根切りモデルのちょっとした小技を紹介します。
「ArchiCAD 基礎躯体モデルを利用して掘削法面モデルを作成(2015年10月28日掲載)]
の方法で作成したモデルをより利用しやすくするために、地盤モデルをモルフにしました。
利点は、
①根切り形状に切り取るモルフのモデルを気にしなくて良い。
特にステップ図作成ではレイヤーのON・OFFを気にしなくて良い。
②根切り底、法面など、個別に材質を変更できる。
というところです。
捨コンや砕石を表現するのであれば、砕石60㎜+捨てCON50㎜分のスラブを置けば良いですが、
地盤改良杭の施工完了を表現するには、根切り底のレベルが変わらないように表面の色だけを
変えたいものです。
そこで、Ctrl+Shiftを押して地盤モルフの根切り底の面だけを選択、右クリックで[モルフの設定]を開き、
[モデルの材質上書き]から材質を変更します。
ひとつ注意点ですが、躯体がまとまる前に根切り地盤をモルフ化をすると、躯体変更に伴った
根切り形状の変更は少し手間になります。気をつけましょう。
T.F
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