複合構造で作成した壁など構成要素の一覧表から層ごとの面積を拾うことができます。
ボードとLGSの面積を拾う場合、壁種ごとに複合構造を作成する前に、ビルマテの名前の付け方でちょっと工夫をしました。
今回はボードの上貼り、下貼り、またLGSはピッチごとに@303、@455と分けて拾いたいので、それぞれ「石膏ボード」と「LGSー壁」から複製した別名のビルマテを以下のように作成しました。
このビルマテを使って壁種ごとに複合構造を作成していきます。
壁を配置し終えたら、一覧表の構成要素から新規に一覧表を作成します。
ここで拾う基準を指定し、フィールドにパラメータを追加していきます。
ビルディングマテリアルの「名前」を一番上に追加すると、ボード(上貼り/下貼り)やLGS(@303/@455)ごとに一覧でまとめることができます。
構成要素の「層/構成要素面積」が面積、「複合構造仕上げ塗りつぶし厚さ」がボードやLGSの厚みになります。
面積の合計を出したいので、「層/構成要素面積」の合計マークをオン、
またビルマテごとに小計も出したいので、「名前」の旗マークをオンにします。
するとこのような一覧表ができあがります!
複合構造の層ごとの面積や体積を出したい場合は、構成要素の一覧表を活用してみて下さいね!
他にもこんなときに使えます↓
ArchiCAD 凹凸の付いた断面形状の面積
http://sherpa-net.blogspot.com/2016/11/archicad_21.html
TM
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