ArchiCAD GDL 要素の様々な情報をラベルで表示する方法! 第2回目
第2回目の今日は、
「壁厚さ」「壁高さ」「壁下端」の表示
についてです。!!
第2回目:「壁厚さ」「壁高さ」「壁下端」の表示
「壁厚さ」「壁高さ」「壁下端」の変数について、「GDLリファレンスガイド」を見てみましょう!!
(「GDLリファレンスガイド」は、ArchiCAD16のヘルプにありますよ!!)
「壁厚さ」「壁高さ」については、P254(ArchiCAD16用)にありますね!
「壁下端」については、「GDLリファレンスガイド」のP249に「要素の基準高さ」とありますが、これがそのことになります。
では、試しにスクリプトに入力し、表示を確かめてみましょう!!
上書き保存し、平面ビューのラベルを見てみましょう。
壁の設定画面を確認してみると、確かに合っているのが分かると思います。
しかし、「ミリ」単位が「メートル」単位で表示されていますね!
ですので、スクリプトを1000倍してみます。
上書き保存して、再度平面ビューのラベルを見てみます。
今度はきちんと表示されていますね!!
次に、この数字の前に、昨日の第1回目で紹介したように、文字を追加してみます。
普通は、「text2 0, -1, WALL_THICKNESS*1000」でしたら、
「WALL_THICKNESS*1000」を「"壁厚さ"+WALL_THICKNESS*1000」
のように「"(文字)"」に「+」を付けていくだけで良いのですが、「文字同士」か「数値同士」でないとこれが成立しないのです!!!
ですので、数値を文字列に変換する関数を使って、この問題をクリアしていきます。
「str(文字列,aa,bb)」------aa:最低確保する文字数枠数、bb:小数点以下bbまで表示
を使います。
ま、あまり深く考えずに、以下のように入力してみましょう!
上書き保存し、平面ビューのラベルを見てみます。
はいっ!きちんと出来ていますね!?
同じように「壁高さ」「壁下端」も入力してみましょう!!
上書き保存し、平面ビューのラベルを見ます。
はいはい、来てます!出来てますよ!!
今日はここまで!!
第3回目の明日は、この文字の大きさなどの調整の仕方をやりますよ!
ではまた次回!!
FH
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