モルフツールでRC躯体のフカシを作成してみます。
ここではG2梁で部分横フカシを作成します。
事前にモルフでフカシを入力するレイヤを作成しておきましょう。
3Dにしてフカシを作成する箇所にビューを合わせます。
スナップを利きやすくさせるため、「平面を取得」でフカシを入力する面に「編集平面」を表示させます。
モルフツールを選択し、ボックス形状を選びます。作成レイヤの確認も忘れないで。
最初の点をクリックして、
梁を下から見るように視点位置を移動すると、梁下端でスナップが利きますね、
長さはキーボード入力し、
Enterキーを押し、厚さ方向にキーボード入力します。
入力できました。
一覧表で体積を確認してみます。
G1とG2は同じ大きさで描いていましたが、このままではフカシをモルフで描いても体積は変わりません。
そこで、G2梁とモルフのフカシをソリッド編集でくっつけてみます。
G2梁を右クリックし、「接続」「ソリッド編集」を選びます。
次にモルフで描いたフカシを選択し「オペレータ要素を取得」をクリック、「加算」を選択し「ターゲットの属性を取得」にチェックをいれ、「実行」します。
すると、梁が大きくなったようになりました。でも重なっているように見えますので、後でレイヤを「ワイヤーフレーム」とします。
もう一度、一覧表を確認してみましょう。
なんということでしょう! G2梁の体積が増えています。
2m×1m×0.05mなので0.1増えて合っています。
レイヤを「ワイヤーフレーム」にすると、
このように見えますね。
ちなみに平面では、このようになります。
レイヤを消してしまうと、平面でもフカシ部分が見えなくなってしまいますので、やはり「ワイヤーフレーム」にしておくのがいいのかと思います。
体積を出すときには使えそうですね!
FH
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