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2013年12月17日火曜日

WCライニング仕上げを「意匠美」から「機能美」へ変更



この物件はある会社の新築事務所棟です。
なのでその中のWCは基本的に社員専用です。

原設計では小便器のライニング仕上げは、
面台:メラミンポストフォーム
腰壁:プラスターボード下地の上、メラミン化粧合板貼り
でした。

この仕上げに対し、VEとして
腰壁仕上げを、ポリ合板貼りへ変更提案をしました。

理由は
・床が長尺シート張りで水洗いではなく乾式清掃で水掛かりとならない。
・社員専用便所なので意匠的にこだわらない。
・腰壁の一部を取り外し可能な対応とし、メンテナンス性を向上させる。

以上が認められて提案が受け入れられました。

















これが仕上がった写真です。

ポリ合板は木軸下地と共に、造作工事で施工しました。

















便器の間のパネルは取り外し可能としてビス頭に化粧キャップが
つけてあります。
なのでパネルを外せば配管設備が容易に点検可能です。

意匠美優先から機能美優先とすることで
お施主さんからも大変喜ばれた 一例でした。

by MK

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