屋内防水の納まりで、建具と取合う防水納まりはいつも悩むところです。
特に引き戸枠との防水納まりが難しいと思います。
でも、防水するラインを色分けしてみると、どこに水返しを取付けしなければいけないか、躯体の位置は・・・が、良くわかります。
下図のように、扉の位置(くつずりの位置)によって防水ラインが防水側や室側へ動くこともわかります。
防水ラインが動くということは、躯体の段差位置、場所によっては鉄骨梁位置まで影響する場合があるので要注意です。
屋内防水の建具納まりでは防水ラインをしっかり決めておくことが重要と思います。
防水ラインを決めて、建具枠の防水用の曲げ返し、躯体段差位置、鉄骨位置が決まってきます。
開き戸でも引き戸でも、前述の扉位置(くつずり位置)によって防水ラインが動くことを覚えておくと良いと思います。
防水ラインがどっちに動くか、がわかってるだけでも、躯体や鉄骨梁決めには有効と思います。
T.N
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