層間変位って聞いたことありますよね。
一般的には設計図の特記に『この建物は間 1/○○ とする』等の記載があってそれを使う事がほとんどですね。
これは、全体が建築基準法に適合しているので、計算結果の代表値を記載している事がほとんどです。
でも、本来の層間変位は建物で決まっているのではなく、各階ごとに決まっているんです。
層間変位の確認が最も関わるのが、EXP.Jの検討です。
では、実際の計算書からどんな考え方なのか見てみましょう。
構造計算書には『層間変位角』が記載されているのでその数値を調べます。
層間変位は層ごとに数値が違うので注意してください。
左図で言う1階は下図の①-②間を示します。
2階は②-③間を示すので
③の部分の動きは計算書の1階と2階の変位数値を足したものになります。
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