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2015年12月17日木曜日

SSC-梁貫通孔設置範囲 離れていても大丈夫?

SSC-梁貫通孔設置範囲 for ArchiCAD18で梁貫通孔設置範囲を
作成する際に、モデルを忠実に作成すると、ピン接合の梁は隙間を
開ける場合が多いですよね。
ピン接合部分は通常10㎜クリアランスがあり、モデルから2D図に変換
することを考えていると、モデルの時点でも10㎜開けて作図し、2D図でも
ピン接合か剛接合(クリアランス無し)かを識別できるようにしたいところです。

だけど、10㎜隙間が空いている場合にSSC-梁貫通孔設置範囲でちゃんと
大梁・小梁の関係を認識してくれるのだろうかと不安になってしまいます・・・。

が、この不安は不要でした。

最新版 Ver2.0.0.04ではこの離隔を設定できるようになっています。
設定のポップアップウィンドウの[その他の設定]の接続許容誤差の部分から
梁面から100~500㎜の範囲で100㎜毎に設定できるようになっています。

試しに100㎜で設定して梁貫通孔設置範囲を作成してみました。

先ずは10㎜離したた梁は・・・
ちゃんと作成されました。
次に50㎜離した梁は・・・

こちらもちゃんと作成されています。
次は200㎜離した梁は・・・

200㎜離した梁には梁貫通孔設置範囲が作成されていません。

ここで設定をした距離で柱にも適用されます。柱の場合は、下記の図のように
なります。
(株)ソフトウェアセンターさん資料より抜粋

間柱はというと・・・
現状は柱同様に扱われてしまい、まだ、間柱単体の設定は出来ないのですが、
是非できるようにソフトウェアセンターさん、宜しくお願い致します。
                                            T.F

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