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2013年5月24日金曜日

ArchiCAD モルフで躯体のフカシを入力


 
モルフツールでRC躯体のフカシを作成してみます。

ここではG2梁で部分横フカシを作成します。

 

事前にモルフでフカシを入力するレイヤを作成しておきましょう。




Dにしてフカシを作成する箇所にビューを合わせます。

 

スナップを利きやすくさせるため、「平面を取得」でフカシを入力する面に「編集平面」を表示させます。




モルフツールを選択し、ボックス形状を選びます。作成レイヤの確認も忘れないで。




最初の点をクリックして、




梁を下から見るように視点位置を移動すると、梁下端でスナップが利きますね、




長さはキーボード入力し、




Enterキーを押し、厚さ方向にキーボード入力します。




入力できました。




一覧表で体積を確認してみます。




G1G2は同じ大きさで描いていましたが、このままではフカシをモルフで描いても体積は変わりません。

そこで、G2梁とモルフのフカシをソリッド編集でくっつけてみます。

G2梁を右クリックし、「接続」「ソリッド編集」を選びます。




次にモルフで描いたフカシを選択し「オペレータ要素を取得」をクリック、「加算」を選択し「ターゲットの属性を取得」にチェックをいれ、「実行」します。



すると、梁が大きくなったようになりました。でも重なっているように見えますので、後でレイヤを「ワイヤーフレーム」とします。



もう一度、一覧表を確認してみましょう。



なんということでしょう! G2梁の体積が増えています。

0.05mなので0.1増えて合っています。



レイヤを「ワイヤーフレーム」にすると、




このように見えますね。




ちなみに平面では、このようになります。





レイヤを消してしまうと、平面でもフカシ部分が見えなくなってしまいますので、やはり「ワイヤーフレーム」にしておくのがいいのかと思います。

体積を出すときには使えそうですね!

FH

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