポイントは、
「海岸沿い建物の塩害対策は、特に影響を考慮すべき側面
(方向性)が存在する」でした。

by MK

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