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2021年4月13日火曜日

ArchiCAD ビルディングマテリアルと要素の優先度

 ArchiCADでモデルを作成業務をしている際に、

ビルディングマテリアルと要素の優先度(勝ち負け)について

自分の中で不明確な部分があった為、下記の4つのパターンで検証してみました。


柱・梁・スラブ・壁の要素を重ねて配置した時の優先度(勝ち負け)

【異なる要素】と【同じビルマテ】

【異なる要素】と【異なるビルマテ】

【同じ要素】と【異なるビルマテ】

【同じ要素】と【同じビルマテ】



異なる要素】と【同じビルマテ

異なる要素で同じビルマテを重ねて配置した時は、

『柱 > 梁 > スラブ > 壁』の順番で優先度が高くなります。


異なる要素】と【異なるビルマテ

異なる要素で異なるビルマテを重ねて配置した時は、

どの要素もビルマテの優先度によって決まります


【同じ要素】と【異なるビルマテ】

同じ要素で異なるビルマテを重ねて配置した時は、

梁と梁同士、壁と壁同士ではビルマテの高い方が優先され、

柱と柱同士、スラブとスラブ同士では要素の勝ち負けはありませんでした。(減算されない)


【同じ要素】と【同じビルマテ】

同じ要素で同じビルマテを重ねて配置した時は、

梁と梁同士、壁と壁同士では新しく配置した方が優先され、

柱と柱同士、スラブとスラブ同士では要素の勝ち負けはありませんでした。(減算されない)


①と②のパターンは個人的に知っていましたが、
③と④のパターンに関しては知らなかったため、
今後のモデル作成時にこれらの優先度に注意していけたらと思います。


J.N

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