11月11日から5連載した、「ArchiCAD GDL テキストファイルを読込むラベルの作成!
(1日目)~(5日目)」と同じ要領で、今度は構造などのリストを作成し、その情報を読込んで
形状や情報を埋め込むオブジェクトを作成してみました!
「配置フロア」とIDに入力した「符号」で寸法を判断し!形状を決定!するのです!!
PCの部材で作成しましたが、構造寸法をリストから読み込むRCや鉄骨オブジェクトも
作成してみると良いと思います。
それでは簡単に紹介しますね!
1.エクセルで「フロア」「符号」「WHサイズ」や他の情報を
例えば以下のように入力します。
2.エクセルから「名前を付けて保存」でテキスト形式で保存
します。
3.このテキストファイルをArchiCADの「ライブラリーマネージャ」
から「追加」します。
4.今回GDLで作成した、PC柱やPC梁オブジェクトのIDに符号
を付けて配置します。
すると、
ArchiCADの配置フロアの情報とオブジェクトのIDに付けた符号からリストと照合し、
サイズなどの情報を埋め込み、オブジェクトの構造形状を決定します。
上の画像は6階に配置したものです。
これをこのまま45階にコピーペーストしてみると、、、
なんと、サイズが自動的に変わりましたよ!
これは、ビックリ!ですよね。
これで符号とサイズの不整合はなくなります!
ただしリストとリンクした状態だと動きがとても悪いので、リンク解除ボタンも付けました。
それでもリンクボタンを押すとリストから情報を読み込むのですごいですよね!?
ちなみにこれがPC梁オブジェクトです。
複雑な形状寸法はオブジェクト個々に入力する必要はありますが、構造サイズなどは
リストから読み込んでいます。
ラベルもPCオブジェクト用に作成しましたよ!
いろいろな可能性を秘めているArchiCADですが、このような仕組みは是非とも
製品本体に組み込んで欲しいと思います!!!
FH
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