屋根のメンテナンスに欠かせないものとして屋上点検口やタラップがありますが、
どちらを採用するかは メンテナンスの種類や頻度など、いろいろ考えどころでもあります。
今回の工場にも屋根折板の部分に屋上点検口が設けてありましたが、
この屋根の下には出来上がった 製品や原料の一部を保管しておく場所があるので、
屋根折板に開口を設けることによって生じる漏水の リスク避けるために、
あえて屋根の屋上点検口から外壁のタラップに変更しました。
そうはいっても、30mの上空でタラップを昇ることは、たとえ背かごが付いていても
かなり怖い感じがします。
そこで、より安全な設備にするために、タラップの中央に墜落防止装置(エスコートレール)を
取り付けました。
普段はもの静かな所長ですが、
『竣工後、何かあったら見に行くのは俺なんだからな。』 と言った顔がとても印象的でした。
K.K
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