この二つの試験の目的ですが、以下の通りです。
・調合管理強度の圧縮試験:コンクリートの「製品自体」が計画上の強度を発現しているか確認する為の試験
・構造体コンクリートの圧縮試験:実際の「現場」で使用しているコンクリートが計画上の強度を発現しているか確認するための試験
この二つの試験の差は前述しましたが、テストピースの養生方法にあります。調合管理強度用は20℃±2℃の水中養生と温度管理が一定なのに対し、構造体コンクリート用に関しては、現場水中若しくは現場封かん養生という現場の気温にそった養生方法となっています。
同じ事を行う試験であっても試験の「目的」が異なるという試験は珍しいですね。
TS
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